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March 2005

2005.03.31

最後の日

 前に書いたとおり、4月1日付けで人事異動があるため、今日で、今日までやっていた仕事とはさようならになります。私の職場は異動が多いので、今まで何回も異動を経験しており、辞令があれば動く、それだけなのですが、やっぱり今までその部署で自分がやってきた仕事が、明日からは自分が心配したり、悩んだり、責任を感じたりすることがなくなるのだと思うと、今まで昇ってきたはしごをいきなりはずされたような不思議な感じがします。
 ずっと同じ仕事じゃなくていろいろな仕事ができることは、そのたびに新しい出逢いがあって楽しいし、刺激にもなります。人間関係にドライになれるのもいいかな。深く長いお付き合いというのはしづらいですが、そのせいで、気楽では済みますね。
 狭く深く長く。広く浅く短く。
 読んでる皆様はどちらがお好みかしら。
 仕事じゃなくてプライベートでは、深くてながーいお付き合いが私は好みです^^

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2005.03.30

楽しかった対局

 昨日は、久々に囲碁を打って「あー今日は楽しかった」と思いました。そしたら、対局相手である「囲碁雑考RETURNS」のまえださんが・・・
「え? 今日は?」
 だって・・・いつもは、対局の後は大体、自分のアホさ加減に自己嫌悪に陥り、悶々と身もだえしながら眠りにつくパターンが多いのですもの。
 最近はたとえ勝っても、相手の見損じがなかったら負けてた、みたいな碁ばっかりだし、負けた碁は途中まで勝手たはずがヨセが甘くてやられたり、途中で見損じで大石を抜かれたり、
「なんでちゃんと読めないかなー、私」
 って展開ばかりで、ホント嫌になります。いえ、嫌になるのは自分であって、碁じゃないんですけどね。
 読めなくてむかつく自分、ヘボでアホーな自分・・・でも、囲碁に関しては、今はひどくても、ちゃんと一つ一つ経験を積み、勉強し、パターンを読み、形を知り・・・と、がんばっていけば、ましになることを一応は信じることができる。だから私は碁を打つわけです。いつかたどりつくはずの「初段」を目指して・・・
 目標に一歩一歩近づいているのだと思えば、アホさ加減を知ったり、自分に何が足りないかを知ったりすることは、自分のプラスになると思うから嫌なことではないんですが、毎日誰かと対局していて、そのこと自体を楽しいと思うかというと、実はそうでもなかったり^^;

 ダイエットと同じ。ダイエットのために食事制限をしたり、早く帰りたい気持ちを抑え1駅歩いたりするのは、別にそれ自身はあまり楽しくない。いつかたどりつく「やせる」という結果が楽しい・・・というか嬉しいから、がんばるわけです。
 いや、もちろん、電車に乗らないで一駅歩いたりして体を動かすことが、多少は楽しいのと同じように、碁も打ってて楽しいと思う瞬間が全然ないわけではありません。

 私は、碁は序盤が特に好きです。碁盤に自分の石を置いて、これから始まるドラマをイメージしている内はワクワクしてとても楽しい。でも大体、そういうワクワク感は打ってる内に、無くなってきます^^; 置き碁だと圧勝だったのを(いや、だって最初はアドバンテージがあるんですから圧勝に決まってます)どんどん差をつめられるし、互い先でも相手に攻められてのっぴきならない状況をしのぐのに必死になってるうちにいつの間にか、どうやっても逆転できなくなっている・・・とか。
 必死にがんばってもおいつかなくて、結局負けて、自分の悪いところを振り返り、自己嫌悪・・・それがパターンですわ。

 だけど。前置きが長くなりました。昨日は久々に楽しい対局でした。
 負けたけど存分に戦った、って気がしました。見損じとかで負けるんじゃなくて、こうやって、一応対等に戦えれば、終わった後もすごーくすっきり。コウ争いも勉強になったしなー

 ・・・なんちゃって。まえださんの手の内で踊らされてるだけなのかもしれません。上手恐るべし(笑)。
 上手ってのは、相手がどんな下手でも、ちゃんと「碁になるよう」打ってくれてるわけで。ヒカルの碁の塔矢くんが持碁を作った時みたいに、相手が自分に損な手を打てば、自分も少し緩む。それで持碁を目指すわけですが、いくら上手ががんばっても、下手がとことん自分が損する手を打ったりすると、上手はどうやって碁にするか困るのでしょうねー。いつも苦労かけてんだろうなー。
 ふふ・・・でも、また、昨日みたいな碁が打てたらいいなと思います。もっとうまくなって、昨日みたいな対局がたくさんできるようになりたい。がんばろっと。

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2005.03.29

poem その⑲

 十六夜(いざよい)月

このまま歩いても
この先 誰にも会えないのではないか

どこにもたどり着かないことは少し前から知っていた
だからたどり着くことはもう望まない
けれどいくら歩いても人影が見えない時は
不安が足をすくませる

前だけを見て ずっと歩いてきた
後ろや横を見たら前に進めないと思った
そうして時が過ぎ
この手に残ったものは何だろう

共に歩む誰かがいたら
とても幸せかもしれない
でも好きなところで立ち止まったり
好きな方に進んだりはできない
もしかしたら私は
わざと誰もいない道を選び
ここまで歩いてきたのかもしれない

そうして歩く旅の中
たくさんのものを見てきた
嬉しかった瞬間もたくさんあった
そして出会ったたくさんの人たち
いつだって 私は一人じゃなかった
なぜそれを いつもいつも
私は忘れてしまうのだろう?

