「二十億光年の孤独」とこだま会
本日は、友人が出演する「中央大学混声合唱こだま会」の50周年記念第38回定期演奏会に行ってまいりました。府中の森芸術劇場のウィーンホールというところで開催されたのですが・・・いやぁ~今回初めて行きましたがすばらしかったですね~。合唱ってすばらしい♪
中央大学のこだま会という合唱団体は、現役部員が21名。舞台に上がる部員さんたちを見ていると、第一印象として
「人数少ないな・・・」
と思い、やっぱり今の大学生って合唱とかあまりやらないのかなーと淋しい気持ちになってしまいますが、いざ歌い始めると、レベルの高さにびっくりしてしまいました。ヴォイストレーナーについて本格的にやってるからかな~。
「二十億光年の孤独」は谷川俊太郎の詩です。今日の演奏会の第一部で、この詩の合唱曲の演奏がありました。
(引用開始)
二十億光年の孤独に/僕は思わずくしゃみをした
(引用終わり)
私はこの詩が大好きなんです。合唱曲もとても面白い。こだま会の演奏で聞けてよかったなぁ~と思いました。
そのほか二部の「グリーンスリーブス」が、私はとても気に入ってしまいました。曲はもともと好きなのですが、この曲を、生の歌声でこうして聞けるなんて、とてもぜいたくな気分でした。感動してしまった・・・
今年の演奏会は50周年記念ということでOBやOGも出演しての合同の合唱が4部でありました。私の友人は4部に出演して、「筑後川」という合唱組曲(作詞:丸山豊 作曲:團 伊玖磨)の演奏に参加していました。
「河口」という最後の歌だけは聞いたことあったのですが、組曲を通しで聞いたのは初めてで。これって「愛」の歌だったのか。知らなかった~(笑)
OB・OGが加わったこだま会の演奏はさらに迫力を増し、期待にたがわぬ迫力でとてもすばらしかったと思います。
いやーいいですねぇ。部員数の少なさという厳しい現状はありますが、今年のようなすばらしい合唱をずっと続けていってほしいです。いや、大学だから次々と新しい世代にそれは引き継がれていくものなんですけど、世代をこえてずっと。そう願わずにはいられません。
万有引力とは/引き合う孤独の力である
(谷川俊太郎 「二十億光年の孤独」より)
合唱は独りではできません。このすばらしさがずっとずっと、この先も続いていきますように。
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