「スーパーサイズ・ミー」
今夜はずっと見たかった映画をDVDで見ております。
「スーパーサイズ・ミー」
マックを一ヶ月食べ続けたら人間はどうなるか!?という実験のノンフィクション映画です。
アメリカってすごいですね。外食率もすごいし、やはり肥満の率もすごいらしいです。
実験をした映画監督はベジタリアンシェフの彼女がいて、実験前にした健康診断ではパーフェクトなんですよねー すばらしい♪ いいなぁ。
そもそもこの映画は、マックが「体に悪いものを売っている」ということで、訴えられたことをきっかけに作られました。
映画の中でも言われていますが、
「マックが町にあっても素通りすればいいだけで、訴えるなんておかしい」
裁判の判決もそのように出ました。しかし、果たしてそうだろうか? この議論、なかなか面白いです。
脂肪分と糖分たっぷり。だけど、マックは子供に優しい。遊び場があって、メニューにはおもちゃがついていて。親に連れられてマックで楽しい時間を過ごした思い出は、刷り込みになってしまうんですって。うーん、確かに問題かも。
肥満の問題にもずばりと・・・いやーここまで、肥満に対してズバズバと言う映画があるだろうか^^;
いやー私もね。日々ダイエットとの戦いの日々ですよ。風邪で減った体重はやはり戻りつつあるし。
私自身は、もともとマックにはあまり行きません。高カロリー食でダイエットの敵ですから^^; それ以外でもナゲットは鶏肉のどこを使っているかわからない、とか、ハンバーグはねずみの肉だ、とか、昔から言われております。ちょっと気持ち悪い。それに昔はコーヒーがめちゃくちゃおいしくなかったので、飲むものがなかった。今ではコーヒーはドリップするようになったし、紅茶も出すようになりましたけどね。脂肪分たっぷりで、身体に悪い食品なのに、なぜマックを好きな人が多いのかしら。まあ、確かにすごーくおなかすいている時なら、ハンバーガーを食べておいしい、と思うときもありますけども。子供はほんと好きですよね。
アメリカでは、学校給食でも加工食品が幅を利かせているらしいです。カフェテリア形式で、ポテトも好きなだけとれるようになっている。子供はそれが大好き。好きなものだけとれるから、それしか食べない子もいることも、映画ではやっていました。日本の給食は、野菜のメニューもあるし、栄養についてはバランスって考慮されているはず。ここまでひどいことはないでしょう。子供にも、ハンバーガーを食べさせてほっとく母親は「あまり」いません。少子化で子供は大事にされてるしね。ああ、日本人でよかった・・・
もう一つ、問題なのは中毒性。
マックが好きな人はどこまでも好きらしいです。マックの食事には中毒性が実在する!? 身体に悪いと知っているのに、食べちゃうのはそのせいなのかなー。ホントなら、大人はまだしも、子供はよくないですな。
大人の場合は、たまに聞く、マックによく行く理由は「安いから」。・・・うーん確かに安くておなかは膨れるんですけど、それで体を壊してたら、これも問題だよなぁ。
実験の結果は、12日間で体重が7.7キロ増えて、30日間では、11キロ増えた。肝臓もやられ、あきらかに健康を害した、という結果がでました。糖分と脂肪の過剰摂取。それによる健康への影響は、想像以上だったそうです。
映画が公開された後、マックではスーパーサイズをやめたとのこと。
「マクドナルドでは、この映画のとの関連はないとしている」・・・・映画のラストからの引用です。
一番怖いのは、結局企業はもうけることしか考えていない、ということ。自分の身は自分で守るしかない。そう・・・日本でも、とんでもないマンションの耐震構造偽装問題があったように、「悪い」と分かっているのに商売をする企業は確かに存在している。
うーむ。怖いわねー。みなさんも気をつけてください。・・・ああ、ホント日本に住んでいてまだよかった^^;
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