両立ってそもそも無理なんじゃないか(続き)
ちゃいさんからのコメントにレスを書いていたらまたまた長くなってしまいました^^;
この記事は主にちゃいさんのコメントへのレスとなっております。
ちゃいさん、コメントありがとうございます♪
ちゃいさん:wrote
>『児童手当もあるし、扶養手当もあるし、税金の減額もある』とありますが、正社員で働いてもらえる給与に比べたら、「屁」ほどです。
扶養手当等があっても、正社員としての給与がはるかにいい、それはそうですよね。
ただ、
「正社員としての働くのと、子供を育てるのとは両立できないんじゃないだろうか」
「両立できないときに優先するのは子育てなんじゃないだろうか」
「両立できない以上、子育ても仕事も、なんて無理する必要がほんとにあるんだろうか」
ということです。
子育てをしている間は、仕事は「子育てしてない人」と同じようにできるわけないし「しろ」とは言えない、というのは前の記事に書いたとおりですが、ということは、その人が正職員でいる限り、何年も、子供のために早く帰ったり、子供が病気になったら休んだり、出張も残業もできなかったりする年が続くんですよね。それどころかやっと復帰しても、またすぐ1年も立たずに産休に入ったりして。
いっしょに仕事する身としては、
「いつまでこんなことが続くんだろう」
と思っちゃうんです^^;
子育てしてない人が普通に配置されてる課なら、普通に1人分の仕事が分担できるのに。
仮に育児休業でほんとにそこにいなければ、臨時で人を雇えるんですが、子育て中の場合は、その人ができない分があっても、他に人を雇うわけにもいかず、結局は周りがその分を、フォローしていかなくてはいけません。
そこに、
「あなたは独身なんだから(残業できるんだから)残業するのも当たり前よね」
と言われると
「私だって好きでやってんじゃない。私が忙しいのはあなたたちが普通に働けないからでしょう」
と口には出せませんが、思ってしまう。
・・・人間できてないよなぁ・・・
子育て中の人が正社員でいたい気持ちは分かります。しかし、その人の経済的な面やキャリアの為に、そうでない人間が負担を強いられるのってどうなんだろう。
うーん、でも日本の将来のためには、そのくらい仕方ないのかなぁ。
ぶっちゃけ、キャリアってそんなに大事なのかしら。経済的な面でもしも十分な支援があれば(と言っても前に書いたとおり、上を見ればキリがない。税金も限りあるから、正社員レベルの収入を税金で保証はできないでしょうけど)仕事しないで子育てに専念出来た方が、女性にとっては都合がいいんじゃないかなぁ?
結局はお金が一番の問題かな。
ちゃいさん:wrote
>専業主婦世帯より、働いている女性のほうが子供が多い
これは寡聞にして知りませんでした。情報ありがとうございます。ということはやっぱり、収入に子供の数が比例するのか。
では、この問題の本質はなんだろう?
