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February 2006

2006.02.27

「キッチンウォーズ」

 土曜日にテレビを付けておりましたら、味の素の1社提供の2時間ドラマで「キッチンウォーズ」というのをやっておりました。主演は「女王の教室」の天海祐希(私に紹介させるとそうなっちゃう)。
 主人公は、海外でも活躍しちゃうバリバリのキャリアウーマンで、一口食べると素材が分かっちゃうほどの食通なんですが、料理はなぜか下手な(まーたぶん、あまりやったことがないからでしょう)女性。結婚してて小学生の娘が一人いるんですが、この家は、彼女が働くかわりに、ご主人が家にいて、炊事などを担当しておりました。娘さんがどうも体が弱かったらしかったのでねー。
 でもドラマの冒頭、そのご主人が事故で亡くなってしまいます。
 仕事で家にいないことの多いお母さんよりも、いつもそばにいるお父さんが大好きだった娘は、とても悲しんで、学校でも家でも反抗的な態度を取るようになってしまいます。
 いきなり娘と二人の生活が始まっちゃったお母さん。学校の先生や旦那の実家のお義母さんに言われ、一流レストランの食事ではなくて(最初は散々すごいレストランに娘をつれていっておいしいものを食べさせたんですが、あまり娘は喜んでくれなかったのです)手料理を娘に食べさせるために、料理教室も行ってお料理をがんばろうとするんですが、子羊のローストや「○○の○○風」なんて料理じゃなくて、肉じゃがやだし巻き卵やきんぴらごぼうみたいので娘はよかった。
 仕事も忙しく、そして・・・お父さんの死をもちろんお母さんだって悲しんでいないわけでなく。そんなぎりぎりの状況で娘との気持ちがすれちがってしまって破綻寸前になるのですが、最後、彼女は娘のために、だし巻き卵のお弁当を作って・・・遠足の朝には間に合いませんでしたが、そのお昼までになんとか作って、遠足の場所まで必死に届けにいきます。娘にもそんなお母さんの気持ちが伝わって、やっとここから本当の二人の生活が始まる。
 そんなドラマでございました。

 いやはや。お弁当ネタというのは、どうも自分の実体験にオーバーラップしてしまって、他人事ではなくなってしまいます。
 私は中学の頃、いろいろ事情がありまして、あまりお弁当を作ってもらえなかったものですから、セブンイレブンのパンやおにぎりの常連でございました。そんな自分を別にかわいそうだと思ったことはなかったし、今もきっと、お弁当じゃなくて、パンやおにぎりでお昼をすませてる子供というのは多いのではなかろうかと。
 ドラマを見てると、娘は遠足のときに、お母さんがまさかお昼に弁当持ってくるとは思わないので、自分でコンビニでパンを買って遠足に向かいます。その姿がまたドラマだと可哀想に写るわけですわね~~
 
 別にコンビニのパンとおにぎりでも立派なオトナにはなれるのだ(笑)。
 立派な奥様にはなれないかもしれんが(爆)。

 私はでも基本的に料理ってけっこう好きですよ。
 一人暮らしが長くなって、あまり自炊らしい自炊をしてない昨今ですが、おいしい手料理は人を幸せにするのは分かる気がする。自分で作っても、「これうまい!」というのができると、ごっつ嬉しくなりますしねー。
 
 好きだけど、たまに失敗もします。なので、この天海祐希が演じた役の人の気持ちって分かるなー。彼女自身、味音痴なわけじゃないので、自分の作った料理がまずいときはそうと分かる。がんばって自分で作った料理がおいしくないときの落胆ぶりと言ったら・・・
 お店じゃないから、たまには失敗もする。いつもおいしいものが作れるわけじゃないけど、おいしいものを作って食べてもらいたいとがんばってる。そういう気持ちが泣かせるじゃないですかー。
 
 私も今夜は久々に肉じゃがでも作ってみようかなー。成功しても失敗しても自分で食べるわけですが。たまには作らないと腕が鈍る・・・いや。腕が鈍るとかよりも前にしょうゆがもうかなり古いので、買わないと。(おいおい)

