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2006.03.26

ナルニア国物語、面白かったです♪

「ナルニア国物語/第一章:ライオンと魔女」を見てきました。面白かったです♪

 私は、ファンタジー物にけっこう弱くて、思えば昔、「ネバーエンディングストーリー」を見た時には、感動しちゃって夢にまで出たほどでした。ゲームのRPG物も好きですし、「ロード・オブ・ザ・リング」も好きです。ただ、「ハリーポッター」のシリーズは今一つなので、もうすっかり大人になっちゃったから、ファンタジー物にはまることはもうないのかなぁと思っていたのですが・・・

 「ナルニア国物語」は、実はとてもベタなお話でございます。
 現実の世界に住む4人の兄弟&姉妹が、古いお屋敷の洋服ダンスの奥から、100年の冬に閉ざされたナルニア国に迷い込みます。
 そのナルニア国には予言があり、人間の子供4人が迷い込んだその瞬間から、100年の冬の終わりとなる運命が動き始める。子供たちはいやおうもなく、魔女と英雄の戦いに巻き込まれることになります。

 子供たちはイギリスの普通の子供で、よくある日本のファンタジーアニメのように、いきなり強くなったりはしません。お姉ちゃんは、念じれば当たる矢をもらったり、妹は、一滴飲めばたちどころに傷を治す薬なんかをもらったりしますが、男の子二人は、王様なんていわれて英雄に祀り上げられはするものの、剣なんていきなりふるえませんわな。まあ、イギリスの子供なので、ちょっと練習すればそれなりに様になったりするのがご愛嬌なのですが、一応そこも、うそっぽくならない範囲にはできていて。
 お兄ちゃんは弟を守るために必死に魔女に剣で戦いを挑みます。がんばりました、お兄ちゃん。
 今、冷静に考えると、なぜ、魔女は、魔法を使わずに、まともに人間の子供と剣の勝負なんかするのかなぁ?(笑)そういう突っ込みどころは多少ありつつも、一応、勇敢に戦った4人の子供たちは、ライオンの英雄に助けられ、見事魔女を打ち倒し、予言どおり、ナルニア国の王となります。かっこよかったですな。

 まあ、その・・・本当に、よくある話、なのですよ。ある意味「水戸黄門」と同じくらい予定調和な。でも、なぜか面白いのですよね。なぜなんだろうなぁ。

 実は、映画の最初のシーンに、私はびっくりしました。
 原作がそうなのかもしれませんが、いきなり、現実世界の空襲のシーンです。イギリスですから、B29ではないでしょうが、そういう飛行機から爆弾がドカドカ落ちて、子供たちが、防空壕に命からがら逃げ込む。
 空襲と防空壕といえば、日本の映画ばかりで知っていますが、英国にもこんな戦争の時代があったんだなぁ。(当然空襲にやってくる輩はドイツ軍なのでしょう)そして、子供たちは、母と別れ、大混雑の駅から子供4人だけで田舎に疎開します。ナルニア国の入り口となる洋服ダンスはその疎開先の屋敷にあるのです。
 そういう導入部のリアルな作りが、説得力を持たせる一因になってるのかもしれませんね。

 敵役の魔女がまたなかなか強くて凛々しくていいですね。やっぱり敵はある程度、強くないとつまらない。
 ただいっしょにいった友達とは、
「もっとうまくやれば人間の子供を4人とも捕まえて、さっさと殺すとかできたはずなのにねえ」
と話していました。最初、弟の方を「王にしてあげるから、他の兄弟もみんなつれて、城へおいで」とかってだまそうとするのですが、その演技をもっと徹底すれば、人間の子供なんて一ひねりだったはず。ただ、悪い魔女だけあって優しくするのになれてなかったのか、すぐに本性を現しちゃうので敵だというのがばれちゃうのです。ライオンと魔女、どっちが本当の味方なのか・・・もうちょっと分からなくて混乱するくらいが面白いと思うのですが、まあそこは、子供向けファンタジーだからきっと分かりやすい方がいいのでしょう。

 いろいろ楽しませていただきました。分かりやすいファンタジーがお好きな方はおすすめです♪

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Comments

TB & comment ありがとうございました。
私も肩の力を抜いて楽しめました。

ブログのこの映画の批評をトラッキングすると
『てんでダメ』という人もいましたが
私はそれほどひどくもないと感じましたね。

次回作も楽しみです。

Posted by: 朱色会 | 2006.04.03 at 23:24

朱色会様、いらっしゃいませ。
私もこの映画、とっても楽しめました。
ある意味、
「そこまでやるか」
というベタな演出が、自分としてはツボ。
たとえば、戦いの最中、火の鳥が飛ぶところがありますねー。手塚治虫の「火の鳥」が大好きだった私などはCGであれが見られるだけで、感動ものでした(笑)。

ライオンが人間の子供の代わりに魔女の前に引き出されていたぶられるところなんかもまさにベタ。そして生き返るところもベタ。お約束の展開過ぎます・・・過ぎますが。それでも面白い。

次回作では何をやってくれるのか・・・「意表をつく展開」なんてナルニアには求めません。
このままのベタなストーリーと、お約束の演出を次回作でも期待したいと思います♪

Posted by: BUBI | 2006.04.04 at 10:03

うん。ベタを楽しむ余裕が必要ですね。
なにしろやっぱりこの映画のターゲットは
『子供たち。』童心に帰られるかどうかが分かれ目だと思いました。

Posted by: 朱色会 | 2006.04.04 at 19:37

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