OK牧場
以前「トリビアの泉」で、ガッツ石松さんが言う「OK牧場」というのは心理学用語だというのがやっておりました。学生時代に心理学をやってたので、そのときに興味をもって改めて意味を調べたのですが、それ以後、まさしくそのとおりだなぁと思うことが多いです。
例えば、友達と待ち合わせて、友達が待ち合わせ時間になってもやってこない時。自分の反応として4つのパターンがあるわけです。あなたはどれに当てはまりますか?
自分をAとし、友達をBとします。
①AはOK、BはOKでない。
「あいつまた遅れやがって。ふざけんなよ、毎度毎度、俺ばかり待たせやがって、来たら文句を言ってやる!!」
②AはOKでない、BはOKである。
「しまった・・・待ち合わせた場所が分かりにくかったかな・・・それとも時間がまずかったかな・・・いや、すっぽかされたとしても・・・最初から、俺なんかと飯食うのがあいつ、気が進まなかったのかな」
③AもBもOKでない
「そもそもいつも俺は、誰と待ち合わせをしても、こうやって待ち合わせがうまくいった試しがない。あいつともいつだってうまくいかない。あの時もこの時も結局はケンカになった。もう二度とあいつと会う約束なんかよそう」
④AもBもOKである
「ああ、出がけにもしかして何か急用が入ったのかな? まあ、いいや、携帯もあるし、何かあれば電話をかけてくるだろう。本でも読んでもう少し待ってみよう。」
4つめが一番、理想的な在り方なのですが・・・つい、自分を振り返っても、何かあったときに相手を責めたり、余計な自責の念をもったりしてしまいがちです。
何かうまくいかないことがあっても、本当はAもBも悪くない。自分も相手もOK。これ一つを心がけることで、人間関係ってはるかにスムーズになるし、自分の心も軽くなります。
ぜひ、何かにむかついた時とか、嫌なことがあった時にご活用下さいませ♪
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