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2006.02.24

やったね♪ 荒川選手

 いや~、朝起きて「金メダル」というのにびっくりしてしまいました。
 ショートプログラムを見ていて、「五輪でも頂点に立つ!」の復活の女王、ロシアのスルツカヤ選手や、「今度こそ絶対金メダル」の体操出身ですっごく姿勢が美しい、アメリカのサーシャ・コーエン選手・・・どちらもとってもレベルが高くて、いえ、もちろん日本の3選手も、みんな素敵なんですけど、この二人には届かないんじゃないかと、思っていました・・・失敗がない限り。
 オリンピックの舞台というのはプレッシャーがそれだけかかるのですね。そういう意味で、そんなプレッシャーの中でも自分の演技が出来る、自信と実力を兼ね備えた選手が金メダルをとれる、ということなのだなぁ。荒川選手にはそれがあったということ。やっぱりすごい! 金メダル、おめでとう、荒川選手♪
 全然シチュエーションは違いますが、たとえば私なども、音楽の仲間と、もちろん仲間内の範囲ですが人前でギターを演奏する機会などがあったりします。ギター演奏なども、完璧に弾けるのが当たり前くらいにならないと、本番でちゃんとは弾けない。
 スケートの選手達も、いろんな高度な技を、いちかばちかでやるわけじゃないでしょうから、練習では完璧に滑れているのでしょう。だけど、それでも本番では失敗しちゃう。高度な技を完璧に仕上げるまでには、肉体的な負担も相当でしょうし・・・
  自分の実力を出し切ること。大舞台では精神力の強さも必要なんだなーというのを実感した、フィギアスケートの観戦でした。その中で日本の選手が金メダル。そうか~、まだまだ日本も捨てたもんじゃないのかも^^

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2006.02.23

やっぱり囲碁はええなぁ(*^^*)

 2月は最初の10日間が残業続きだったせいで、ちょっと燃え尽きてしまい、二週間ほど、対局から離れておりました。
 なければないで生きてはいけるのですが、囲碁のない生活というのは張り合いがないもの。何か目的に向かって少しずつ向上する快感というのは、たとえそのゴールが寿命より長いのが分かっていても、やみつきになるものでございます。
 ネット碁は、いつもは知り合いとしか打たないのですが、昨日はリハビリ目的なので、いつも人が大勢いるigo棋院で、初めての人でもこちらからお願いしてとにかく打ってみることにしました。

 igo棋院では持ち時間3分で打つのがどうも普通のようで^^;
 いや、設定はできるんですが、初めての相手だと私が勝手に時間設定するわけにもいかないので、持ち時間3分の早碁を覚悟。リハビリだと割り切ればなんでもできちゃいます。
 
 最初の対局は互い先で18目半負け。
 二局目は2子局で28目負け。

 そして三局目は、今、一番熱い女性囲碁ブロガーpg様との対局~♪
 序盤早々、左上隅で、定石で打ったから死ぬはずないのに、あり得ない死にが出ちゃいました^^;
 そのあとはもう破れかぶれでむちゃくちゃやってしまいました。ごめんなさーい、pgさん。
 結果は8目差で負けました~。

 ということで三連敗。悔しくないと言えばウソになりますが、ブランク後に連勝で始まるほど、碁は甘くないのは重々承知。「自分で納得できる内容」でも全然ないので、また少しずつがんばろうと思います。
  
 負けちゃったよぉ~とまるで小さかった頃の卓球の愛ちゃんのように、師匠に報告したら、
「地力はついてきている。内容は悪くない」
 なんて言っていただけて、師匠にそう言われると、すぐ復活しちゃう私^^ やっぱ囲碁ってええなぁと思いました。
 勢いで、鳳雛さんのところの囲碁大会にも参加表明しちゃいました。初めましての方、どうぞよろしく。

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2006.02.22

パリ16区の「カマンベールチーズケーキ」

 北海道の人が出張で東京に来るので
「何かお土産のリクエストはないか?」
 と問われました。
「いえ、そんな~お気遣いなく~」
 というところでしょうが、つい、リクエストをしてしまいました。
 フランス菓子、パリ16区の「カマンベールチーズケーキ」
 ホームページを見ていたらとてもおいしそうだったので。
 
