「中央」それとも「隅&辺」?
昨日はまた、初めて対局する上手の方に打っていただきました。6子局で結果は中押し負け~
うーむ、上手の方と打たせてもらうときに実力相応の置き石をしないと、当然のことながら中押し負けになるわけですが、負けること自体は仕方ないとしても、最後のヨセまでいかないと、ヨセの経験が積めない。そのため、次に打つ時はもうちょっと置き石を増やさないといけないかなーなんて言っていましたら、その方いわく・・・
「ヨセじゃなくて布石の勉強をした方がいいよ」
がーん! 布石からして私、違ってるのー? ショックだ・・・;;
碁を始めた頃・・・私は隅に閉じこもると封鎖されて殺されてしまうので、隅は相手にあげても中央に出て相手を封鎖するという考え方で打っていました。しかし、たいていの場合、封鎖を突破される上に、中央や辺を大きく囲えたとしても中に打ち込まれて生きられたり、傷をとがめられて、終局間近にドカッとあげられたり、そういう負け方をすることが多かったです。
なので、その次に意識したのは石の連絡。一石碁(全ての石をつなげること)を理想とし、とにかく自分の石を殺されないことを目指しました。でも一石碁になっても負けることはあるわけで。そのときの相手の方には、「碁は陣取りゲームで石取りゲームじゃないんだから」みたいなことを言われたっけなー(遠い目)。
その後、ようやく「生きている石同士は連絡しなくてもいい」なんてことの意味が分かりだしてから。石の強弱について意識するようになってきました。「ここの石は今、強い。せまられてから手を入れればいい」 とか。「中央に出たり打ち込んだりする前には、まず自分の石を強くしてから」とかね。
自分の中では、ひたすら中央に出ようとしたり、「連絡が命」とばかりにそればかりを意識したりするのをやめて、新しい考え方ができるようになったときに、少しずつ「碁が打てる」ようになってきたかなーなんて思ってきました。最近は、「隅や辺でしっかり生きて、中央は地を作るのではなく荒らす」・・・なんてことを考えながら打っています。
が。昨日の対局相手の上手の方には、その考え方自体がよくないとのご指摘を受けてしまいました;; 「黒が隅をとって喜ぶのは白の方」だとのこと。ひえ~。中央で打つことの重要さも教えていただき、全体を見て、相手を辺に封鎖するのがいい場合には、4線の石にボウシをする手もありだというのをお聞きししたりして、頭がパニック。
・・・なるほど・・・確かに、最近、実利に偏りがちだったかなー。
まだまだ棋風なんていう話は早いですから、いろいろ打ってみようと思います。たまには初心に帰って勢力重視、封鎖作戦で打ってみようかな。なんてまた、慣れないことをして連敗が始まったりするかもしれないや。おっと、それは今も連敗だから同じか^^;
ともあれ試行錯誤は仕方ない。こうして囲碁のいろんな考え方を知って、やってみること、それが上達への道のりなのかな。
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