poem(44)
思い出したよ
私はこうして生きてきたんだった
人間てみんなしょせん一人なんだし
私はそれで幸せだった
なのに
誰かといっしょの人生を考えてしまったのは
やっぱりきみと出会ったから
似ているところが多過ぎて
もちろん違うところも多いんだけど
それぞれに違う孤独を抱えていて
それがひきあってしまったのだろう
面倒を見てくれる誰かなんて
私には必要じゃない
ちゃんと一人で生きていける
誰かに必要とされなくていい
私の書いたものがほんの少しでも
見知らぬ誰かの心を温めてくれればそれで
私はこの世界で
それだけの小さな存在で
それだけで幸せだった
なのに
「ひとりじゃないかも」
って思っちゃった
つまりそれが恋っていうこと
きみが大好きだよ
今この瞬間も泣き出したいくらい
きみのことが大好きだけど
・・・思い出したよ
私はこうして生きてきたんだった
きみと出会うまでずっと一人で
だから
きみが遠くにいってしまっても
もう誰も愛さなくても
ちゃんと一人でやっていける
きみを好きになってから
長いことすっかり忘れていたんだけど
やっと・・・本当にやっと今
思い出したんだよ
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