 見た目はカマンベールチーズ、パッケージを開けるとふんわりケーキというとても心惹かれるケーキです。
 もともとチーズや牛乳やヨーグルトなどの乳製品が大好きでして。チーズはクリームチーズが一番好きで、ゴルゴンゾーラなどブルーチーズのようにクセがあるのはちょっと苦手っぽいのですが、チーズ好きの友達に薦められていろんなチーズを試したこともあったりします。北海道に行ったときは、必ず空港で(ただしおなかの具合の許す限り)びんの牛乳を飲むのが楽しみです。
 くだんの「カマンベールチーズケーキ」は人気があるようなので、一応リクエストはしてみたものの、買えるかどうかは微妙のよう。明日がちょっと楽しみですー

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2006.02.21

「いやいやえん」と幼稚園の思い出

 幼稚園の頃と言えば、私も周囲となじめなくてぽつんとしていることが多かったですなー
 同じクラスの女の子にもいじめられてたし^^;
 幼稚園を途中で変わったという理由もあるんですが、一人っ子なせいか引っ込み思案で、とても自分から友達に声をかけたりできなかったです。

 「いやいやえん」という子供向けの本があるんですけど、ご存じの方いらっしゃいますか。
 「いやいやえん」では、こどもたちはやりたいことをしていいのです。私は当時「いやいやえん」を読んで「いやいやえん」に憧れておりました。「いやいやえん」では、誰とも話したくない子は、ずっとひとりぼっちで教室の隅にいてもいいんです。無理やり他の子と遊ばなくちゃいけなかったりしない。
 放っておいて欲しかった。一人にしておいて欲しかった・・・小さい頃、子供の頃、というといつもそう思って、でも叶えられなかったという思い出があります。

 オトナになってその願いはかなえられました。オトナはいいなぁ。一人でもいてもいいんだもん。
 ・・・まあ、家庭を持ったり、子供を持ったりしてないからそんなことを言っていられるんでしょうけど。それと、やっぱり一人だけど一人じゃない、からかな。
 
 ネットで友達を作ったり、小説を書いて冊子に載せたりするようになったのは、振り返れば、概ね、親元を出て一人暮らしをするようになってからです。誰に遠慮することもなく、好きなことができるようになったら逆に、そういったコミュニケーションにも前向きになったというところ。不思議なものですね。
 前にも書いたことあるかもしれませんが、大学では教育心理学や社会学を専攻しておりました。人と人との関係やコミュニケーションというのは、多分、私個人にとっての一生の課題なのかもしれません。無論、勉強したからってうまくなるわけでもないんですけど。

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2006.02.20

「あなたの言葉が分からない」

  中島みゆきさんが「コンサート」とは違う、舞台形式で、自らの作品を披露する「夜会」。ちょうど今も、VOL.14「24時着00時発」という舞台が東京の青山劇場で公演されているところなのですが、今日の話は、以前、同じ「夜会」で発表されたことがあるVOL.8「問う女」から。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HOIQ/qid%3D1140399452/249-8051563-4761965
←DVDはこちら

 私はこの作品を最初、書籍になったもので読んだのですが、びっくりしてしまいました。テーマがとても・・・心の中に突き刺さる感じで・・・

 ここでこの作品のSTORYについて詳しく書くのは控えますが、先日、カラオケに行った時に、この作品の中で歌われる歌、「あなたの言葉がわからない」を歌っていたら、滋賀の事件とイメージが重なってしまってまいりました。

 「問う女」には東南アジア方面から日本に働きに来ている女性が登場します。日本語はほとんどしゃべれなくて。
 ラジオのDJで「話す」ことを生業としている、中島みゆきが演じる主人公は、ひょんなことから彼女と出会い、交流をするようになります。交流と言っても、彼女は日本語は全然分からない。名前さえも伝わらない。
 「あなたの言葉がわからない」という歌はそんな二人のシーンでかかります。
 
(引用開始)

 これはなぁに? これはなぁに?
 何て言ったの?
 A,B,C,D,E,F,G・・・
 小さい子みたいね
(中略)
 あなたの言葉が何にもわからない
 あなたに心がないのかと間違える
 あなたの言葉が何にもわからない
 あなたがこの世にいないのかと間違える

(引用終わり)

 人と人の結びつきと「コトバ」・・・いろいろ考えてしまいます。
 それは、ネットという言葉の世界の端くれでブログをやってる自分自身にも返ってくる問題のような気もして。

