お見合い話の続き
昨日、先般、「お相手をご紹介」してくださった方から電話がかかってきました。
私からは、お断りしたい、という旨を一度話したのですが、
「え~、お似合いだと思ったのよ。どうして~?」
と言われてしまいました。いや、お似合いだと思っていただいても、本人同士の話ですから^^;
うう、断るの大変だなぁ、もう。お見合いって、うまくいかなかったときにうまく納めるのも仲介人の役目だと思うんだけどな。
先日、「女王の教室」を見ておりました。引き合いに出すのは前々回の放映の内容なのですが、和美ちゃんが、私立受験を勧める母親に「私立に行く意味が分からない」なんてことを言いますです。「自分の人生は自分で決めたいの」と。しごくまっとうなことを言ってますよね。
意味が分からないのに「私立にいく方がいいから」とか「いい会社に入りたいから」とか漠然とした「その方がいいから」で何かは決められません。ましてや和美ちゃんと違って、私はもういい大人ですから、やっぱそこは「誰がいいと言ったから」なんて人のせいにできませぬ。
だから、いくら周囲がお似合いだと思っても・・・こればっかりは。
ふと思ったのですが、男性側にとっては、お見合いってもしかしてけっこう便利な制度なんですかねえ?
普通、女性を口説く時は、まず食事に誘ったり、次には二人ででかけるように誘ったり、まめに電話をしたり、プレゼントしたり、いろいろするものだと思うのですが、お見合いの場合は、それ一切しなくて済むということなのかなぁ? そういうことを一切しないでも、周りが全部セットしてくれて、自動的に(?)結婚できる・・・とか思ってんのかな^^;
いや、別に口説いて欲しいわけじゃないんですが、「周りが全部セットしてくれて」それで結婚する「結婚」なんて、私は嫌だな。見合いってのはきっかけであって、そのあとは自分で進めないと・・・というか、「進めよう」という意志がそこにない限りは「自動的」に結婚なんてあり得ない。
そして、「進めよう」という意志がお互いにないのなら、その話はそこで「おしまい」なのだと私は思います^^; それは見合いだろうが、普通の出会いだろうが同じこと。
非婚化が進んでいるのは、もしかすると、そういう「意志」と係わる動機付けの部分で、「結婚」というものが魅力を失っているせいなのかもしれませんね・・・。
昔だって、別に「結婚」に魅力を感じて結婚してたわけじゃないのでしょうが、少なくとも、女性も男性も、結婚しないと困ることがいろいろあったような気がします。今は、別に困らない。だとしたら、よほど強力な動機付け・・・たとえば、相手のことをものすごーく好き、だとか(笑)がなきゃ、結婚って成立しないよな。
見合いによる成婚率も、きっと下がってるのだろうと思いますです。
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