poem(31)
「why」
きみに好きな人がいるのは
最初から分かっていたのに
いくら私がきみを好きでも
どうすることもできないのは分かっていたのに
どんなにきみを好きでも
きみを幸せにできるのは
私ではないと分かっていたのに
早く忘れてしまった方がいいことなんて
とっくの昔に分かっているのに
どうしてきみの愛の言葉が
私へのものでないことが
これほどにつらいのだろう
きみが会いたいのは私じゃない
分かってるよ 分かってるのに
なぜ こんなに苦しいのかな
早く消えてしまえばいいのにね
「恋」なんてさ
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