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2006.02.18

一体なぜ・・・滋賀幼稚園児殺害事件

 また痛ましい事件が起きてしまいました。
 いや・・・痛ましいどころの騒ぎではなく・・・この事件、一体、どう考えたらいいのか、ちょっと混乱してます。

 http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/shiga_murder/  ←ニュースはこちらから

 34歳で幼稚園の娘がいるお母さんが、同じ幼稚園に通う園児を二人、包丁でめった刺しにして殺してしまった、という事件です。そのお母さんは、中国出身で、日本人の現在47歳の男性と結婚し、滋賀県の長浜市に住んでいたそうです。

一体なぜ・・・

 お母さんは、その子たちを朝、車で幼稚園に送る途中だった。自分の娘も助手席にいた。自分が運転している車から一端降りて、後部座席に載っている二人の子供を刺し、車から外に出して、自分はその場から逃走。でも事件から二時間後、60キロ離れた大津市で見つかりました。車の中には大量の血が流れた後があり・・・犯行については自供しているそうです。
 記事には、彼女が自分の言葉の中国なまりを気にしていたこと、自分の娘がみんなと仲良くしているか心配していたこと、などが書かれております。あまり夫婦仲もうまくいっていなかったらしいこととか。

 そりゃ生きていればうまくいかないこと、追い詰められてしまうこと、いろいろあるんですけど。それでも、なぜ、罪もない小さな子供を殺してしまおうと思ってしまうの?  信じられない事件・・・一体なぜこんなことが・・・

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2006.02.17

逆もまた真なり

 ビックコミックスピリッツという青年マンガ雑誌を毎週月曜日に買っています。その中に「中退アフロ田中」というマンガがありまして。
 高校を何気なく中退してしまったあと、自宅の庭にプレハブを建てて一応独立し、その後も特に目的はないものの、働けと言われるので、車の免許などとってみて、たまにトラックの運転をして働いている20才男、主人公の田中。(すごい紹介だなぁ)日々考えていることなどが、とてもリアルで読んでいてとても楽しいです。
 
 今週のテーマは・・・田中くんは20才なのですが、今まで彼女っていたことないのですね。あらためてそのことを考えてみて、彼は
「彼女欲しい・・・ではなぜ彼女ができないのだろう」
 ということをつきつめてみます。そして彼はあることに気付く。

「そうか。性欲があるからいけないんだ」

 つまり彼は、女性を見ると「やりたい」としか考えない自分が、これじゃまるでサルだ、と思うわけですね。サルでは彼女ができるわけがない。性欲は○○○○で解消し、性欲抜きで人格vs人格として女性とつきあい、その人を好きになれればカップルになれる。カップルになれば自然とSEXもする。オールOK(笑)

 へ~と思ってしまいました。
 男性ってそうなのかー。
 ということは・・・女性の側から考えると、彼と逆の考え方になります。

 女性ってのは基本的には「やりたい」とかあまり思わない。というかSEXは「好き」の次に来ると思っています。女性と男性の付き合いは、まず人格vs人格の付き合いであり、その帰結としてSEXがある。
 ・・・そういう考えって男性と反対なのですわね。男性が人格vs人格の付き合いを求めていないのに、好きじゃなきゃいやとか言ってる段階ですれ違ってる。最初に性欲があってその後に人格vs人格の付き合いがあるならば、中身がどうだろうと、最初のSEXアピールがない女性には、男性からのアプローチがないのは、当然と言えば当然。
 
 次週、「中退アフロ」の主人公、田中くんは、サルである自分を反省し、性欲抜きで女性と付き合うことにチャレンジしてみることに。さて、どーなりますことやら。

 逆に考えるなら・・・
 私なども、人間は中身だ、なんて言ってないで、少しは己のSEXアピール度を高めるよう努力しないといけないのかな。そうじゃなきゃ好きな人も捕まえられないなぁ。
 え?「気が付くのが遅すぎる?」・・・ごもっともでございますm(_ _)m

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2006.02.15

辛すぎる・・・「白夜行」

 テレビでやってる「白夜行」をまだ見ているんですが・・・このドラマ、救いが無さ過ぎて、見ているのが辛くなってきました。前にこのドラマについて書いた時に、あらすじをちょこっと書きましたが、男の子は好きな女の子のために父を殺し、女の子は好きな男の子のために母を殺す。全てはそこから始まるドラマなのですけど。