私は子供がいる女性が働くのはどうしても無理があると思ってしまいます。実際、子供を持ちながら仕事をするのは大変なことですし。いい加減にやられては周りにも影響する。だとしたら・・・
「子供を持つ家庭に、母親が働かないでも大丈夫なくらい、十分な収入を確保する」
・・・それができれば、誰も悩んだりしない、って声が聞こえてきそうですが、今の日本がやってることは逆ですよね^^; というか時代の流れが「女性も働く」方へシフトしている。いや、女性が働くのはいいんですが、子育て中の女性もそうでない女性もいっしょくたにして「女性の社会進出」だけを取り上げて、扶養手当が減らされたり、税金の減額がなくなったりするのが変。
もっともっと「働かなくても子育てできる」世の中にしないといけないような気がします。
もっと言えば、会社で働いてなくても、子育てしてる女性は働いてないわけじゃない。「子育て」という立派な仕事について働いている。もっともっとそれを、社会が認識すべきだし、場合によっては子育てという仕事に対する報酬として、しっかりと社会が母親に対しその経費を支払うという意識にならないと、ずっと、このゆがみは続いていく。少子化だって歯止めはかからないんじゃないかと思います。
以下は追加の部分へのレスです。
ちゃいさん:wrote
>スローダウンはあくまで制度上のことであって、仕事の中身までスローダウンしてさせて欲しいとは思っていません。
うーん。正直な話、仕事の中味もスローダウンは仕方ないかと^^; 期限のある仕事とか、出張のある仕事とかはさせられません。だって、本人が休みたくなくたって、いつ休むか分からないし。子供が40度の熱だして、保育園に行かれないのに、それを置いて仕事しろとは言えませんもん。
土日に出勤したり、仕事を家に持ち帰るのも微妙です。上司からは「休みに出勤するな」と厳命が下ってまして。残業とか労務管理とかで別の問題が出てくるようです。程度の差こそあれ、他の職場でもそんな感じじゃないかなぁ。実際は、今の部署でこっそりやっちゃいましたけど^^; 仕事の家への持ち帰りは、情報漏洩の危険から最近厳しく禁止されました。
そう考えるとますます子育てと仕事を両立しにくくなってきてるような気がしてきますね・・・
>「子供がいるから頑張れない」なんて言う人はナンセンスです。働く母親がこんな人ばかりだとはおもわないでください。
もちろんがんばって働いている女性もたくさんいます。妊娠中で具合が悪いのに、無理矢理出てきて仕事しようとする女性の例は書いたとおり。おばあちゃんが居ればおばあちゃんに頼んで、自分は残業をする女性もいます。しかし・・・個人的な努力でがんばれるといっても、それは個人差がある。
ホントは働かないで子育てに専念できればいいんだよなぁ。
そう思っちゃうのって間違ってますか?^^;
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Comments
こんにちは!
先日の記事にTBさせていただきました。
そして、この記事を読んで、働く母としてコメントをしたくなってしまいました。まあ、コメントと言っても、先日したTBの内容なんですけどね。
話に議論でかけても仕方ないし、立場も違うし、仕事内容も違うので、どう話していいかもわからないし、働く母の気持ちを分かって欲しいと言うのも無理があると思うわけで・・・。
ただ、これからは、働く母と言うのは増えるわけだから、それはそれで対処をしないといけないのかなと。
例えば、話に出てきた、新妊婦さんが「がんばりません」と言ったならば、がんばらない人はそのように評価を下せばいい。また、子どもの為に休んで仕事に穴をあけたりしたならば、それなりのペナルティーがあって然るべきだと思います。そして、今後妊娠するかどうか、子どもが病気になるかどうか分からない人は困ると言う話も、それは働く母に限った話ではないと思うわけで、いつ親の介護がでるかわからなし、自分が病気になるかわからない、結婚して急にやめるかわからない。働く母は分かりやすい要因があるから、未来をそう見てしまうだけ。個人的な努力に個人差があるというのは、働く母に限ったことではないと思うのです。働く母も「子どもがいるから」と言う盾を使うし、周りも「子どもがいるから」と見てしまう。これはいけないことだと思います。仕事には関係ありませんから。が、実際にお迎えがあって、残業できないというのはあるけれど、それはその仕事内容それぞれで考えればいいことではないかと思うのです。残業しなければいけない職種ならば、残業できない人はつくべきではない。その対処をしなければいけないのは会社であるべき。会社も残業をなしという職種を作るか、仕事内容を抑えるということ。同じ仕事でありながら、片方は残業があり、片方はないと言うことが不満で、その理由が「子どもがいるから」ということであるならば、それは致し方ないのではないかと思うのです。もちろん、いない人からみれば「致し方ないなんてずるい」となるかもしれませんが。その代わり、残業した方が仕事内容は充実するはずですから、キャリアとして認めるべきなのです。差をつけなければ納得できないのは当たり前だと思います。
ああ、なんだか長くなりそうなのです。
記事を書こうと思いますね。
Posted by: ぐーたん | 2006.05.30 14:03
BUBIさん、こんにちは。
確かに今は何かしら働いているお母さんって85%ってどこかで読んだ気がするし(間違っていたらごめんなさい)、流れは保育園を増やしていくとか、働くお母さんを助けようっていう方向になっていると思います。もちろんまだまだですが。
BUBIさんは、働いているお母さんがどうこうっていうことでじゃなくて、子どもを産んで大変なのに、どうして働くのかなあ?子育てという立派な仕事をしているのだからそれでいいのではないかなあ?
