poem(28)
もし私が世界からいなくなっても
きみの世界は変わりなく続いていくのだろう
それはとても悲しいことに思えるのだけど
もっと悲しいのは
もしきみが世界からいなくなっても
私はきっと何も知らずに
生きていくに違いない、ことだ
きみがいなくなったことも知らずに
きみが最期に何を思ったかも知らずに
今と同じように
きみを思ったまま生きていくのだろう
さよならも言えず
悲しむこともできずに
そうなるのを知っていても
まだきみを好きだ、なんて
ああ なんて 人間は
しょうのない生き物なんだろうね
「恋愛」カテゴリの記事
「詩」カテゴリの記事
- poem(126)(2022.01.27)
- 見送り(poem(110)より再掲)(2021.03.20)
- 「ひとりひとり」谷川俊太郎(2021.01.23)
- poem(125)(2021.01.19)
- poem(124)(2020.12.27)
Comments
私のサイトの初コメント!どうもありがとうございました~。
それにしてもこ、う~ん、良い詩ですねぇ。
これは自作ですか?
Posted by: たーゆー | 2005.10.18 01:00
たーゆーさん、いらっしゃいませ^^
私が初コメントだったんですか。 うれしいな。
囲碁の方も、自分がいつも負けて劣等感に打ちのめされてるのに言うのもなんですが、ぜひ、やってみてください^^
私は、ヒカルの碁のゲームソフトで最初やったのですが、ものすごく簡単に作られていて、あっと言う間に勝てるようになりました^^
人とやるとまけるんですがね・・・(爆)
詩をほめてくださってありがとうございます^^
このブログの詩は全て、自作。
恋愛詩ばかりなのでちと恥ずかしい感じもしますが、読んでいただけてとっても嬉しいです。
Posted by: BUBI | 2005.10.18 01:14