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2004.11.21

戦い済んで日が暮れて

 第108回日商簿記検定試験、終了~。
 あー、1回目と2回目は、終わった後、気持ちよい解放感がありまして、
「こういうの学生時代以来だわ。たまにはよいかも♪」
 なんて、不合格の憂き目を見るともつゆしらず、うきうき気分になっていたものでしたが、今回は、終わって試験会場を出た時に、なんていうのかな・・・脱力感?(苦笑)
「これでもう毎朝毎晩、模擬試験をやる必要はないんだ・・・私、これからどうやって生きていこう?」
 おいおいおいおい~!!
 しかし、こんなにせねば受からないのかと、つくづく情けなくなりますわよ。だって簿記3級に初めて挑戦したときは、後輩に「直前一週間勉強すれば受かる」って言われたんです。その上、当時は、一週間に一度、仕事の後、簿記の講習まで受けていたし。私、もっと簿記の3級って簡単だと思っていました。それこそ、仕事の片手間にちょこちょこっと勉強すれば受かるのかと・・・
 まあ、さすがにそりゃ甘かったかと、一度目の不合格の時は思いました。なので、二度目の時は、過去問を繰り返しやりまして、一応、自分では、それなりに仕上げて、臨んだのに・・・まあ、過去最悪の不合格率を記録したのが第107回の試験だったので運も悪かったんですけどね・・・。
 今回は、問題を見て、最初、血の気が引きました。「合計残高試算表」じゃん!! その上、店ごとの売掛金&買掛金も出せってか!! なんで二回続けて、この問題が出るんだよ、おい!!!・・・見た途端、投げたくなりましたが、いやいや、ここで投げちゃいかん。
 いや、さすがに出題者も反省したのか、今回の「合計残高試算表」はシンプルなつくりでしたね。量も前回より」少なかった気がする。これを仕訳しないで、最初の作戦どおり、Tバーを作るところから始めたので、時間を短縮することができました。
 嫌な感じだったのは二問目の、支払家賃を損益に振り替えるやつ。ちょっとこれ、やってるうちに頭がパニック、メダパニになって、やっぱり戦いを途中放棄したくなりましたが、そういう問題は、とりあえず途中でほっといて、先に進むしかない。
 1問目と、5問目は予定どおり。いきなり1問目の備品の仕訳が「直接法」だったのには驚きましたが。随所で、そういう、人を混乱に陥れる罠が貼られているわけです。5問目も同じ備品の売却の仕訳でだまされるところでした。パソコンは二台売ったのね。だから11万円で売却できても売却損なのね。ふふふ、手の内は読めてるんだよ、きみ。(何の勝負だ)。
 全部解き終わって、20分ほど時間があまり、この時点では、まだ第3問目の右と左が合ってませんでした。仕訳段階から、時間の許す限りチェック。数字の転記ミスを見つけて、再計算・・・よっしゃ、これで3問目も貸借が一致!!
 最後の10分で、よく分からなかった2問目をもう一度読み直し。
「ええと、期首の繰越は未払家賃で、期末の繰越は前払家賃・・・仕訳はこうなんだから・・・」
 いや、これ、時間をかければ解けるはずの問題です。しかし、時間をかけてる余裕はない。最後に一箇所、間違いを見つけ、時間ぎりぎりに訂正。そして、終了~。(あれ、合ってるよな・・・(笑))
 まあ、こんな具合で・・・いや、合格できてるはずですよ。というか、この文章自体、それを前提に書いておりますが。合格発表は12月7日。楽しみです。まじ。
 思えば、最初の試験が今年の二月。簿記三級合格は、図らずも、2004年の悲願となってしまいました。合格したら、誰か合格祝いして・・・(笑)

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