迷うこともあるのはさみしがりだから
もっと強くなろう
この道をちゃんと進んでいけるように

どの道を歩いてもきっと
目を上げれば
あなたも同じ月を見てる
今宵は十六夜(いざよい)

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2005.03.28

男運なし!?

 春は別れの季節でんな~
 私の好きな人が海外に行ってしまうことになりました。テレビのドラマじゃあるまいし、思い人が海外へ行っただけで物語がおしまいになるなら世話ないけど、現実はそうはいかないのよね。ましてやその間に別な男とくっつくなんてありがちな展開になれば、きっと彼の君も、私の幸せを海の彼方で祈ってくれるに違いないのだけど、ありがちじゃないところに、私のドラマはあるのさっ、と強がってみる今日この頃。

 昨日は、法事だったため、親戚のおじさんに「女は一人でいると、年をとったときに寂しいぞ」なんて言われて、笑うしかない状況。デリカシーなど求める方が無駄なヤツも世の中にはいますから、何も言いますまい。

 昨夜、「行列のできる法律相談所」を見ていましたら、奥さんの作る料理にいちいち点数をつける旦那が出てきました。
「そんなに文句言うなら、自分で作ればいいじゃない!」
と奥さんが言えば、旦那は
「俺は仕事してるんだぞ」
と。ここで思わず、一言。

 仕事してるのがそんなに偉いのかー!!

 人間は、結局のところ、女も男も、この世界で生きていかなければいけない、という点においては平等だと思うわけですよ。平等な中で、それぞれに「家庭を作りたい」という共通の目標を持って、結婚するわけじゃないですか。んで、まあ、男性が仕事して、女性が子ども生んだりする。役割分担があるだけで、どっちが偉いわけじゃない、と思うわけです。
 なのに、なぜ「俺は仕事してるんだ」ってだけで男は自分が偉いとか思うんですかねー。てか、自分が偉いと思わなければ女と付き合えないのか、と。アホちゃうか、と思います。

 中島みゆきの歌に「清流」という作品があります。

(以下引用)

♪うやまわせて おそれさせて 
♪おかなけりゃ逃げると思ってる
♪私が味方だと分からない

(引用終わり)

 そう女は男の味方なのよね。なのに、なぜそれが分からないのだろう? 力や権力で従わせようとするのだろう? まったくバカなんだから(爆)。
 世の中の男がもう少し利口になればいいのになぁ・・・
 てか、そもそも私が男運がないのね、きっと(^^;)

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2005.03.27

ノートンアンチウィルス2005

 私のパソコンには「ノートンアンチウィルス」というウィルス対策ソフトを入れていますが、購読の更新の時期が来たので更新しようとしましたら、なんと、私が入れているソフトは、もう古くなっていました。「ノートンアンチウィルス2002」だったんですけどねー。このパソコン、買ってからそんなになるかしら。
 仕方なしに「ノートンアンチウィルス2005」にバージョンアップしましたが、なんだか重くなってしまったなぁ。
 ところでノートンアンチウィルス、入れてる方いますか? なんかアイコン、怪しくないですか?  かなり禍々しいアイコン。さそりみたい(笑)。いつもパソコンの片隅に表示されるアイコンなのだから、もう少し心安らぐデザインにして欲しいものです。
・・・あーこれ聴診器のカタチなのね・・・センスないなぁ・・・(爆)

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2005.03.25

人事異動

 4月は人事異動の季節・・・私も配置換えの内示を受けました。とりあえず首ではないようで。ほっ。4月からも給料はもらえるようです・・・というか、給料を出す係になるようです(笑)。

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2005.03.24

キーワード限定カラオケ

 友人の主催で今度、「キーワード限定」のカラオケ、というのに参加することになりました。特定の言葉が入っている歌しか歌っちゃいけないというカラオケなのですが、第一回目のお題は「花」。タイトルまたは歌詞に「花」もしくは「桜」「スイトピー」など花の名前が入っている歌だけを歌うということです。「rose」とか「Flower」も可。

 私は、10年~20年前のベストテン時代のヒット曲が一番、歌えるんですが、そうなると・・・ちょっと調べると、松田聖子さんの歌は大体、みんな「花」が入ってますねー。(「白いパラソル」なんかも歌詞に花が入ってる)よしよし使える。
 「ばら」 「スミレ」「桜」「たんぽぽ」「ひまわり」「ジャスミン」・・・花の名前でよく歌詞にでてくるのはこんなところでしょうか。「サボテンの花」なんかもありますが(笑)。 
 おなじみ、中島みゆきさんの歌も、花が入ってる歌がいくつかあります。「ほうせんか」なんかそのまんま。
 まあ、私の場合、一番有名なのからつぶしていこうかと(笑)。まずはSMAP「世界に一つだけの花」。え?ちょっと古い?
 ORANGE RANGEの「花」といきたいところですが、ちゃんと聴いたことがないのでね~

 どうでしょ、「花」もしくは花の名前がタイトルか歌詞に入ってる曲っていうと、何を一番に思い浮かべますか? 