そんな感じの疑問みたいなのから記事を書いたのではないかなって思ったりしています。
専業主婦だからってちゃんとしているわけでもないだろうし、働いているからこそ、きちんとやりたいって思う働く母もいるだろうし、それはもう人それそれだと思うのです。
子どもに寂しい思いをさせないで、迷い悩みながらも仕事をすることに自信を持っていて、それを子どもにきちんと伝えることが出来る(赤ちゃんでも親の思いは伝わりますからね)のならば、それは一つの人生のお手本になりますよね。
だだ、社会から取り残される、とか遊ぶお金が欲しいとかそういう親の都合で働いて欲しくはないなってことは思います。
でもね、子育てにストレスを感じで、働いている方がいいって言う人もいるし、本当に難しいです。
どちらにせよ、大切なのは、子どもです。
それだけは忘れないで欲しいと強く思います。
Posted by: チカママ | 2006.05.30 15:44
ぐーたんさん、チカママさん、レスありがとうございます。
>ぐーたんさん
私はこの記事を「両立ってそもそもできないんじゃないのか」というのを前提に記事を書いているのですが、やっぱ仕事と育児って、両立出来た方がいいのかな?
「働かないで済むなら働かないで子育て出来た方がいいんじゃないのかなぁ」
と私は思うのですが、それは働くお母さんにとっては「馬鹿なこと言わないでよ」ってことになるのかなぁ・・・
「両立」とはいっても結局は、どちらかをどちらかのために犠牲にすることになると思うのです。どっちが大事って言ったら、当然子供。としたら、仕事は「できないものはできない」ってことになるわけですよね。
そのできない分の仕事は「誰か」が(「会社が」といっても会社は人でできてるので)負担することになる。
ああ、でも、その「誰か」には、その分、キャリアとしてプラスすればいいということか・・・ふむ。
「働く母は分かりやすい要因があるから、未来をそう見てしまうだけ。個人的な努力に個人差があるというのは、働く母に限ったことではない」
ここの部分も「なるほど」と思いました。
確かにそのとおりです。ただ、そうなると、「がんばれない」とか言う人は論外として、
たとえば「実家が近くにあっておばあちゃんが子育てに協力してくれる」お母さんは評価が高くて、そうでないお母さんは評価が低いってことになっちゃう。
それはしょうがないのか・・・実際に「できること」に差がある部分だし。
いろいろ参考になるコメントをありがとうございました。またぐーたんさんの記事も拝見しにいきますね。
>チカママさん
「BUBIさんは、働いているお母さんがどうこうっていうことでじゃなくて子どもを産んで大変なのに、どうして働くのかなあ?子育てという立派な仕事をしているのだからそれでいいのではないかなあ?そんな感じの疑問みたいなのから記事を書いたのではないかなって思ったりしています。」
ありがとうございます、チカママさん。
ふふ、でも
「仕事を続けているからには、ちゃんと仕事もして欲しい」
という思いもあるんですよ^^
だって男性に、メスくさい課とか言われると悔しいですもん。
女性ばっかりだって仕事はちゃんとしてる! 子供がいたってみんな時間をやりくりしてがんばってるんです!
