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2005.01.05

「必要とされる」ということ。

 私は小説を書くのが趣味で、ハッピーネットワークという、投稿料を払うと自分の作品(詩や小説、イラストなどなんでも)を載せてくれる冊子に、自作のお話を連載してたりするんですが、正月、時間があるときに、新作を書き下ろしていて、昨日あたりはタイトルのようなテーマについて考えておりました。
(なんか大層な小説のようですけど、あまりたいしたもんではありません^^;。)
 一人の少年がいて、彼は、小さい頃、親と別れて育ちました。正確に言うと親に金で売られたんですけど。少年は成長してから、自分の母親に会いにいくんですが、母親は彼を覚えていませんでした。なんせ別れたのが4才の頃。売った当時も、他に子どももいたし、彼はある事情で(その事情のせいで高く買ってもらえましたが)、親にとっては育てにくいやっかいな子どもだったので、あまり愛されていなかったのです。
 少年は、その事実を知り、とてもショックを受けます。
(自分は誰にも必要とされていないんだ・・・)
 その少年はさらに数年後、思春期を迎え、恋人を作ったりするようになりますが、そのときも、彼は、恋人に「自分を必要として欲しい」ということを一番に求めるようになりました。見ていて痛ましいくらいに。

 さて。上記の小説のテーマは、「誰かに必要とされないと人は生きていけないか」ということ。たとえば親になれば子どもに必要とされ、結婚すれば夫は妻を必要とし、妻は夫を必要とする。もちろん、そこに愛情もあると信じたいですが、仮に愛情がなくても、互いに相手を必要とし、かけがえのないものと感じていれば、それがすなわち「愛情」ということなのかもしれないよなぁ・・・
 では逆に考えると。
 「必要がない」ところに愛はないのかもしれない!?

 私は普段、一人で暮らしていて、とりたてて誰かが必要だと感じたり、そばにいて欲しいと思う人が今のところいません。好きな人はいますが、「必要だ」とか「そばにいて欲しい」とか言うと迷惑がられるので、そう思うことは2004年でやめてしまいました^^;
 そんな生活をしているので、誰にも必要とされなくても人は生きていけるんだろうなぁとは漠然と思います。が。おそらくそこに「愛」はないなぁ。

 いや、そもそも「必要とされる」ことや「必要とする」ことと「愛」がイコールかどうかが微妙なんですけどね。
 さて、貴方はどう思われますか?  

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Comments

生きていること=使命デス。
人は何かその人にしかできない使命を持って生まれてきているはずで、だから必然的に、生まれながらに何かに必要とされている、ということになるのでわ。
そして、人間1人が一生でできることにわ限りがあるので(人ひとりがもつ可能性は無限だろうけど、物理的にできずじまいなことも少なくなぃ;)、それを補う為に、お互いに他人を必要とすることも自然に生じてくるんだと思う。大事なのわ、この場合、個人対個人の小さな視点にとらわれているか、それとも人間社会(もっと広げれば地球上<更に宇宙全体)の中に生まれた使命ある一個の生命としてそれに臨むか、のスケ-ルの違いによってその人の生き方=幸・不幸って決まると思ぅけど・・
使命を知ること(具体的にわからなくてもそれをもっていると確信できること)=自分が存在する世界に対する愛ですょ♪
新作おもしろそぅな話ですね♪楽しみですぅ☆

Posted by: ツーチェン | 2005.01.06 at 00:33

こんにちは。本年も宜しく。
必要とするか。必要とされるか。ある時点で必ず持ちつ持たれつになりますね。そこからがどんな関係でもはじまりじゃないかと思います。一方的な関係は、結局は強くもなく続かないと。あまり文学的な考察でなくて済みません。小説を書かれる人は、どのように考えられるのでしょうか?

Posted by: pfaelzerwein | 2005.01.06 at 09:18

 ツーチェン様、コメントありがとうございます♪
 なるほど。とすれば、私も何か使命があって、世界に必要とされてるのかしらん。そして、その使命を果たすために、個人と個人との関係性が生じる、と。
 ふむ・・・私自身は、けっこうこの世界が好きですし、何かしら役割があるんだろうな、というのは日々思うところであったりします。
 ただ、それも確かに「愛」なんですが、人と人との関係っていうのはそういう大きい「愛」ではなくて、もっとこう、濃いもののような気がしてなりません。
 極端な話、誰か一人に必要とされれば、世界に必要とされなくてもいい、くらいの思いが、人と人の間には生じることがあります。
 男女間の恋に限らず、母が子どもを思う気持ちなんかもそうですわね。
 で、もって、人が生きていく時には、そういう愛が必要なのかもな、と思います。
 思いますが・・・
 もしかすると、神様に身を捧げた人は、世界への愛だけで生きていけるのかもなぁ。
 ツーチェン様の周りにはそういう人がもしかするといらっしゃるかしら。
 

Posted by: BUBI | 2005.01.06 at 14:05

pfaelzerwein様、コメントありがとうございます。これとは別の記事ですが、私は年末もグヤーシュにひたっておりました。またそちらのブログにもお伺いしますね。

>一方的な関係は、結局は強くもなく続かない

 私もそう思います。
 「必要とされる」ことが嬉しくて尽くすタイプの人がいるとしても、それでうまくいっている人がいるとしたら、その人はその相手から、自分が尽くす以上の何かを得ているのだろうなぁと思います。
 他人にはそれが何かは分からないし、もしかすると、その相手本人でさえ、相手から尽くされる理由が分かっていないかもしれないけど。
 いずれにせよ、持ちつ持たれつであって、一方的に「してあげてる」なんて思ってると続かないですね~。
 私は小説を書く人ではありますが、考えることは、このようにけっこう平凡かも(^^;)
 また気が向いた時にはいつでもお寄りくださいませ。
 

Posted by: BUBI | 2005.01.06 at 14:28

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