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2005.03.22

やっぱり分からなかった(^^;)みゆきさんの「夜会」

 近年、「地上の星」の大ヒット、初の紅白出場で名を馳せた(普通に語るとこうなるのであろうか?)女性シンガーソングライター(これも表現が古いなぁ・・・)、中島みゆきさんは、普通のコンサートとは別に「夜会」という舞台を催されています。今年はコンサートツアーをしてますが、昨年はコンサートはなく、「24時着0時発」というタイトルの舞台が上演されておりました。
 最近、その舞台のDVDを購入しまして。舞台で上演されたときも運良く一度だけ見に行くことができたんですが(「夜会」が上演されるホールは客席数が少ないので、チケットの入手がめちゃくちゃ困難なのですよ)一度見ただけではよく分からないところが多かったので、DVDでじっくりと見てみました。じっくり見れば話が分かるかな~とね。

 が。じっくり見てもやっぱりよく分からなかった^^; いや、あらすじはDVDの解説書にもあるので、どういう話なのかは分かるのですが、なんていうんでしょう、話のあちこちがはしょられていて、舞台を見てるだけじゃ、何がどうしてそうなるのかがさっぱり分からん^^;
 
 でも、意味が分からないからといって、見るんじゃなかったとか、つまらないとか思わないのが、ファンのファンたるところでして。もちろん、分かりやすいきちんとしたストーリーがある舞台がいいなぁとは思います。同じ夜会の舞台でも「2/2」とか「シャングリラ」などは分かりやすくて、見ていて楽しかった(どっちも私はビデオで見ました)。
 一方の「24時着0時発」は見ていて分からないけど、歌や曲はいい♪ 「夜会」はみゆきさんの歌を聴く仕掛けであって、物語を追う場ではないのでしょう・・・いや、他のファンの人には「何を今更」の話なのだろうなぁ。
 意味の分からないものを、そのまま受け入れることができるようになったなんて、私も大人になったものだ(自画自賛かい)。

 ♪この一生だけでは辿り着けないとしても
  命のバトン掴んで願いを引き継いでゆけ♪ 
                「命のリレー」~夜会vol.13「24時着0時発」より~ by中島みゆき

 こんなふうないろいろなフレーズから、どんな物語を紡ぐのかは、もしかすると、それを聴く、私たちに委ねられているのかもしれませぬ・・・。

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2005.03.20

ぎょーざパーティ♪

 昨日は友達の家に女性ばっかり3人で集まりまして、お泊りしました。
 せっかくなので、私が「ぎょーざでも作っちゃおうかな」と言うと、「わーBUBIさんの手料理だ」と喜んでくれる、いい友人たち。
 ・・・ふふふふふ。きみたちは何か誤解をしていないかね。私ははっきり言って料理は好きだ。作るのは嫌いじゃない。日ごろ、一人暮らしで「めったに料理しない」(←ここ強調)から、たまに人が集まる時は、料理をしたくなるのだよ。
 そう、今、ここでざんげをしてしまおう、ぎょーざを手作りしたのは、実は昨日がはじめてだったのだよ、ヤマトの諸君。(意味不明)
 まあでも、おいしかったでしょ? 一番、おいしかったのは私(笑)。ぎょーざってのははっきりいって失敗がない料理だと思う。だって、材料切って、包んで、焼くだけだもんね。
 私は材料を切って混ぜて、それを20等分にし、包みは友人におまかせしてしまった。彼女は家族と同居なので、普段は料理しないようだけど・・・私が思うに、私よりはきっと、うまくできるのだろう。えらい。ぎょうざは、きれいに包まれて出来上がった。あとは焼き。
 その彼女に、ぎょうざのおいしい焼き方、というのを習った。普通はぎょうざを先に焦げ目がつくまで焼いてから、水を入れて蒸すのだけど、その方法では、まず、フライパンにぎょうざを並べ、水をいれる。火にかけて沸騰したら、お湯を捨て、その後油をしき、ぎょうざに程よい焦げ目をつけるのです。
 この、先に水を入れる方式のおかげで、ぎょうざは、ふっくらと、ジューシーに焼きあがって、個人的に大満足の仕上がりと相成りました。作ってよかったなぁ。
 実は、混ぜの段階で、塩と砂糖を間違えるという古典的なミスが発生したりもしましたが、致命的には至らず。
十分、おいしくいただけました。

 女友達同士で、わいわい言いながら、料理を作るのはホントーに楽しいと思います。いやー「地鶏のカプリ風」(出典:「のだめカンタービレ」二ノ宮知子・作)なんか作れれば、料理上手を自称できるんだろうけど、そんなんは作れない。ただ、私は、普通においしいものを、作ったり食べたりすることが好きなのです。
 また、付き合ってね~>友人たち。(いや、見てないと思うけど(爆))

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2005.03.18

挟みを使う時

 本日も囲碁の話でございますm(__)m

 先日、ある上手の方と4子局を打っていました。
 4子局ってのは、星にあらかじめ自分の石があります。定石や布石の形をほとんど覚えていない私は、4子局だろうと、9子局だろうと、互い先だろうと、同じように受けているわけですが、ケイマにかかられて、なんとかの一つ覚えのようにケイマに受けていてはつまらん、たまには挟んでみましょうというわけで、星に対する相手のケイマの手に、三線の一間で挟んでみました。ところが、これ、損だった・・・。
 その時に打たせていただいていた上手の方には「早すぎる」と言われました。タイミング的にも、置き碁という今の状況からもねー。私としては、確か、挟むと相手が三三に入って、定石になって・・・なんて考えてましたが、思ったとおりの展開にならず、一方的に荒らされただけになってしまいました。うへー。
 
 考えてみれば。4子局の置き碁ってあまり経験がありません。
 同じくらいの棋力の人との互い先か、6子とか、8子とかの他子局しかしたことがない。6子局や8子局だと辺の星にあらかじめ石があるので、はさんでも有利になるケースが多いのかも。

 なるほど・・・だから、当然に、置き碁とそうじゃない碁の場合は、打ち方が変わってくるわけか・・・(当たり前?)
 序盤、布石段階での攻防は周りの石の配置で変わってくる・・・一つ一つに意味がある・・・
 何となくそれを実感しました。