本当は、そう言いたいけど、お母さん達を見ているとそう言ってつっぱるのもおかしいのかなぁという気もしちゃって。
がんばれとは言えない。でも「がんばりません」と言われると「うーん、それは・・・」と思う。ジレンマですわ^^;
Posted by: BUBI | 2006.05.30 19:38
BUBIさん、ありがとうございます。
「両立できないときに優先するのは子育てなんじゃないだろうか」
「両立できない以上、子育ても仕事も、なんて無理する必要がほんとにあるんだろうか」
正社員の両立ってどこまでをいうのか。。。これが疑問なのですが、うちの主人に関しては、毎晩午前様で仕事をしている状態です。これが正社員として働く方法でしょうか?ちがいますよね。確かに残業はあまりできませんが、私はまったくしていなかったわけではありません。また、土日に持ち帰った仕事も、自分が遣り残したことについては残業にはしなかったし、プラスアルファの仕事なら、上司と相談して、平日の残業時間に入れることを承諾してもらいました。確かに毎日残業とはムリな話ですが、決められた仕事量を決められた時間でこなすことは、できるんじゃないかと。。もし、「仕事量なんて決まらないし、どんどん増える」というのであれば、それは仕事を管理する管理職に問題があるのだと思います。両立っていう言葉は難しいのですが、カンペキな両立は確かに不可能に近いのですが、なんとかなる範囲で努力することは出来ると思います。また、子育て期間にも寄りますが、大きくなれば子供の病気も減るわけで。。。私の会社には海外にまで出張している働く母もたくさんいます(その間は父親が見ているそうです。うちは父親が家庭内別居のように不在なのでムリなのですが。。)。「できない」とハナから決めつけなくていいこともあると思いますよ。
子育てをしている間は、仕事は「子育てしてない人」と同じようにできるわけないし「しろ」とは言えない
→そういう部分も確かにあります。でも、量(残業のこと)には限界はあるかもしれませんが、内容もそうであるなら、それは子育てしながら働いている人の甘えかもしれませんね。具体的な内容がわからないので、なんともいえませんが。上記したように、出張が可能な場合もあるのですから。
子育て中の場合は、その人ができない分があっても、他に人を雇うわけにもいかず、結局は周りがその分を、フォローしていかなくてはいけません。
これは確かにそういう部分が無いわけではないです。特に子供が小さいときには、病気もたくさんするし、周りには実際、助けてもらっていますから。ただ、その分をもう少し長期的に見て、いつか子育て期間がおわったときにフォローにまわれるという考えは難しいでしょうか?(奇麗事ですかね?働く母の首を切って安い賃金の新卒を雇ったほうがよいのでしょうかね?)
ぶっちゃけ、キャリアってそんなに大事なのかしら。経済的な面でもしも十分な支援があれば仕事しないで子育てに専念出来た方が、女性にとっては都合がいいんじゃないかなぁ?結局はお金が一番の問題かな
私の書いていたことがパートになりたくない理由が主だったために、経済的に働いているように捉えられているようですが、もちろん経済的な理由も働く理由にないわけではないのですが、働く理由はいろいろあって、しかも人それぞれのため、理由については一言ではいえません。また、私の場合は、キャリアはやはり大切。失ったものをあとで取り戻すほうがよっぽど時間がかかります。子育てとどっちが大事ときかれれば、痛いところをつかれた。。と思ってしまう気持ちもありますが、本音はどっちも大事。また、人によってはお金だけが理由で働いているかたもいらっしゃるかもしれませんが、働く母の働く理由はそればかりではないと思います。私の場合ですが、経済的な理由のほかには、どうしてもキャリアを継続させ、切らすことなく、社会とかかわりたい。できれば、子育てした経験や想いを生かして、社会的に貢献したいといったところでしょうか?だから、お金が我が家にたくさんあっても、子供1人を大学まで育てるのに1000万だの2000万だの必要といわれ、たとえ、10人育てる1億円の余剰のお金が我が家にあったとしても、こんな想いで、私は働いていると思います(残念ながら私は前回出産で入院したり大変だったので、もうこれ以上産むことはできませんが)。
ホントは働かないで子育てに専念できればいいんだよなぁ。
BUBIさんは本当にそうおもっていらっしゃいますか?もし、お子さんが生まれたら専業主婦ですか?私はもったいないとおもいます。どうか、今やっている仕事を、縁あって結婚なさって、お子さんが生まれた後も続けていただけたらとおもいます。