 周囲が何を言おうと、二人を巡る環境がどう変わろうと、二人はお互いを信じ、たとえ会えなくてもお互いにいつか太陽の下をいっしょに歩くためにがんばっていく話なのかと思ったら、なんかちょっと違った展開に^^;
 「彼女」には別に好きな男ができ、その好きな男の恋人を辱めるために、「彼」にまたまた犯罪を行わせようとします。「彼」は彼で、彼女のために自分は身を引くことまで考えたのに、彼女がそんなことを望むものだから、最初は断るんですけど、結局は断りきれなくて、罪を重ねる。
 そんなことをしている内にお互いがお互いを信じられなくなっていくのですなー・・・うわぁ。

 いや、女の子の気持ちは分かりますけどね。なぜ自分だけが不幸でいなきゃいけないのかと。幸せな友人をねたむ気持ち・・・分かります、分かりますが。
 彼は、どんなに自分が犯罪に手を染めようと、影で生きていかなくてはいけなくなろうと、それで彼女が幸せになるんならそれでよかったのに。彼女の友達を傷つけることを断ったのも、それで彼女が幸せになるとは思えなかったからなのに。
 彼女はその思いを知っていて、目を背ける・・・ひどいなぁ。

 ドラマの冒頭でいきなり登場してしまう、ドラマのラストシーンでは、彼は死んでしまうらしいのですが。そこではやはり二人は信じ合っているように見えます。
 疑ったり、裏切ったり、紆余曲折はあるけれど、最後は・・・そんな話だといいのですけどねえ。
 そういえば「女王の教室」も途中見るのがつらくなったっけな。

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2006.02.14

バレンタインは失恋記念日!?

 2月14日はバレンタインデー。日本では一般に、女の子が男の子にチョコレートをあげることで愛を告白する日、ということになっています。
 愛の告白・・・ねぇ(笑)。告白する日ならば、その日が失恋記念日になる女の子も多いんじゃないかなぁ。だって、愛の告白ばっかりはいちかばちか、必勝態勢で望むわけにもいきませんもんねー。

 ただ以前、友人が言ってたか、本で読んだかしたんですが、女性は一般的に、誰かを好きになっても、自分からは告白しないで、男性に自分を好きにならせるようにし向ける戦略が必要だという話もございます。だとしたら、バレンタインデーも実際にそうしてチョコ渡す前に、気のあるそぶりを男性側にしておいて、相手も満更じゃないのを確かめてから、告白に至る、というプロセスが必要なのかもしれません。
 だとしたら、バレンタインの告白は、必勝態勢、恋のゴールイン、晴れて両思いに至る最後のアプローチとして存在するわけだから、「いちかばちか」とか「玉砕覚悟」とか言ってる段階で、もしかしたら、失恋決定なのかもなー。

 告白ね・・・私もは一度、告白ってのをしたことあります。

私 「彼女いるの?」
相手「いないよ」
私 「どんなタイプが好きなの?」
相手「いやぁ、俺のこと好きになってくれるなら誰でも」
私 「じゃあ・・・私じゃだめ?」

・・・いやぁ、若気の至りというか、なんというか、今でも覚えてますよ、このやりとり。忘れられないー。よく言えたなぁ。私。ふふ、そのときの相手の困った顔と言ったら。いわく、彼女はいないけれど好きな人がいる。だから私はだめなんだってさー。だったら誰でもいいとか言うな~。

 まあでも、昔は私も「誰でもいい」とか失礼なことを公言してはばからない時代がありました^^ 
 なので当時の相手を非難できる立場じゃないんですが・・・実際、誰でもいいわけではないですよね、ホント。付き合うのも結婚するのも、好きな相手じゃなきゃ。

 思い、というのは難しいものです。
 どんなにどっちかがどっちかを好きでも、それは一方通行では意味がない。どんなに好きでも、相手が自分を好きでなければ、それは迷惑でしかないわけで。私も職場の上司に、酔っぱらってなでなでされたときには、迷惑としか感じなかったもんな←それは当たり前(爆)

 チョコをあげて、受け取ってもらえる。素敵なことじゃーないですか^^
 あげられる相手がいる人はどうかその人とその思いを大事にして下さいね。

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2006.02.12

poem(37)