 よく、星ではなく小目に打つ布石の場合に、こっちの隅をこう打ったらこっち側の小目はこっち側、とかあるらしいじゃないですか。私がヒカルの碁を読んで知った、佐為の「秀策流」ってのがそうでした。
 私なんか、なぜ小目の方向がそうなるのか未だにさっぱりわかりません(爆)。
 いつかそれも実感として分かる時が来るかなー。

 ちなみに昨日のネット対局では、気持ちよく打っている内に、20目も差がついて負けていたという不思議な碁。後半、先手のつもりで、ダメばっか打ってたようですね。アホだ。
 でもそれ以前に勝負は決まっていたはずなので、どこが悪かったのか、また、上手の方に教えてもらおっと。
 おそらくは右辺の打ち込みの失敗だな・・・うんうん(違ってたりして) ああ、多子局なら一度や二度の失敗なら、悪くならないのにー(爆)

 あと、これも余談ですが、昔は分からなかったことが、今は分かるようになった、っていう嬉しいことの一つにシチョウを読めるようになった、というのがあります。
 初心者の頃は、すごく遠いシチョウアタリの意味って分かってなかった~。今は分かります^^ 切ってもシチョウにとられるときに、知らん顔して何げなーくシチョウあたりを遠くに打ってみたりして。うふ、これ、成功すると楽しいです~♪
 でも多分、私なぞはネットだからできるんでしょう。リアルで、シチョウ読んでたら、視線で分かってしまうわね。
 それに、シチョウあたりがあるからって安心してたら、時々ゲタでとられるしー(←バカ)

 失敗や成功で、学ぶことの多い日々・・・もしかして、今が一番、囲碁が楽しい時期かもなー。

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2005.03.17

「デブの国ノッポの国」

 昔、世界名作全集の中に入っていた物語で「デブの国 ノッポの国」という児童文学があります。すごく面白くて、私、大好きなのよね。

 タイトルどおり、おデブさんばかりが住む「デブの国」があり、やせてガリガリの人ばかりが住む「ヤセの国」がありまして(地下にあるという設定です)。そこに、こちらの世界の、太ったお兄ちゃんとおヤセの弟が迷い込む・・・というお話なのですが。
その二つの国は、当然のごとく、価値観がことごとく対立しているので、仲が悪いわけです。地上の世界の兄弟は、引き離されてそれぞれの国に住むわけになるのですが、そのうち、二つの国で戦争が起こるわけですよ。
 その戦争の直接の原因というのが、両国の境にある一つの島。確か、この島は両方の国のもの、という協定が結ばれているのですが、名前を「デブノッポ島」にするか「ノッポデブ島」にするかで両国が激突し、戦争に発展するわけです。
戦争の結果、どうなったのか・・・は、まあ、ここでは書きませんが、最近また盛り上がってきた、我が国と隣国の話を聞くにつけ、この話を思い出します。

 なぜあの島の領有に我が国はそれほどまでにこだわるのでしょう?
 あの島が日本でなければならない理由って何?
 いくらニュースを見ても私にはその理由がよく分からない。
 過去がどうの、元々がどうのなんていう話をしても平行線にしかなりえないですよね・・・
 
今朝のテレビでは、あの島の問題に対し、日本人は関心が低いと言っていました。なぜなら、誰もそれを説明しないからです。なぜこだわる? そのために国旗を焼かれるほど憎まれなければならないの?
 大体、そう、日本なんて、今、平成の大合併が吹き荒れています。故郷がどうなろうと、それも変化の一つとみなが受け止めている中で・・・
 いや、別にこだわるのがいけないというわけではないのです。
 ただ、私にはその理由が分からない。領海の問題とかあるからかしら・・・

 朝のテレビでは、政府が、今まで強くその島の領有権を主張してこなかったのを、悪いように言ってますが、テレビっていい加減ですよね・・・ライブドアとフジの争いについてだって、毎度、取り上げ方によって言うことが違うし・・・どっちの味方なんだよ、といつも思います。

 相手も譲らず、こっちも譲らない平行線の問題ならば、正面から相手を言い負かそうとしても意味がない。まずはきちんと話し合い、AでもBでもない、第三の妥協策を探しだすべきでは、と思います。・・・でもそういう妥協が気にくわない頑固者が、日本側にいるんでしょう^^;
 だったら、解決せずにほっとく(爆)。日本政府が選んできたのはその道だった。隣国と仲良くなったところで、相談すれば、うまくいくかも・・・というのも賢い選択肢のような気が私などはしますねー。もめたってしょうがないし。
 少なくとも、憎しみを増幅させることのは愚かなこと。意地やプライドよりも大事なものもあると私は思いますが、まあ、それも立場によるのでしょうかねえ・・・

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2005.03.16

献血とたれぱんだと。

 昨日、久々に献血をしてきました。血管年齢65才のドロドロ血なのに、献血できるのかなーと思いましたが、献血には支障がないらしく、濃さもばっちり(ドロドロだから?(笑))で、400ml献血ができました。
 学生時代から、献血は一番手軽に出来るボランティアで気に入っています。昨日は34回目の献血でした。
 一生に100回を目指してたんですが、400mlになってからは、女性は1年に2回が限度になったので、ちょっと目標達成は難しそう。(献血は69才までできるそうです)
 前回、献血に行ったのは、平成14年の12月。2年以上献血にいってなかったことになります。私はどうも、腕の血管が奥の方にあるらしく、たまに採血時にトラブることがありまして。痛い目に合うとさすがに足が遠のきます。以前は、東京だと、新宿、上野、渋谷、千葉なら、柏、そして埼玉なら、大宮、越谷と、各地の献血ルーム制覇に燃えていた時期もあったのですが(笑)。
 献血ルームへいくと、時間帯のせいもあるのでしょうが、学生さんが多いですね。
 みんな偉いなぁ・・・以前、上野の献血ルームに行ったときなどは、修学旅行生が記念に献血に来ていたりして、びっくりしました。日本もまだまだ捨てたものではありません。

