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2006.04.27

黒井健絵本ハウスと萌木の村、そして鯉のぼり

 さて、清里。
 まだ雪の残る八ヶ岳の写真を撮ったり、JR最高地点を見学したりしながら宿へ向かいます。
 気が付いていなかったんですが、清里って標高がかなり高いんですね。まだこのあたりでは、桜が咲いていません。宿の前ではちょうど水仙が満開でした。
 清里といえば「清泉寮」のソフトクリーム。この旅行でもしっかり、味わってきました。けっこうこの日は寒かったのでストーブにあたりつつ・・・(笑) 清泉寮は清里では多分一番有名な観光地なので、行ったのは土曜の夕方でしたが、さすがにたくさん人がいました。

 翌日の日曜は雨との予報でしたが、晴れ女の面目躍如、なんとか、降らずにもちましたよー。朝方ちょっと小雨がぱらついたりもしましたが。
 
 行ったのはまず黒井健の絵本ハウス
 「黒井健」という人は、「詩とメルヘン」という投稿詩にイラストを付けて掲載してくれる冊子でイラストを描いていた方で、私が「詩とメルヘン」を熱心に購読し、投稿などもしていた当時、大好きだったイラストレーターです。
 友達といっしょにサイン会も行ったことがありましてねー。いや、一見、普通のおじさまですが(爆)。
 
 イラストはパステル調のとても美しい風景画が主ですが、動物を描かせるとまた温かいタッチがぴったり。
 その日の展示でも、風景画だけ描いていてメジャーとは縁遠かった時代からの転機となった(本人のコメントより)作品、「ごんぎつね」のイラスト原画や、その2年後に描いた作品で今も重版を重ねており、ご本人いわく出世作となったという作品、「てぶくろを買いに」のイラスト原画が展示されていました。きつねのフワフワの毛の感じがとてもいいんですよね。
 この日は思いがけず、サイン本の在庫があり、友達のお土産分と二冊ゲットすることができました。どうもご本人もその辺りにいらっしゃるようでしたが、この日はお会いせずに帰ってきてしまいました。だって・・・恥ずかしいですもん。

 その後は萌木の村というところでオルゴールの博物館を見学しました。
 「オルゴール」というか、ここのは、レコードが無かった時代の自動演奏楽器のコレクションですねー。古い時代の自動演奏楽器は、聞いているとオーケストラそのものです。仕組みもすごい複雑でびっくり。それが単なる展示じゃなくて、目の前でちゃんと動いて演奏を聞くことができるんです。維持管理とかも大変だろうに、ちゃんと今でもそうやって動かせることにも驚きました。

 お昼は、イギリスの旧家をイメージしたという「メルローズ」というレストランでビーフシチューのランチをいただきました。とてもおしゃれな雰囲気の一画で楽しかったなー。

 お昼の後、萌木の村を散策すると、ちょっとまだ花もなくさみしい感じでしたが、猫や豚やトナカイや鶏(!?)までいる一風変わったメリーゴーランドがあったりして、面白いです。清里ってこんな観光スポットもあるんだなー。知らなかった。

 そして帰り。トトさんの運転して下さる車で清里から須玉インターに向かって山を下ってくると、谷あいにたくさんの鯉のぼりが! ちょうどそのあたりは、桜も咲いていてめっちゃきれいでしたよ。「道の駅南きよさと」・・・ここは南八ヶ岳花の森公園という公園なのですが、ちょうど芝桜も満開で、本当に、美しかった♪ 軽井沢と清里で、まだ冬のさみしい感じを味わったばかりだったので、最後に花いっぱいの場所を見られてとてもハッピーな気分になりました。鯉のぼりも圧巻ですし♪
 
 そして行きも帰りもあまり渋滞に遭うこともなく、運転は全部トトさんにやってもらい、とても楽しい旅でした。
 トトさん、雀さん、どうもありがとう。また行きましょうね。
 

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Comments

旅行、とても楽しんでいただけたようで嬉しいです。

夏も宜しくね。

天気がよければスケッチブックで天の川や色々な天体がもっと見られると思いますよ。

Posted by: トト | 2006.04.27 19:09

トトさん、いらっしゃい♪

今回の旅は、企画立案から車の運転まで、どうもありがとう~♪
本当にお世話になりました。

天気、怪しかったのでどうなることかと思いましたが、星が見られて本当に嬉しかったです。ペンションもとても素敵でしたし。
それにつけても・・・プレセペなんて肉眼でほとんど見えないのに、なんで望遠鏡で標準を合わせられるの?
やっぱ専門家は違うわぁ~^^
トトさんがいなかったら、単に「星がきれい」だけで終わるところを、プラスαで素敵なものをたくさん見られて、私は幸せ者です。

夏の夜空も楽しみにしています。
またお世話になりますが、どうぞよろしく♪

Posted by: BUBI | 2006.04.27 20:10

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