こんな私も、結婚して、一度は専業主婦になりかけましたが、そこにはいろんな理由でとどまれませんでした。仕事を再開して、本当によかったと思っていますよ。もちろんチカママさんのいうとおり、子供は大事。それはおろそかにできないことは、肝に銘じております。
Posted by: ちゃい | 2006.05.30 22:26
もうひとつ、ととさんとぐーたんさんのところで、コメントした内容をのせておきます。
もし、私が逆の立場で、育児をしている女性のしわ寄せで残業を強いられたら、心穏やかでいられるか。。。。
仮に働く母が、自分のできる精一杯を社会性を欠くことなく、頑張っていたら、『今は私ががんばるから、いいですよ』って思えるかもしれません。
だけど、権利や制度ばかりを主張して、「子供がいるから、働けない」なんていう女性だったら、冗談じゃない!となるのもうなずけます。
働く母なら周囲の男女を問わず、「働き方の変化により少なからず周囲に負担をかけているかもしれない」という謙虚な気持ちの元に、出来る範囲をこなしている姿勢を見せないといけないのだとおもいます。そして、いつになるか、直接的にはならないかもしれないけれど、「何かの形で(自分の子供が年金を払うとか、介護保健を払うとかという間接的なものしかできないかもしれないけれど)いずれ恩返しするから許してください」という気持ちを持ち続けることも必要なのだと思います。そうすれば何も悪いことをしているわけでは無いので、開き直ることもできるはずですよね。本当は直接的に、長期的にその会社に貢献できれば一番よいのだとは思いますがね。こればかりは会社にもよるし、「働くババアの首を切って、新卒を安い賃金で迎えたい」なんていう会社もあるかもしれませんので、なんともいえないところが辛いんですが、そんな場合は「間接的な恩返し」でいいのだとおもいます。
どうでしょうか?このコメントは奇麗事でしょうか?いずれにしても「子供がいるから働けない」なんていう母親はバッサリ悪者にしちゃっていいとおもいます。せめて「プライベートを仕事に持ち出すことは卑怯かもしれませんが、実のところ子供がいて、いろいろ大変です。でも、できるだけがんばらせていただきますので、よろしくおねがいします。どうか、長期的に見てください」ぐらいは、言って欲しいとおもいます(本来はプライベート云々は言うべきではないと私個人は思ってます。これは介護であろうとやはり出すべきではないし、もし営業で客にこんな言い訳ができたらその会社はびっくりですからね。社内でもやはり言うべきではないでしょう)。こういう「がんばれない」発言をする母親のせいで、これから増えていくであろう働いている母親すべてが悪者になるのは困っちゃうなあ。。。
Posted by: ちゃい | 2006.05.30 22:44
一晩寝て、私が書いていることは全部個人的な内容で、BUBIさんが納得のいく答えがみちびけなかったのかもと。。。。
「働いている女性のほうが子供を産んでいる数が多い」というデータを探すつもりが、みつからず、とりあえず参考になりそうな記事のURL(Windyさんのブログ)をのせておきますので、よかったらご覧下さいませ。少しは客観的な内用だと思います。
それから。。。「専業主婦」という選択ももちろんアリです。仕事よりも子育てが大切という選択をして、専業主婦している友人もたくさんいるし、私は純粋に尊敬しているし、そうありたいという自分があるのも否定できないのです。ただ、「2者択一」をどうしてもしないといけないのかと。。。どうにかして両方を望むのは無謀でしょうか?可能であれば、皆が望むように選択でき、選べる世の中であって欲しいと願うのです。その上で、専業、兼業、仕事のみと、いろんな選択を、その人の環境に応じて、好きに選択できる世の中であればなあ。。。と思うのです。今のところ、兼業は難しい大きな壁が山ほどあるので。。。(少しずつ減りつつあるのですがね)。
真意が伝わりますかね??長くてすいません。
http://windy.air-nifty.com/note/2006/04/17_4790.html
http://windy.air-nifty.com/note/2006/03/post_8612.html
http://windy.air-nifty.com/note/2006/02/post_d07f.html
http://windy.air-nifty.com/note/2006/03/post_3615.html
http://windy.air-nifty.com/note/2005/11/post_541a.html