 さて、献血ルームでは、マンガや新聞など、待っている間の時間つぶしに読み物がいろいろおいてあるのですが、たれぱんだの絵本があるのを見つけました。たれぱんだ・・・ブームは過ぎ去った感がありますが、私は、今でもたれぱんだを見るとけっこう癒やされます。昨日読んだ本は面白かった♪
たれゆくままに―きがつくとそばにいる。 たれぱんだの本」(作:末政ひかる)
 たれぱんだ、一匹欲しいなぁ・・・というよりは。私の在り方、自体が、ヤツら(たれぱんだ)に似てるのかもしんないです(笑)。 今日もまた、たれゆくままに・・・

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2005.03.15

良い碁を打とう

 またまたまた、囲碁の話。
 ここんとこ毎日、囲碁話をしてしまうけど、しないときはしないので、書けるときには書いておこうと思います。
 分からない方、毎度、ごめんなさいねー。

 昨日は、初段の女性と対局しました。私が公式記録では相変わらず9級なので、9子置こうとしたら、相手の方に嫌がられ(爆)たので、昨日の対局では4子置きで対局をさせていただきました。

 序盤はまずまず。ただ、相手の開きに詰めようと打ったら、ちょっと1隅、開き過ぎの場所が。でも他3隅は、一応しっかり打てたので、損はなかろうという出だし。
 その後も順調に進みましたが、相手に三三に入られてからの展開が今一つだったなー。
 三三に入るのは相手の権利なので、活かすのは仕方ないとして、であれば、他で得しなくちゃいけないのですが、どうも、削られただけで終わった予感。

 しかし、そこよりも問題だったのはやはり中央。切られたけど、2眼で活きたつもりがカケメだった! 自分で最悪だと思ったのが「気付くのが遅かった」こと。カケメだと分かってれば、手を抜けたし、それを利用して他で得もできたのに、そこのせいでだいぶ損を重ねてしまったようです。
 中央の大被害で一気に気力がなくなって、ヨセでも損を重ね、結局11目くらいの差だったかしら・・・で、負けてしまいました。
 毎度のことながら負けると落ち込むこと、落ち込むこと。あそこでこうしておけば、ここであーすれば・・・なんてことを考えるにつけ、自分がアホだ、という結論に帰結しては、泥沼にはまるパターン。

 でも、昨日は、立ち直るきっかけがありました。まだこんな実力のくせに、ちょっと恥ずかしいですが・・・私は・・・良い碁が打てるようになりたい。勝つにしろ、負けるにしろ、自分が良いと思える碁を打てればいいなと思います。
 いい碁を打って負けるなら、それは実力差。もっと定石や手筋の勉強をしたり、経験を積んだりして、一歩一歩階段を上っていけばよいわけで・・・一気に上達する方法なんて、プロだって知りませんものねー。

 昨日の碁は、我ながら、いろいろ課題がありました。自分でも分かる「カケメに気が付かない」なんてミスは、それでこりて、反省材料とし、次にやらかさないように気を付けよう^^
 ミスを無くし・・・良い碁を打つよう心がければきっと結果は後からついてくる。
 もし、それでも勝てないなら、足りないところは、また良いウワテの方に教えてもらうんだー♪(調子いいやつ)

 というわけで、昨日の対局相手の方には、再戦をひそかに胸に誓い、眠りについたのでした。
 かよこさん、ここ見てるかなー? 見てたらぜひ、またよろしく対局のお相手お願いしますね♪

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2005.03.14

趙治勲さんって・・・

 またまた囲碁の話。

 私は、日曜、正午からのNHK教育の囲碁の時間のテキストを、囲碁の教科書にしておりまして、日曜のお昼、家にいるときは、テレビの前で、囲碁のお勉強をすることにしております。
 「囲碁の時間」が終わると、NHK教育では引き続き、NHK杯という囲碁のトーナメント戦を放映するのですが、囲碁初級者の私は、
「プロの対局なんて見ても全然わからんもん」
と思い、あまり対局の方は重点を置いていませんでした。
 でも昨日は、たまたま時間があったので、テレビをつけておりましたら、「趙治勲二十五世本因坊」という天才棋士と、「依田碁聖」という、私が「依田ノート」という本を買って勉強させていただいてる方の対局。
 どっちも名前を知ってる人なので、つい見入ってしまいました。
(この対局についてはまえださんの「囲碁雑考RETURNS」に棋譜が出ていますので、興味のある方はご覧くださいませ。)

 いやー素人が見ても面白かったです。
 趙治勲二十五世本因坊の黒石、黒、23、67、73、75。
「これどうやって生きんのかなー」
 そういう意味では白がよさそうに私には見えました。趙治勲二十五世本因坊は、序盤から中盤にかけて考慮時間も使いきってたしなー。
 が、解説の方によると趙治勲二十五世本因坊はサバキの名手だとか。プロ同士だと、死ぬの生きるのというよりも、生きるのは決まってるから、確定地を早々に稼いだ黒の方が有利だったのですかねえ。

 でも。結局、この対局は白番の依田碁聖が勝利。途中、白116の手など、解説の方も「小さい」と言ってましたが、素人目には、納得の一着に見えたりしてました^^; 白がいいと思ってたら、やっぱり白が勝ったので、それだけはなんとなく嬉しかったりして(笑)。

 趙治勲二十五世本因坊は、テレビだと年齢よりもとても若く見えます。考慮中にしきりに自分の髪をひっぱる(かきむしる?)仕草がなかなかキュート。この対局では負けちゃいましたが、ビジュアル的にけっこうファンかも(笑)。「棋風」をうんぬん言うことなどは怖れ多くてとてもできませんので、そういうミーハー心で、NHK杯を見てたりします。

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2005.03.13

8子で勝ったー!

