人生計画
先日、「自分の人生計画では・・・」なんて話を、ある方としておりました。
私は高校生の時に、自分の未来を予想した文章を書いたことがあるのですが、私なんかが学生の当時は「世紀末」ばやりで。1999年7の月。ノストラダムスの大予言は多かれ少なかれ、世紀末に生まれた我々の人生観に影響を及ぼしていたのではないかと思われます。2000年問題なんていうのもありましたしね。
子ども時代の私にとっては1999年は、すっかりもう大人になっていて、子どもの二人でもいるころかと思っておりました。自分が母親だとしたら、家族を守るために一番先に死ぬんだろうな、などと思っていましたよ。けっこう悲壮な決意ですわね。
当時、高校生だった私は、自分が将来、何になりたいか、何になれるかがまったく分かっていませんでした。混沌とした未来。将来について考えるのがそら恐ろしい気さえしていました。
そんな「自分は一体何者なんだろう?」という漠然とした不安が消えたのは、今をさかのぼること8年前。この年に実家を出て一人暮らしを始めました。やってみたら面白かったですねえ、一人暮らし。やっと、自分が、自分の人生を自分で決めるんだという自覚ができて、それ以来、訳の分からない将来の不安はなくなりました。いや、不安は今でもありますけど、訳が分からなくはない。矢でも鉄砲でも持ってこいって感じ(笑)。矢でも鉄砲でも、結婚でも・・・なんて思いまして、その当時が、結婚願望なども一番強かったっけ。残念ながら、いい縁には巡り会えませんでしたけれども。今、思えば、そのときに結婚してれば、1999年に子ども二人ってのもあり得なくはないのか。あそこで道を踏み外しましたな^^;
まあでも1999年に恐怖の大王は降らなかったし、とりあえず、かつての人生計画よりも、幸せに過ごしていることには間違いありません。
気になるのは、この先。とりあえず10年先、どんなふうに暮らしているだろう?
人生というのは、ジワジワ変化があるのではなくて、変わる時には一気に何もかもが変わるらしいです。ここ1年だって、もう恋なんかしないと思ってたのに、好きな人できちゃったしなぁ・・・
2004年も後、少しですね。みなさんも、たまには、人生を振り返ってみるといいかもしれませんよ。
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