「何をしていても」

最近
何をしていても
きみのことを思い出しちゃうんだ

歌を聴けば
「きみが好きな歌だ」って思うし
車に乗れば
「二人でドライブをしたね」って思う

雨が降ればきみと雨の中を歩いたことを
星の夜はきみの家の近くで見上げた星空を

生きている、それだけでも
きみが今この瞬間も
同じ時を生きていることを
思い出すんだよ

何を見てもきみを思えるなら
きみの知らない誰かを
きみを愛するように愛せるのかもしれないけれど

それだけはできないし
しちゃいけないのは
私にもちゃんと分かるんだよ

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2006.02.11

ちょっとCM

「ハンゲーム」というゲームサイトをご存知ですか?
囲碁もあるし、そのほかいろいろなゲームのネット対戦ができるサイトなんですけど、そこでは、バーチャルの世界で、自分のホームを持つことができるんですね。
私も家を持ちましたので、もしハンゲームに入ったことがある人は見に来てください。IDは「bubi31」です。(←それで探せるのかなぁ)
私のホームには、暖炉やこたつや液晶テレビなど、現実世界で買えないものをそろえて(笑)悦に入っておりますです。
バーチャルと言え、ハンゲームの「アバター」(←バーチャル世界でのアイテムをハンゲームではこう言います)は有料です。
実は一式、欲しいものをそろえるのに、3000円くらい現実にお金がかかりました(爆)。釣られてますなー

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2006.02.10

お母さんといっしょ♪

 今の部署の仕事は、いつも月の最初1日~10日までが忙しいのですが、今週がまた残業続きになってしまいました。でもとりあえず今月は一区切りつき、ほっとしたところです。

 以前に、私と同じ係の女性が二人、産休に入ってしまう話をここに書きましたが、先月末、一人目が産休に入りました。
「同じ部署で二人も欠けたら補充なしではとてもやっていけません!」
 という話を散々課長以下いろいろな人に言いまくっていたせいで、とりあえず1月は人事異動で、休みに入った人の替わりとして、後任の方が来てくれました。当面はこれでしのげます。ほっ。
 だだし次に、二人目が産休に入る時は、
「替わりは来ないからね。よろしく」
 と課長に言い渡されてしまいました。ひー
 
 ちなみに今回、替わりにきた方も、4才のお子さんがいるお母さんです。
 私自身はひとり身ですけど、子供がいるお母さんが元気に働ける職場であるように、私自身もがんばらなきゃーと思いますです。
 え? ちょっと優等生発言ですか?(笑)
 いや、上の子が4才というと・・・そろそろ二人目を考えてもおかしくないかな。またこの方も産休なんて事態になったらどうするんだーというのがちょっとした本音(爆)。

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2006.02.08

水族館占い

 占いや性格診断を見るとやってみたくなる・・・恒例の占いシリーズでございます。
 「水族館占い」 どうぞやってみてね^^
 これも恒例の私の結果をご参考までに。

(以下、一部引用。「→」以下は私のコメントです。)

 ずばり、あなたは「フグ 」タイプ!

 思慮分別があり、何事にも慎重で、けっして軽率な行動はしないといっていいでしょう。ですから、仕事で失敗することはありません。大事を取りすぎてチャンスを逃すことがあります。若い時代は進路を探しあぐねて試行錯誤を繰り返しますが、いったん目標が決まれば、持ち前の忍耐力と向上心で、たちまち頭角をあらわします。

(仕事)行動力があって、心の底に温かいものがある性質から、小学校の先生、保母さんが適しています。

→小学校の先生なんて大変な仕事は向いておりません^^;

(恋愛)きっかけさえつかめれば、大胆に自分を表現でき、一直線に突き進むことで、満ち足りた恋愛が可能です。

→当たってるかどうか自分では分からないなー。自分で「大胆」とかいうのも変ですし^^; でも一直線に突き進むタイプではあるのかも。

(お金)ケチというわけではありませんが、派手に使うタイプでもありません。給料の範囲内で上手にやりくりすることができます。

→これは当たっています。基本的に、ある分しか使わないし、ないけどどうしても欲しいものは特にないので、お金に困ったことはありません。けしてお金持ちじゃありませんが。

(性格)人の気持ちがわかるやさしい人です。困っている人を見ると放っておけないタチで、愛情が細やかです。

→なんかとてもほめられているような。自分のせいで困ってる人は放っておく冷たい面もあるんですが^^;