 本日も囲碁の話。(分からない方、ごめんなさいー)

 私がいつも教えていただいてる上手の方・・・いや、今日は伏せずに行きましょう^^ 「囲碁雑考RETURNS」のまえださんに、今日、8子置きの碁で勝利~。うれしー^^
 負けると悔しくて眠れないですが、勝つと嬉しくて眠れないわ♪ ・・・なんてこれ書いたらすぐ寝ちゃいますが^^

 「囲碁雑考RETURNS」に、昨年の10月くらいから、リンクをはらせていただいて以来、まえださんには棋譜を検討していただいたり、指導碁を打っていただいたり、大変お世話になっております。
 課題克服に役に立つ本、「布石のベスポジ」も紹介してもらったしなー。

 以前、私と迷人戦タイトルを競っているライバルが、いつも教えてもらってる師匠に勝った時に、とても喜んでいたのを、
「いいなー」
と思いながら見ていたことがあったのですが、やっぱり教えてもらってる方に、(置き碁だけど)勝てた瞬間って、めちゃめちゃ嬉しいものです。
 次にもう一度、8子で勝てたら、7子認定をしてくださるとか。でもそれには、8子で連勝せねば。
 どうなるか分かりませんが、次もベストを尽くしていい碁が打てるといいなー。
 まえださん、いつもありがとうございます。これからもがんばりまーす。
 

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2005.03.11

いつもありがとうございます^^

 本日は囲碁の話。
(先日、友達が私のブログを見て「囲碁」の話は分からないからすっとばしていると言ってましたが、どーぞすっとばしてくださいまし(笑))
 
 近頃、私に囲碁を教えて下さっているウワテの方に、棋譜を見せていただいておりまして。
 私は毎日、それを見るのが日課となっているのですが、大体いつもそのウワテの方が圧勝の碁。棋譜だけでなく、解説付きなのですが、よく途中で「こうなったら、もう絶対負けません」と出てくる(笑)。
 そのたびに、「ここですでに圧勝なのかー。ここの生きてない石はどうなるのだろう? 隅は取れても、これって中央が黒の方が厚いよね」などと思いながら、棋譜を読み進めると、生きてない石は確実につながり、厚く見えた中央はしっかり荒らされて小さくなっている。
「すっげー」
と思うわけです(笑)。
 錯覚かもしれませんが、これ、けっこう勉強になるよーな気がする。ウワテの方の碁の、「いい形」を目で覚えること。そして解説で一手一手の意味を知ること。そして・・・

「こうなったらもう絶対に負けない」 いい響きだ・・・(笑)。

 私もそういうふうに打ちたいと目指していたら、これも錯覚かもしれませんが(おいおい)、「こうなったら」の「こう」がうまくいかなければ、そこから厳しく打つ、うまくいったら、無理をしないで固く打つ、という見極めがだいぶできるようになってきた気もします^^。
 ということで・・・昨日は、私の打った棋譜をその方に見ていただきましたら、とてもほめていただきました。
 多分、こうして、お手本を見て勉強させていただいてるからじゃないかなーと思いましたので、トラックバックしてみております。(うまくいくかな)
 今後もどうぞご指導のほど、よろしくお願いします~

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2005.03.10

目がかゆいよ~

 花粉、とんでるみたいですねー。
 目には見えないので、花粉症じゃなければ、きっと分からなかったにちがいない。でも、昨日から確実に、目がかゆいのです。
 初めて花粉症が出た時、必死に風邪だと思いこもうとしました。でも風邪じゃ、目はかゆくならない。あきらかにこれは花粉症・・・
 昨日はつらかったです。薬を飲んでるせいか、鼻水がたれてきてどうしようもない、という感じにはならずに済んでいますが、目はかゆくてしょうがないし、鼻の奥、ノドがいがらっぽくなってきて・・・特に電車にのってる間がひどかった。
 これからしばらくはあまり外に出ないようにしよう、と思いました。ああ、でもドロドロ血対策のためには運動もしないといけないのよねえ。くぅ~つらい!
 

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2005.03.09

ドロドロ血?

 血液サラサラ度チェックというのを受けてみましたら、評価C。私の年齢では標準との評価で、
「標準なら悪くないじゃん、よかった」
 とか思いつつ、別の欄をふとみると・・・むむむ?

「血管年齢」の欄が65才!!!

・・・ぐはっ(吐血)。あの・・・これって・・・

 周りの同じチェックをした方にそれとなく訊いてみたら
「私20才~」
「オレ31才だよ~やべえ」
 私よりも年上の人でも、
「56才だった。タバコ吸うから仕方ないんだよな」
 とか言っている。
 タバコも喫わない、酒ものまない、私の立場は~?

