「ブラックジャックによろしく」
レンタルDVDで「ブラックジャックによろしく」を立て続けに見ました。
主役の、妻夫木くん演じる新人研修医は、何事にも熱く、医者は目の前の患者を助けるために全力を尽くすものだと信じており、ことごとく周りと衝突する。衝突する上に、そもそも彼は、Dr.コトーのような名医ではまだなく、駆け出しの大学出たての未熟な研修医でしかない。
ある病院で、宿直を任された晩に、救急で運ばれてきた患者を、彼は診ることができなくて、今にも死にそうな患者の前を逃げ出してしまう。
翌朝、院長に見つかった、彼の言うことがいい。
「こんな研修医一人に、宿直をまかせる、あんたがいけないんだ!!」
ふふふ・・・強気でいいねえ。まあ、もちろん彼は自分が患者を投げ出したことを反省は十分にしている。
もし、これが私だったら、そこで医者になるのはやめるけど、彼は、そのことにものすごく落ち込みながらも、やっぱり医者になろうとするのだった。そして、二度と逃げ出すまい、と自分を戒めて・・・えらいね。
いやー逆説的に、とても勇気付けられるドラマでしたよ。
私は今の仕事でものすごく失敗しようと、何しようと、人を殺すことはない。そう思ったら、医者よりもはるかに楽な仕事だなーと思いました。がんばろうっと。おそらく死にはすまい・・・(爆)
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