(人間関係)相手に合わせるのがうまく、交際術にたけていて、友人も比較的多いほうでしょう。

→友人はやはり「比較的」多い方なのですね。人見知りするので、初めて会う人とはさっぱり話せないし、交際術に長けてるわけはないのですが。

(その他)
●恋人にするなら     「テッポウ魚」「タツノオトシゴ」「エイ」タイプ
●結婚          30歳前後がベスト。堅実な家庭を築きます。←もう過ぎてるんですが^^;
●友達にするなら    「イルカ」「ペンギン」「シーラカンス」タイプ
●将来性を五段階で  ★      ←将来性なし
●上司にするなら     「タツノオトシゴ」「フグ」「マンボウ」タイプ
●ラッキーアイテム   ハンカチ。手帳。アクアマリン
●好きなこと       食べること      ←当たってる。
●お勧め場所       プール。温泉。    ← 好きです。
●趣味           仕事。勉強。    ←ほかにもあるのに~!
●運             全くありません   ← ・・・・。
●お勧め占い       ブランド占い     ←ブランドに興味ありません。

 けっこう当たってた気がします。

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2006.02.07

poem(36)

  オトナになるために

オトナになるために
一番大切なことは
「ひとりで生きていけること」
なんじゃないか

誰にも頼らずに生きていけるようになれば
自分の悲しみや苦しみを
誰かのせいにしなくて済むようになる
苦しい時や悲しい時に
誰かを責めずに済むようになる

そう・・・それは
悲しみや苦しみを
自分のココロで乗り越えられる
不思議な力を手に入れることに等しい

オトナになるために
一番大切なことは
「ひとりで生きていけること」

そうしてオトナになったあとに
一番最初に覚えることは
「ヒトを愛すること」

生きるのもひとり 死ぬのもひとり
でもたくさんの人を愛せれば私たちは
孤独ではないんだよ・・・きっと

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2006.02.06

Junoさんと初対局

以前に「囲碁の楽しさ、について」という記事を書いた時にコメントをいただいておりました、Junoさんと「囲碁きっず」で出会いまして、初対局をさせていただきました。互いに定石で進行し、地を囲い合う穏やかな展開(とはいえ、一部、右下を私、間違えて、定石よりも損してるようです)。初めてだったので互い先で打ちまして、結果は9目半で白番の私の勝ちでした。盤面では3目差という僅差ですねー。ヨセ、がんばってみました。
 最近師匠には「ヨセ、笑える♪」と言われており、まだ大きいところが残っているのに、小さいところを打って「ちっちぇ!」と指摘されることもしばしば。自分では大きいところを打ってるつもりなんだけど^^; なので、最近ヨセに入ってから時間を取っちゃいます。どこが大きいか・・・難しいよぉ。ヨセは、どうも場数を踏むことで覚えていくしかないようで。実戦、がんばろう。
 それと、中盤でどこが大きいのか、は、最近師匠の薦めでプロの棋譜を少しずつ覚え始めていて、それがかなり参考になっています。打つと実感しますねー。棋譜を覚えると楽しいですよ。
「次に白番はどこに打つんだっけ・・・・えーっ? ここ? ここが大きいのーっ!?」
っていう驚きが、インパクトとなって記憶に残るため、無理なくいい打ち方が身に付く感じがします。

 Junoさんとの対局、とても楽しかったです。また勉強させて下さいね。ぜひまた対局よろしくお願いします♪
 

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2006.02.04

シュガシュガルーン

 YAHOOの特集で「シュガシュガルーン」というアニメ&コミックのことをやっておりまして。
 キャンペーンに釣られて、ちょっと見てみようかと、土曜の7時に起きちゃいましたよ・・・^^;
 休みにこんな早く起きるなんてあり得ないわ~~