 まあ65才でもまだ平均寿命までは20年あるな。とりあえずそのくらいは生きられりゃいいや。
 誰か、骨は拾ってください^^;;;;;;;

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2005.03.07

共依存

 毎週買ってるマンガ雑誌「スピリッツ」で、今週も「GO!GO! HEAVEN!」(作・小原信治、画・海埜ゆうこ) を読みました。前回「これだけは許せない、こと」で、家庭内児童虐待が許せんと書きましたが、今日の話もその「彼女」の話の続きです。
 彼女は、この話の中で、実の父親に性行為を迫られてたわけなのですが、彼女とその父親は、「共依存」の関係にあるのだそうな。カンタンにいうと「自分を価値のない人間だと思い込んでしまい、誰かに必要とされることでしか自分の存在意義を認められなくなる」(「GO!GO! HEAVEN!」track13より引用)ということね。

 ふーむ・・・私もちょっとそういう気持ち、分かるなぁ。
 私は少なくとも、自分をそんなに価値がある人間だと思ってないし、囲碁にも恋愛にも自信がない^^;
 誰かに「君が必要だ」と言われればきっとものすごく嬉しいし、なんでもしてあげちゃおうと思ってしまうかも。でも、あいにく、今のところ、好きな人はおろか誰にもそう言われたことがないので、そのせいで共依存にはならずに済んでおります。

 誰にも必要とされなくても生きていていいのだと私は思う。
 だって、野の花も桜も誰かに見てもらうために咲いているわけじゃなし。
 多分この世界に生まれた全ての生き物は、必要とされるためにそこにあるわけじゃなくて、あるべくしてあるだけで。
 もしも、何かに必要とされているのだとしたら、それは世界の全てに、生きることを許されているのだろうと思ったりいたします。
 生きることを許されている・・・なんてのは、これもマンガのフレーズの引用なので、出典元を明らかにしましょう。
グラン・ローヴァ物語」(作・紫堂恭子)

 まあねえ。そんなわけで私は毎日を生きております。生かされているからには、何か、まだこの世界でやることがあるのだろうと。誰にも必要とされなくても・・・
 そして、その自覚こそが、一歩一歩、私をまだ見ぬ未来へ導いてくれているのよね。私はそれを嬉しいと思う。

 ただ・・・まあ、好きな人ができて思うのは、一応、好きな人には必要とされたいと思うことがあるわけで。
 必要とされないと寂しいと思ったりするんだよなー。そんで恥ずかしいことに
「君がいないと・・・生きている意味がない」
 なんていっちゃったりするわけさね。

「君がいなくても生きていける
 でも君がいないと
 生きている意味はない」

これは、他の作品の引用ではなく、自分の作品からの引用。

う~ん、これって依存なのだろうか・・・ちょっと不安になるなぁ。
でもさ。恋するってそういうことじゃないのかな?

今日は「GO!GO! HEAVEN!」を読みながら、そんなことを考えておりました。

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コージーコーナーが好き♪

 「コージーコーナー」と言えば、私も最初、ケーキのショップしか知りませんでしたが、喫茶&レストランもあるのをご存じですか?
 「コージーコーナー」の喫茶&レストランって好きなんですよー。以前、お茶の水のお店で、パスタとデザートのセットを心ゆくまで食べるのが一番のごちそうでした♪ 赤羽にもあって前にいったことがあるんですが、そこはパスタが(そのときたまたまだったのかもしれませんが)茹ですぎでちょっとがっかりした思い出が。
 昨日は、久々に高田馬場店にいきまして「ストロベリーヨーグルトパフェ」を食べました。くは~、めちゃくちゃおいしかったです。幸せ~
 おいしい物を食べるとそれだけで幸せになれちゃう♪ 相変わらずおめでたいやつです。
 

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2005.03.05

♪ゆ~きの降る町を~♪

・・・と歌詞を使う度に出典を明らかにせねばならないのはちと面倒ですが、やらないとね。
「雪の降る町を」(作詞:内村直也、作曲:中田喜直)

 昨日の朝は、すごい雪でした。足元に、歩くとサクサクいうほどに雪が積もっていて、一気に雪国って感じ。昼くらいまで降っていた雪はその後、雨に変わったせいか、昨日の帰りの時点では、「雪? いつ降ったの?」ってなくらいになってました。いやーホントの雪国から見たら、うらやましいでしょうねえ。

 長野県の安曇野に私の友人が住んでいて、よくメールのやりとりをするのですが、安曇野は冬、雪が降ると、道路も交通規制がかかり、陸の孤島のようになるとか。一度、遊びにいったときが冬だったので、雪を見ると、安曇野に行った時のことを思い出したりしております。

 そうそう、スペシャルオリンピックスが今日で閉幕しました。オリンピックの後に話題になるパラリンピックが身体障害者のオリンピックなら、スペシャルオリンピックは、知的発達障害のある方のためのオリンピック。今年、日本の長野で開催されていたんですよ。

 長野に住む友人は、ドイツ語が堪能で、英語も普通にしゃべれる(ドイツ語なまりになるといってたけど)ので、スペシャルオリンピックのボランティアに行っていました。長野五輪当時もボランティアを務めたとかで、英語で海外の人々の案内ができる彼女はひっぱりだこだったそうです。すごいなー。

 昨年は、今年のスペシャルオリンピックの「プレ大会」があり、そのときも友人がボランティアで出ていたので、私もちょっとだけ見学に。一生懸命に、選手が競技に励む姿はなかなかよいものでした。
 障害者を持つ方々も生き生きと暮らせる環境・・・なんてのについて友人といっしょに話したりしたのを思い出します

