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2005.07.08

poem(23)

 「春夏秋冬」

僕は
今までずっと眠っていたのだろうか
自分のために流した涙
自分のためにした努力
それが全て
意味を失くす日がくるなんて

何を目的に生まれてきたかなんて
分かったことはなかったし
これからも分かる日は来ないと思っていた
それでも季節は巡り
与えられる幸せの中で
当たり前に生きてきた

君に出会ってから
涙は色を変えた
巡る季節の意味さえも

全ての夢と全ての思い
それが全てエネルギーへと変わる
僕自身さえ変えていく

『いつかまた・・・』
そんな願いは信じない
手のひらから零れ落ちる
この一つ一つの時の粒
ガラスの瓶に閉じ込めて
何度でも君と

春夏秋冬
繰り返しは既視感(デジャ・ヴ)
いつか見たあの夏へまた還る
君と出会った時に再び還り再び始まる

僕はもうどこへも行かない
この小さなガラス細工を
その証に・・・「春・夏・秋・冬」(しゅん・か・しゅう・とう)

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Comments

すばらしい詩ね。
なんかジンと来ました・・・

P.S. 一行目の2文字があった方がいいかしら。(^^;

Posted by: ゆうこ | 2005.07.23 at 00:54

詩にコメントをいただけてとても嬉しいです^^
ありがとうございます。
一行目の二文字というと「僕は」ですね。ふむふむ。

この詩は、今まで闇の中にいて、ある日ふと目が覚める、感じから始まります。
「僕は・・・今までずっと眠っていたんだろうか」
明るい光の中に突然放りだされて、呆然としながらつぶやく、そんな感じ。

生きていると不思議なことに、ある日突然、今まで分からなかったことが、すっと分かる瞬間があります。
「あれ?なんで今までこんなことに気がつかなかったんだろう?」
それで思わず「僕は」って口に出ちゃいました。

「僕はもうどこへもいかない」
たどり着いた結論はコレ。
分かってしまえば簡単なことなんですけれどもね^^

Posted by: BUBI | 2005.07.23 at 20:55

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