人体標本
日本テレビの「世界一受けたい授業」という番組をつけていたら、ドイツから持ってきたという人体標本が出ていました。これ、以前、私が見た「人体の不思議展」で展示されていたものと同じかしら。本物の人体から作られたという標本は、見ているだけで、本当にすごいなーと思います。
でも、なぜすごい、と感じるかというと・・・・
今日の「世界一、受けたい授業」の特別授業の講師は、「バカの壁」の著者で有名な養老 孟司 氏だったのですが、この方は「死の壁」という本も出していて。今日の授業のテーマは「死」だったのですね。
人体標本は、本物ですから、それを見ていると自然と、「死」とか「生命の不思議」に思いが至るみたいです。学術的な意味ではなくて、精神的な意味で。標本を前にするとなんとなく敬虔な気持ちになります。
もちろん、私もそういうのに興味があって、かつて人体の不思議展を、仕事を半休して見に行ったんでした。すでに去年の話だなー懐かしい。
「世界一、受けたい授業」で養老氏は、今は、私たちの生活から「死」を遠ざけ過ぎているのだと言っておられました。私、個人の場合は、身内の死をもう何度か経験したので、死が何かは分かっているつもり。でも、自分の死は・・・どうだろうな。
「スカイハイ」などを見ましたが、あれはまさに「死」がテーマの物語でした。
たまに考えてみるのも悪くないのかもしれません。「死」について・・・そして、「生」について。
ところで、昨日のくしゃみ鼻水は、ゆっくり寝たせいで今日はよくなりました。
皆様も風邪には気をつけて。明日はまた寒いそうです。
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