きみの幸せはぼくの幸せ~「白夜行」第7話~
「白夜行」というドラマの話を何度かこのブログでも書いているのですが、たまっていたここ数回の放映分を今、まとめて見ております。毎回、劇的な展開がありまして・・・救いようのない深みに主人公の二人がはまっていくのをみて、実は第6回あたりで、
「もう、知らん。勝手にやってくれー!!」
と、続きを見るのをやめたくなってきてしまいました。
しかし、やはり録画はしていて^^; 今日、やっと第7回の録画を見ることができました。
ドラマの詳細は、まあともかくとして。
第7回を見ていて、これもまた「賢者の贈り物だ」と思ってしまいました。
(「賢者の贈り物」に関してはこちらの記事をご参照ください。)
「自分がどんなに不幸になっても、きみが幸せならばいいんだ」
そう聞くとなんとなく、それは確かに美徳のようなんですが。
私は、それって絶対まちがってると思う。だって、愛し合ってるなら、お互いそう思うでしょー!!
自分だけ幸せになったって、相手が幸せにならなきゃ幸せにはなれないってば。 だからどちらかが先に幸せにならなければ、お互いずっと不幸のままなんですよ。そりゃいかん。絶対にいかん。
まあ、この話は私のオリジナルではなくて、三原順という人のマンガ「はみだしっ子」に出てくるんですがね。
ぶっちゃけ、このブログには何度も書いているんですが、私には今、とっても好きな人がいまして。私なんかでもやはり好きな人には幸せになって欲しいと思うわけですわ。まぁ、好きな人といっても、恋人じゃなくて、私の片思いのようなもんでございます。片思いなので、私がその人にできることはほとんどありません。まったくと言っていいほどないのかも^^;
しかし、唯一できることがある! それは、自分が幸せになることだー!!(爆)
いや、別に私の場合は、愛しあってるわけじゃーないので、私が幸せになって相手がそれで喜んでくれるかどうかは分かりませんがね(^^;) ただ、これが愛にせよ、友情にせよ、腐れ縁にせよ、私自身としても、いつかずっと先に、この恋や出会いを、笑って振り返れるようになりたいと思うのです。そのためには、少なくとも私はちゃんと幸せでいなきゃ。
「白夜行」では。
・・・ヒロインの「彼女」の幸せが何なのかって、どうして、彼も単純に考えちゃうのでしょう。
「金持ちの男と結婚すること」
そんなの彼女の幸せなんかじゃないに決まってるじゃないですかー。
彼女の幸せは彼が幸せであること。
彼の幸せは彼女が幸せであること。
彼女は、彼を太陽の元に戻すために金持ちの男と結婚した。好きでもない男と結婚することが売春と同じだと言いながらも。
彼はその意味を本当に分かったのだろうか?
第7回の終わりで、彼女が夫から手にいれたツテを元に、彼がまっとうな会社の社員になってるのを見ると、一応、彼も彼女の意思を理解したと思いたいところ。
・・・うむ・・・また「白夜行」目が離せなくなってきました。
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