 件のアニメは、ちゃんと見られました。ショコラもバニラもキュートでかわいいですな。男子生徒はあり得ないほど、美少年ばっかりと(笑)。
 主人公のショコラとバニラは、魔法界の魔女であり、魔法界の次期クイーンの候補。ライバルであって親友の二人の女の子です。どことなく「魔女っ子メグちゃん」みたいよね(古~) いや、「シュガシュガルーン」の作者の読んだマンガが、YAHOOの特集ページで紹介されているんですが、絶対この方、同世代。魔女っ子メグちゃんも見てるはず^^
 でも設定がちょっぴり違うのは、次期クイーン候補の二人に課せられている課題が、人間界の男の子のハートを集めることにあるというところでして。つまりどっちが、人間の男の子にいっぱい恋をされるかという勝負なわけです。しかし、当の魔女本人の方は、自分が相手に恋をすると、死んじゃうそうですよ。
 自分の恋は封じ、相手に自分を好きにさせる・・・まあ男にせよ女にせよ、それはなんというか、冥利に尽きるというか・・・私は惚れっぽいので、絶対だめだわー(お前に訊いてねーっちゅうねん)
 

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2006.02.01

「白夜行」

「白夜行」というドラマを毎週木曜日にやっております。原作は東野圭吾の小説です。
東野圭吾の小説は、多分何か一冊くらいは読んだことがあるのですが、それほどお気に入りにはならなくて、未読のものが多く「白夜行」も同前。まったく前知識のないまま、ドラマを眺めています。

(以下感想。ネタばれ多少あり)

「ああ無情(レ・ミゼラブル)」という外国の古い小説があります。
過去、たった一回パンを盗んだために、ジャベールという刑事に追われ続けるジャン・バルジャンのお話。この人なんか確かに盗みはしたけど、その後、人のためになることもたくさんした、いい人なんですけどねー。

「白夜行」を見ていて、これって「ああ無情」だ・・・と思いました。登場人物や設定は違いますが、テーマが。

 仲良しの小学生の男の子と女の子がいて。二人とも不遇な生活をしています。
 女の子の方なんか、実の母親が自分がお金が欲しいからって、金持ってる質屋の男に女の子のハダカの写真を撮らせてお金をもらってんのです。当然女の子はそんなことをするのを嫌がっているのですが、母親は「あんただけが頼りなのよ」とかなんとか言って。ひどい話だ。
 で。男の子はその質屋の息子でした。自分の父親が、その女の子のハダカの写真を撮ってる現場を見て、怒りのあまり、父親を刺し殺してしまいます。
 女の子は男の子をかばうために、自分の母親をその質屋殺しの犯人に仕立て上げることにします。犯人に仕立てあげた上に、ガスによる自殺と見せかけて母親を殺してしまう。自分もそのガス栓を開けた部屋の中、母親のそばでガスを吸って・・・自分も死ぬなら死んでもいい、くらいの気持ちでね。
 
 事件は、形の上では、質屋の男が殺されて、犯人の女が自殺、で終わりました。女の子は助かりはしたものの、ひとりぼっちになって施設にいくことになります。事件の真相を闇に葬るために、男の子とはもう会わないことに決めて。
 女の子のたった一つの希望は、時効がきたら、もう真相がばれてもいいわけですから。そのときまでをひたすら耐えて、晴れて時効が成立したら、男の子とまた太陽の下をいっしょに手をつないで歩くことでした。
 でも、その事件の真相を隠し通そうとする二人は、そのあともさらに人を陥れたり、脅されたり、果ては、男の子は・・・いや、もう17才になったので、その少年は・・・刑事の追求を逃れるために、偽の死亡届で自らの存在も闇に葬ることになってしまいます。ジャン・バルジャンが他人のふりをしてたようにね。

 なんで・・・なんで、そんなことになっちゃうんでしょうね・・・
 たった一つ罪を犯せばそれでもう一生幸せになれないのかなぁ。

 男の子が父親を殺した事件そのものは、未成年だし、動機を勘案しても充分情状酌量の余地がある話なんだけどな。それでも「ああ無情」の話ではないけれど、なにがしかの罪を背負ってしまったら最後、もう二度と幸せになる権利は無くなってしまうのかなぁ・・・

 私は、どんな境遇にあっても「幸せ」ってなれるはずだと思います。好きな人といっしょにいられれば。この二人は、その罪のために、時効まではいっしょに歩くこともできなくて。何がつらいって、たった一人で、時効までの時を耐えて行かなければならないことのような気がします。
 そして、どうやら、その日は来ないらしい。二人が手をつないで太陽の下を歩く日は来ない。だから「白夜行」・・・なんてつらい物語なのでしょう。ちょっと見るのがつらいけど、一応毎回DVDに撮っていますので、思いがけない展開があればまた記事にしようと思います。

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