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2005.03.03

南セントレア市、白紙撤回

 ちょっと話題にするのが遅れましたが、以前、少し触れた、愛知県の美浜町&南知多町の合併で「南セントレア市」が誕生した・・・かもしれない話。2月27日の住民投票で、新市名「南セントレア市」にNOが出たのみならず、合併そのものも白紙撤回となりました。(ニュースはこちら

・・・こういうこともあるんだなぁ・・・

 一度決まった流れはなかなか変えられないのが政治の世界ですが、こうして住民投票が行われ、住民の意見が反映される結果になったのは良いことですね。

 ふと、東京都で開催されるはずだった「都市博」中止のことを思い出しました。青山幸男氏が中止を公約に掲げ、知事戦に出て、知事に就任。ベイエリアで行われるはずだった博覧会は中止になりましたっけ。いつ頃の話だったか分かりますか? 1995年(平成7年)の出来事です。

 住民投票と言えば、1996年の巻町の巻原発計画をめぐる住民投票を思い出します。あのときは原発反対派が賛成を大きく上回った結果になりました。エネルギーと原発の問題は、先頃、発効されたというCOP3の二酸化炭素排出量削減との絡みもあって、なかなか難しい問題ではあるんですが・・・

(余談)
※COP3が決まった京都会議の頃(1997年)、確か、二酸化炭素排出量削減には、排出量が少ない原子力発電所を増やさないといけないという議論があったと思うのですよ。
 まあ、その後、技術も進歩したし、化石燃料による火力発電でも、二酸化炭素排出を抑えることにできるようになってるといいんですが。
 その意味で、先般、家庭用燃料電池の商品化 などは嬉しいニュース。環境に優しいエネルギーがどんどん普及していくといいな。
 COP3を守ることと、原発推進が必ずしもイコールではないように願うばかりです。・・・いや、私は別に原発反対でもないのですが・・・^^;;;;;

 少々余談が長くなりました。とりあえずは、故郷は美浜さん、おめでとう^^

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2005.03.02

石の効率

 昔、ある人がいいました♪ 
「置き碁で黒が9子も置いてるのに白が勝つのはなぜだと思う?」
 うー、なぜなんでしょう?
「それはね、白が、効率よく石を置いているからだよ」

 効率・・・つまり石の働きということかしら。

 う~む、ということは黒は、無駄な石が多いということね・・・どの石をどう働かせるか。それを考えるのはけっこう楽しいかもしれないです。
 仕事でも、お金でも、やっぱり無駄はよくない^^
 効率よく石を打って、無駄な戦いなどはしないですっきり勝てたら、いいだろうなー・・・

 というのが常々憧れですが、まだ遠い目標ですわ~

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2005.03.01

これだけは許せない、こと

 世の中に許してはいけないことはたくさんあると思うので、「これだけ」という言い方には実はちょっとだけ抵抗があるんですが・・・
 昨日からずーっと気になってしかたがないことがあるので、ブログで語らせてください。
 昨日書いた「ビックコミックスピリッツ」という毎週買っているマンガ雑誌の連載の一つに「GO!GO! HEAVEN!」(作・小原信治、画・海埜ゆうこ) というのがあります。
 深夜枠ですが、実写ドラマ化などもされており、注目の作品といったところ。内容も「自殺サイトで集まった少女達が『自決少女隊』というバンドを組んでメジャーデビュー。自殺を売りにした過激なパフォーマンスで社会問題となる」という感じで、「自殺」というテーマを正面から扱ってるところが、真剣に考え始めると大変に重い作品です。

 そういえば、ちょっと前のブログでもちょっと触れましたね。
 「無神経な大人になるの、すごく怖い」
 と言った少女の話。それも、この自殺サイトで集まった少女の一人のコメントでした。

 彼女達には、自殺をしたいと願う事情がそれぞれにあります。はっきりしている子もいれば、未だ謎のままの子もいますが、その事情の中で一人の女性の場合、「家庭内性的虐待」がそれに当たります。

 私が、この世で一番許せんと思うことは、これ。「家庭内性的虐待」。私もいい年をした大人、人の性的な嗜好への許容範囲はかなり広いつもりではいますが、これだけは許せない。許せないというか、どういうつもりでそんなことをするヤツがいるのか、信じられないし、そんなことをするヤツは、人間じゃないとまで思ってしまいます。

 いや、そんなことは現実にはないと思われがちですが、けっこうあるらしいのが、また腹が立つ。
 妻に対する夫の性的虐待は昨今ようやく言われ出した話ですが、それ以前に・・・

 ある調査によれば、児童期に性的虐待を受けた女性について調べてみると、米国では、義父による場合が多いのに対し、日本では実父による割合が多いとか。児童期の性的虐待は家庭外よりも家庭内で発生しやすく、慢性化しやすいと・・・
 「ふざけんなー」と思いませんか。
 自分の娘に性的行為を強要する父親なんて信じられない。どういう神経だとそういうことができるんだろう。
 子どもにとって、家庭は、逃げ出すことのできない檻のようなもの。そこを出たら生きて行かれない。その中で、そんな虐待を、弱いものに対して強いるなんて人間のすることじゃない!
 
 と、いうわけで、未だに父親の性的行為の強要に抵抗できない彼女を見ていて、正直ちょっと「GO!GO!HEAVEN!」を読むのが辛くなってきました。
 こういうことが事実としてもあるのを考えると、人間って何てひどい生き物なんだろうと思います。

 いえ、ここで語ってても意味はない話なんですが・・・世の中に虐待や暴力の話って本当に多いですよね・・・他人なら抵抗できるのに、親って・・・う~む。世の子ども達にとってせめて家庭は、そういったものとと無縁であってほしいと願わずにはいられません。

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