http://windy.air-nifty.com/note/2006/02/post_f69e.html
Posted by: ちゃい | 2006.05.31 08:46
長くてもうしわけないのですが、もうひとつ。
↓明治安田生命の調査で、以下の5ページ目に、独身20代から30代の女性の60%強が、望む結婚の形にキャリアマザーを上げています。
http://www.myilw.co.jp/consulting/pdf/07_02_outline.pdf
ですから、この数字が本当だったら、キャリアマザーが良いという情報があれば。。。というところ。ただ、実際はこれから産む女性たちのほとんどが、「きっと子どもは仕事にマイナス。産みたいけど、1~2人」と答えているのだそうです。↓
http://www.asahi.com/life/column/mikata/sasaki/TKY200511010368.html
上の記事にもあるように、メディアなどによるマイナスの情報が過多になっているからだとか。だから、私達働く母がプラスの情報が提供できるよう、子育てが辛いわけではなく楽しいところを啓蒙(?)していけたらとおもっているのです。↓
http://www.asahi.com/life/column/mikata/TKY200511180250.html
BUBIさんは、実際のところ、不満があるにせよ、働く母を助けて、残業を請け負って、働いていらっしゃる。。。子育ての大切さを十分に理解されていらっしゃる。これだって、十分「少子化対策の助け」になっているとおもいます。胸をはって働いていいんだとおもいます。
ちなみに、こういう研究結果は、働く母にはありがたいのですが、ととさんのブログに書かれているように、これからの時代は選択の自由と言うよりも、女性の働くことが当たり前になって、むしろ、子育てに専念したい専業主婦の権利まで奪ってしまうのでは。。。と懸念されることも気になります。みんなが自由に選択できる世の中だといいのだとおもいますが。。。。
本当に長くなってすいませんでした。。。
Posted by: ちゃい | 2006.05.31 10:35
とても興味深い記事なので、とっても食い付いてしまいました^^
「両立ってそもそも無理なんじゃないか」という観点で、記事を書きたいなと思うのですが、BUBIさんの言葉を引用させてもらっていいでしょうか?(と言いつつ、すでにTBした記事では引用させてもらっているのですが)
Posted by: ぐーたん | 2006.05.31 13:04
ちゃいさん、ぐーたんさん、コメントありがとうございます。
まずはぐーたんさんへ。
引用していただくのは問題ありません。
引用元のこのブログもご紹介いただいていますし^^いろいろ意見交換がはかれるのはよいことです~。
そして、ちゃいさんへ。
いろいろ調べていただいたことや情報提供をありがとうございました。
私自身は、もし結婚して子供がいて、という人生だったなら、子育てに専念したいです^^;
仕事はきっちりしたいけど、子供がいたらどうしたってやれる仕事にも限界がある。限界を感じながら、仕事を続けていく自信がありません。
「また復帰したら、いっしょにがんばろうね。待ってるよ」
と言いながら、私は妊娠している女性が産休に入るのを見送ります。
でも、子供を産んで育児休業を1年とってやっと復帰したと思ったら、また1年くらいで産休に入っちゃうお母さんがいる。復帰していた1年も、子供の病気やいろいろなアクシデントで休みがちで。
「仕事って何だろう?」
と思ってしまいます。
子育てをしている女性にとって仕事って何だろう? 経済的に働いていないとやっていけないから仕事をしているだけなんだろうか。「がんばれません」っていう女性にとってはまさにそうですよね。仕事をしているというプライドも何もない。
プライドのない人は職場にいて欲しくない。仕事の内容うんぬんではなく、どんなにつまらない仕事だって、自分はそれをやりとげるんだ、自分がその担当なんだ、っていうプライドと責任を持ってするのが仕事だと思うから。
でも「子育て」の前には、仕事のプライドなんて消し飛んでしまいます。だって子育ての方が大事だもの。
私自身も、もし子供がいたら仕事の方を大事だとは言えません。だから私は、もし自分に子供がいたら、仕事はしないと思います。その時間、その賃金分の仕事の責任だけのパートならしたいと思うのですが。
子育てをしている人は、仕事はしなくても、子育てをプライドを持ってやればいい。
子育てしながら働くならば、子育ても仕事も胸を張ってしている・・・「両立」している、と言えるだろうか?
