「人恋しと泣け 十二月」
標題は、いつものように中島みゆきさんの曲から。
文字どおり「十二月」というタイトルの曲でございます(「グッバイガール」というアルバムに入っております)。
(引用開始)
自殺する若い女が この月だけ急に増える
それぞれに男たち 急に正気に帰るシーズン
大都会の薬屋では 睡眠薬が売り切れる
なけなしのテレビでは 家族たちが笑っている
(引用終わり)
最初にこの曲を聴いた時、ぞっとしました。あまりにも・・・そのまんまなんだもの~(爆)。
クリスマスの時期というのは町は華やかに彩られます。カップルだったらロマンティックで最高なんだろうなー。でも、だから、というか、なんというか、一人身にはその孤独が思い知らされるシーズンなのですよ。洒落にならないわ。
(引用開始)
何万人の女たちが「私は違う」と思いながら
何万人の女たちと同じと気がついてしまう月
(引用終わり)
やれやれ・・・・(ため息)
12月は好きなのです。好きなのですが、年ごとにため息が増えますな。普段はのんきに一人を楽しんでいるのに。クリスマスの時期だけ、どこか、あったかい南の島にでも逃亡したい(まじ)。
たかがクリスマスなのに、なぜこんなに何かの「プレッシャー」(?)があるのだろう? 自分でもよく分かりませんわ。誰かといることだけが幸せじゃないはずだ、と思うんだけどなー。それはやっぱり「自分にウソをついてる」んだろうか^^;
でも、私はこの「十二月」という歌がとても好きなのです。
(引用開始)
好きになるのも 信じきるのも
待ちわびるのも 思い切るのも
みんな自由だ みんな自由だ
人恋しと泣け 十二月
(引用終わり)
誰を好きになろうと、誰を待ちわびようと・・・そしていつ死のうと自由。その覚悟さえあれば、テレビのファミリードラマだって、町を歩くカップルだって、なんでもこいという気になってきますわ(苦笑)
みゆきさんの曲は、失恋のどん底の歌がたくさんありますが、逆説的に、聞いた後は勇気が湧いてくると言われています。興味のある方は「十二月」、ぜひ一度、聞いて見て下さい。元気が出る・・・かも?
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Comments
自分がみゆきさんを好んで聴くようになったきっかけの曲がこの十二月。
今での大好きな曲のひとつですw
ちなみにアルバム収録の十二月は2番の歌詞がカットされているらしいですね。辛辣すぎるからだとか。
Posted by: どん | 2005.11.22 23:25
どんさん、いらっしゃいませ^^
同じ、みゆきさんが大好きな友人に二番の歌詞をちらっと教えてもらったことがあります。
友人は、やっぱり「十二月」が好きだといっておりました^^
私はカラオケ好きで、中島みゆきだけのカラオケを主催していたことがあるんですが、今やこの「十二月」もカラオケに入っています。幻の二番も入れて(カラオケではでませんが、自分でいれる(笑))熱唱すれば、きっと、クリスマスなんてぶっとぶかもしれません(ほんとか?)
たまに、みゆきさんの曲をネタに記事を書いています。
よろしければ、またおたちよりくださいませ^^
Posted by: BUBI | 2005.11.23 09:39
自分のブログにコメントありがとうございやすm(_ _)m
自分は今年の夏頃からネットのファンサークル「なみこむ」ってとこで知り合った人とみゆきさんしばりカラオケを何度かやりました。
周りにファンの居ない自分にとってマイナーな曲を歌えるのは
とても幸せですw
Posted by: どん | 2005.11.23 19:52
おお~「なみこむ」にご縁がある方なんだ~♪
さすが全国区サークル^^
いえ、立ち上げのころ、たまに「なみこむ」のサイトをのぞいていたりしたものですから。
いいですよね、みゆきさんだけのカラオケ^^
転生の歌もすでに何曲か入ったとの噂もあります。
またぜひ、行ったら、ブログに記事をアップしてくださいませ^^
Posted by: BUBI | 2005.11.23 20:51