次々販売
認知症の高齢者に、何百万という住まいのリフォームの契約をさせていた事件などがニュースでも話題になりましたが、そういうのを「次々販売」というようです。(今日のニュースはこちら)
怖いよなぁ・・・
ちょっと話がそれますが、私のところには、昨日、受信拒否をしたはずの、知らない人からのメールが今日また届いていました。「離婚して実家にいて、早く新しい恋人を作りなさいと言われるけど、しばらくはそういう気になれない」なぁんて書いてあります。「私がどこに住んでいるか気になるかもしれないけれど、まだ直接お会いする気持ちはないので、まだ今は教えられない」とか。
うまいなぁと感心してしまいます。自分が助けてあげたい、メル友からでも知り合いになって仲良くなりたいと思わせる内容。今はだめだけど、いつかは会えるかも、なんて匂わせるところも、やるなぁという感じですね。私は女性なので、そういう手は一層うさんくさく思えますけど、男性だとひっかかるのかなぁ。知らない女性からのメール・・・思わず返信しちゃうのかしら。私だったら、初めてメールする相手だったらどこで相手を知ったのかを、ちゃんと書きます。そのメールには当然その記述がないわけで。怪しすぎ~
次々販売の話に戻りますが、住宅リフォームについては、実は、私・・・というか母がそれ「もどき」に捕まったことがあります。私の母は認知症ではありませんでしたが、経済観念がかなりおおざっぱだったので、すぐ、高額な契約とかしちゃうのです。住宅のリフォーム業者とも、いつの間にか実家の、出窓の取り付け、アコーディオンカーテンの設置、玄関のリフォームなどなど、総額・・・いくらだったかなぁ・・・の契約をしてしまい、もうびっくり。
なんでそんな契約をしたのか!と問いつめると、父に相談したらいいと言ったとか。で、父に言ったら、父は、見積もりをたいして見もせず、要するに家のことは、あまり構わない父だった^^;
結局契約どおりの施行が行われ、当時は、そこまで悪質ではなかったので、ちゃんと出窓にはなりました。でも果たしてそんな工事は本当に必要だったのかどうか。
ふふ、懐かし~。母は、他にも宝石や絵画のなども業者にうまいこと言われ、契約をしちゃってましたし、父は父で、そういう契約をクーリングオフすることを恥だと感じるプライドの高い男でした。まさに次々販売のターゲットとしてうってつけ。娘の私は、そういう契約が明かになる度に、母に「こんな契約するんじゃない!」と怒ってましたが、母に言わせれば、「あんたが払うんじゃないんだからいいでしょ」と。まあ、確かにそのとおりではあります^^;
そんな母も数年前に病気で他界し、父は父で年金生活に入り、もうプライドにこだわっている場合ではなくなったようで。今にしてみれば、懐かしい思い出です。
しかし、今、現在も次々販売で契約させられそうになってる方やそのご家族にとっては、過去の問題じゃないですよね。業者の方は、この人になら売れると思えば、あの手この手で取り入ってきますから、消費者側としては毅然とした態度をとるしかない。
この私でさえ、歯医者の治療は断れないし、保険は無駄だよなぁと思いつつ解約が面倒で入りっぱなしだし、効かないダイエット食品にもけっこう投資したし。
「賢い消費生活」というのもなかなか一筋縄ではいかないものです。
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