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2005.10.16

女の敵は女、だろうか・・・?

(中島みゆき「ナイトキャップ・スペシャル」より引用)

女の敵は女なんだと 男友達は分析をする
少し違うわ 敵は男でも 女でもあり得るってだけよ

(引用終わり)

 この記事はちゃいさんの「女の敵は女?その1」にリンクをしております。
 ちゃいさんもご自身で記事に書かれておりますが、「女の敵は女?その1」は、かなり過激な内容ですね^^;
 特に私のような、独身女性に対しては^^;;;;;;;

「自分の結婚できないことを、ひとのせいにするとは何事ぞ。。」

 ひえー^^;
 いえ、自分が結婚しないことを誰のせいにするつもりはないのですが、独身女性のほとんどは、結婚していないこと、子供がいないことに劣等感を持っている・・・のです、たぶん。だから、結婚している女性に対して、どうしても、ちょっとうらやましくなったりしてしまうわけですね。
 それを、「それなら、あなたたちだって、自分で努力して結婚しなさいよ」というのは、火に油を注ぐというか、身もふたもないというか(爆)。
「いや、私はそんな劣等感なんかないわよ、ふんだ」
 という強い独身女性もいるとは思いますが、誰もがそんなに強くなれない。大多数の独身女性の意識として、劣等意識は切り離せないものだと私は思っています。なぜかというと、そもそも女性は子供を生む性だから。
 人間もまた生き物である以上は、子孫を残そうとするのは当たり前。だから子供を生まない女性が劣等意識にかられるのは生物の必然です。

 しかし、本当にじゃあ、子供を生む女性よりも劣っているのかというと、そんなことはない・・・はず。
 人はそれぞれにそれぞれの生き方があるってだけの話で・・・子供を生む女性も子供を生まない女性も、お互いにどっちが優れているかを争う必要はないはずなのですよ。

 なのに、対立を生んでしまうのはなぜかというと、それは、この生物としての劣等意識のせいでして^^;
 私もそうですが、日々、その自分の内なる葛藤を抱えて、おそらくは、独身女性は生きています。
 (独身男性もそういう葛藤があるのかどうかは、私は知りませんが)そんな私にちゃいさんの記事は「あいたたたたた・・・・」という感じでした^^;
 
(ちゃいさんのブログより引用)

 「独身女性や既婚でも、子供がいない女性はそんなふうに働く母を、心底、快く思っていないのかもしれない。
いずれ、自分達もそうなるのかもしれない、とおもいつつ、結局、それは将来のことであり、今現在進行形では、被害者意識があるのかもしれない。」

(引用おわり)

 いやいやいや。私は、もうたぶん、結婚しませんし、子供も生みませんが、つまり、自分はそういう制度を利用することは一生ありませんが、子供を生む女性を尊敬していますし、自分はそういう人の味方でありたいと思っております。そして、その子供たちが、将来の社会を支える大切な存在であることも十分認識しているつもりです。
 ただ・・・

 この間、後輩(独身女性)が
「子供をもつお母さんって、周りがカバーするのを当たり前だと思ってるよね。私が定時に帰っていたら、『家庭持ってないんだからもっと残業しなよ』って言われた。子供のいる、いないはそういうとき関係ないと思うんだけど」
 なんて言ってました。もちろん、子供を持つお母さんたちが、残業できなかったり、休んだりしなきゃいけないときに周りがそれをフォローするのは当然なんですが。ううう。

 「仕事」とはなんぞや、と私は考えてしまいます。
 残業は誰だってしたくない。したくないけど、それをしなきゃいけないことがあるのが仕事。それは男だろうが女だろうが、子供がいなかろうが、いようが同じなのだと、私は思います。
 しなきゃいけない仕事がどうしても出来ない時に、誰かにフォローを頼む時は、それはやはり当たり前ではなく、お願いしないといけない。そして、お願いされれば、当然、周りはフォローするわけです。私はできれば、そんなときは
「何で私がしないといけないのよ」
とは思わず
「私にまかせてちょうだい^^ 安心して休んでいいのよ」
と言いたい。

『そんなこと、お願いしたくない。どうして私がこうも肩身の狭い思いをしなくてはいけないのか。私には子供がいるんだから、残業できないのは当たり前。休むのも当たり前。残業が必要な部署に私を配置しておくのがそもそもの間違いなのよ。それは会社が悪い。』

 そう思う人は、正社員ではなくてパートの方がいいのではないか、と私は思ってしまいますです^^;
 会社も結局、誰かをいじめたいわけではなくて、いっぱいいっぱいなわけですしね^^;

 しかしまぁ、私が言いたいのは・・・
 結局、子供がいない働く女性と、子供がいる働く女性が、互いに敵意を持っても仕方がないということ。
 同じ女性なんだから、せめて、もっとお互いを理解しあい、助け合えていけないものか。

 いや・・・前にととさんがおっしゃっていたけど、女同士だからなおさら厳しくなるのだろうか。男の上司なら、お母さんもしている社員をもっとかばってくれるのだろうか・・・

 いやいやいや。男の本音はもっとひどいですよ。私は、これは断言できますね(爆)。
 敵は男でも女でもあり得る・・・しかし、全ての男、女が敵ではない。
 
 理想論かもしれませんが、やはり、お互いを理解し合い、ベストな方法を暗中模索していくことしかない、のでしょう。日本の少子化問題の解決のためにも。私はそうするために、いろんな女性の本音を、ブログで、これからも見ていきたいと思っております。これからもどうぞよろしく^^ 

(参考記事) 以前、少子化に関して、書いてみた記事です^^
http://light-snow.cocolog-nifty.com/cocolog/2004/12/post.html

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Comments

はじめまして。
とても共感して、コメントに出現いたしました^^
「私は●●だから」というのが女性にはついてまわり、だから種類で分けて、敵だとかなんだとか出てくるんですよね。
女も男も関係なく、一個人として相手を見ればいいのになあと思うことが多いです。相手を敵だと思った時点で、自分も相手の敵になっていることに気づかないとと。
例えば、独身女性は子育て女性をカバーしているかもしれないけど、将来、病気になった時、子育てを卒業した女性がカバーしてくれるかもしれない。子育て女性も独身女性がカバーしてくれるから仕事を続けられると感謝しなければと。

Posted by: ぐーたん | 2005.10.20 00:18

コメントありがとうございます~。
ようこそ、当ブログへ~♪♪♪

病気になったときに、自分がどうなるかというのを考えると、これはまさに、男女関係ないですよねー。
ほんとは保育園のお迎えや、子供が病気になったときなんかも、男女関係ないはずだ^^
それぞれ、大変なときは、助け合う、のが良いと思います。
それが、どうしても「女」だからとか「お母さん」だからとか、そういうふうにひとくくりにされがちで。

お互いが助け合う、そういう意識を職場でも持ち合いたいものです^^・・・理想論かな~

Posted by: BUBI | 2005.10.20 21:20

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