« pgさんと初対局 | Main | 囲碁とネットコミュニケーション »

2005.10.26

♪それは~まだ私が神様を信じなかった頃・・・♪

 標題はさだまさしさんの往年のヒット曲「雨やどり」の出だしの一節。先日、私が「ぷれなみ」で出演したLIVEで、他の出演者の方が弾き語りしてくださったのを久々にお聞きしました。私は中島みゆきファンですが、さだまさしも好きで、大好きな曲がたくさんあります。

 それにしてもこの出だし・・・「まだ神様を信じなかった頃」。じゃあ、今は信じてるんですねえ~。一体何があったのだろう? そう思わせるうまい導入部ですわ~

 というわけで、ちょっと私も、「それはまだ私が○○を○○なかった頃」というお題で、語ってみたいと思います。え? 「笑点」じゃない?(笑)

 思い起こせば2年前の9月。
 私はその前からずっと「ハッピーネットワーク」という冊子に自作の小説を連載したり、詩を掲載したりしておりました。「ハッピーネットワーク」の詳しい説明は長くなるので省きますが、簡単に紹介すると書店で市販されてる本ではなくて、『同人誌』ですわね。
 「ハッピーネットワーク」に作品を載せている方は100人以上・・・もっとかな、いるんですが、その中で私の小説を読んでくれた方がいて、「私の考えたキャラクターを使って小説を書いていただけませんか」と、いうメールをその2年前の9月にいただいたわけです。
 私もハッピーネットワークで、その方の作品(イラスト)を見ていて、どんなキャラクターだかはちょっとだけ知っていました。誰かの作った設定を原案にしてお話を書く。それまでもそういうことを何回かしたことがあって、けっこうそういう形の合作も面白いものですから、私は二つ返事でお受けし・・・とは言いながらも原案の雰囲気をぶちこわしにしないか、かなり心配ではありつつも・・・キャラクターを使って小説を書いてみました。
 一応設定はお聞きしましたが、分からない部分は適当に(おいおい)想像で補い、書いた小説の一作目を、依頼された方にメールでお送りすると、とても喜んでもらえました。
 調子に乗った私は、二作目、三作目とお話を書きまして、その年の12月頃には、その方が考えていたあらすじの終わりまでを、一通り、小説にしてしまいました。あはは。早過ぎー

 そんなわけでできあがったのが「Auf der Erde」(原案:Schumiさま)という小説。2年前にできあがった小説は、当然、ハッピーネットワークに連載しようということになりまして。以来、毎月、その冊子に原案者、Schumiさんのイラスト挿絵付きで連載を続けてきましたが、まもなくそれも最終回を迎えようとしているところです。

 小説の本編は、そういうわけで、2年前の12月に完成はしてしまったのですが、その後も、いろいろその小説に出てくるキャラクターを使わせてもらって、番外編や、別のキャラを主人公にした話など、バリエーションを作って今も楽しんでいます。

 ・・・それはまだ、「Auf der Erde」という話がこの世界になかった頃。

 私にとっては、まだ長野もハンガリーも特別な地ではありませんでした。神戸も行ったことなかったし、一人で海外のパックツアーに参加したこともなかった。スペシャルオリンピックスのことも知らなかったし、赤ちゃんがいるとお母さんは夜もほとんど寝られないことも知らなかったし、どうしても手が放せない時はそれを見せておくと、赤ちゃんがぐずらないでおとなしくしていられるビデオがあることも知らなかった。アイスバインも食べたことなかったし、チョコレートフォンデュも食べたことなかったし、小布施の栗あんしるこが美味しいことも知らなかったです。ついでにエビの天ぷらのしっぽが食べられることも、そば湯をつゆわりにしないでロックで飲んでもいいことも知らなかったなぁ~(笑) いや、これらは小説の内容にはなんも関係ありませんが(爆)

 「神様」ではありませんが、少なくとも私も、あのころは信じてなかった何かが、私の人生を「ほんのちょっと」、いやもしかすると「かなり」変えたような気がしています。

 そういうことってあるのですよ。誰の人生にでもね。きっと。

|

« pgさんと初対局 | Main | 囲碁とネットコミュニケーション »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference ♪それは~まだ私が神様を信じなかった頃・・・♪:

« pgさんと初対局 | Main | 囲碁とネットコミュニケーション »