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2004.11.08

poem その⑩

「たとえ話」

ほんとにぼくは
きみを愛してるんだろうか?

時折考える
ぼくは鏡に映った自分を愛しているだけなんじゃないかと

きみに何かをしてあげると
きみが喜ぶ
きみが喜ぶとぼくもうれしくなる

きみが喜ぶとぼくも幸せ
きみが悲しいとぼくも悲しい
きみは鏡に映ったぼく
ぼくはぼくの姿を見て喜んだり悲しんだりする

ある日きみがぼくを映さなくなった
ぼくがプレゼントをしても喜ばなくなった
いっしょに食事に行ってもおいしいと言わなくなった
ぼくはがっかりして
ぼくの姿を映さなくなったきみを見るのが怖くなった

きみは言った
「私はあなたが喜ぶと思ってあなたの望むようにしてきた」と
「高いプレゼントも高級レストランの食事もいらない」と
「私が本当に欲しいものは」

きみが欲しいものは何?
今度はぼくに本当のきみを教えて欲しい
もう一度やり直そう
鏡でない真実のきみを
今度こそ本当に愛したい

これは一つのたとえ話
これは私と貴方
願うのは一つ
・・・本当の貴方を教えて・・・

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