記念の一局
平日に囲碁を打って夜更かしをすると翌日がツライので、昨日は早く寝ようと思っていたところ、ちょうど寝る間際に、いつも教わっている上手の方がオンラインになりました。もう一人、同じくらいの棋力の仲間もたまたま同じ囲碁サイトにいたので、これは二面打ちのチャンス。1vs1だと勝つ自信がなくても、二人がかりなら♪という姑息かつ単純な計略の元、二面打ちが始まりました。だって本人、「酔っぱらってるから弱い」って言うんですもん。こんなチャンスめったにあるもんじゃありません。まだ、8子を卒業してないので、8子局の置き碁で挑戦です。
最近意識しているのは、中盤で、「なんとなくここ打つと大きそう」という手を打たないこと。辺に展開している石から中央に飛んだりすると、大きいような気がしてしまうのですよねー。確かに地は多少は広がる。でも、そういう手は「意味が分からない」とか「緩い」とか「敗着認定」を受けることが多いものですから、最近やっと気を付けるようになってきました。
白が受けざるを得ない手を打つ。白に「響く」という手ですね。で、かつ、自分の地が広がるならなお良し。そういう絶好のポイントを見逃さないように・・・
いやーいつもなら20手も先の展開まで読んだりする上手の方ですが、昨日はさすがに酔っぱらってるだけあって、序盤で上辺の白石が死んでしまいました。そして隅でできたコウにも黒が勝てて、結果は70目差の黒の勝ち。70目ってすごいでしょう。後半、「いくらなんでも、これなら勝てる」って感じになってきましたが、そこで逆転されたりしたら目も当てられないので、最後までがんばってみました。それでも中央に入り込んだ白石は活かしちゃいましたけど。
対局相手の上手の方は、昨日は「記念」の対局だと言ってました。確かに記念かも。70目差で勝つなんて二度とないだろうしなー。たとえ酔っぱらってたにしても、そこで勝ちきることができたっていうのはやっぱ嬉しかったです。
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Comments
だれ、そのウワテ(笑)?
八子で 70 目ってのは、「ぶっつぶして勝った」碁だよね。五子以上の置き碁の基本はぶっつぶし(あれ、そうだったかな(苦笑))。その通りにしっかり打てたのは本当に素晴らしいことでした(^^)。
で、今棋譜を見直してみたんだけどさ。前に言ってた「こう打つと結構厳しいぜ」とか教えた手をしっかりうちまくってるじゃない^^。白が強引すぎるところがもちろんあったけど、あの碁の気持ちで打てば、もう八子では負けないでしょう。八子で勝てば五子くらいまではちゃんと打てると思いますよ。
次回の対局を楽しみにしています。
Posted by: まえだ | 2005.05.12 12:55
コメントありがとうございました。
誰でしょうねー、その上手(笑)。
緩い手を打たないよう意識し始めたのはいいのですが、どうもまだ、相手の石を殺すまでにいたらず、この間、職場の囲碁の先生には、
「ここも、ここも、あと一手で死んでたんですよ」
という指摘を受けてしまいました。
殺しにいくと自分が死にそうな気がしてしまって、どーも。
かつて、取れない石を取れると思って攻めていた後遺症のようです。
相手の石をしっかり見るようにして、打てるようにしないとなー。
Posted by: BUBI | 2005.05.13 22:51