もちろん、それができる「仕事」もあるでしょうし、そしてそれができる「良い条件」がそのお母さん個人に備わっているならば、仕事も子育てもありだと思います
・・・書いている内に分かりました。私にとっての「両立」というのはそういうことみたいです。
結局のところ、もし子育てしている女性よりも子育てしていない自分が、待遇がよかったとしても、それでいいわけじゃなく。働いている限りは、プライドを持って仕事をして欲しい。そういうことなのかもしれません。
Posted by: BUBI | 2006.05.31 19:48
BUBIさんのすぐ上のコメント,とてもわかりやすいですね.読んでいて,何度もうなづいちゃった.そして「私はなんで働いてるの?」と自問自答しました.(その記事をTBさせてもらってます)
突き詰めて考えれば考えるほど,自分の本心がわからなくなるような気がします.
ところで,記事中の
>女性が働くのはいいんですが、子育て中の女性もそうでない女性もいっしょくたにして「女性の社会進出」だけを取り上げて、扶養手当が減らされたり、税金の減額がなくなったりするのが変。
↑
この考えを働く女性が持っていてくれるというのは,ちょっと嬉しいですね.
だって,専業主婦の優遇について不公平感を持っていたのは働いている女性ですから.『くたばれ専業主婦』とか『パラサイトワイフ』とかね.
ただその後,人口減社会が本格的に訪れるにつれ,女性を労働力としてカウントするしかなくなっている状況もあり,この方向は多分変わらないのでしょう.
どうでもいいことだけど,もうひとつ.
BUBIさんの課の「メスくさい」と言った男性職員に言っといてくださいな.
「オヤジ臭いよりよっぽどマシじゃぁ~!」って.(笑)
Posted by: とと | 2006.05.31 23:55
BUBIさんありがとうございます^^
BUBIさんの気持ち良く分かります。
プライドなんですよね。うん、うん。
私も一緒のことを思っています。
その記事も書きたいと思っているので、また読んでくださいね。
そして、両立というところ、これは難しいですね。記事を書きながら、「これって両立って言うんだろうか」なんて思いました。
疑問なのですが、BUBIさんの部署には、育児休業後、落ち着いて仕事をしている人がいないんですか?もちろん、子どもがいれば残業できないとかはあるとは思いますが、プライドを持って仕事をしている人はいないのかなあと。
Posted by: ぐーたん | 2006.06.01 09:04
BUBIさん、お答えありがとうございました。BUBIさんのおっしゃることは、とてもわかりやすく、だらだら長く書いた私に反省です。
なぜ働くのか。。という答えについては、私はその時々で答えが変ってしまいます。この前書いた答え(どうしてもキャリアを継続させ、切らすことなく、社会とかかわりたい。できれば、子育てした経験や想いを生かして、社会的に貢献したい)も、つい最近2人の子供を産んで、あらためておもったことです。入院という経験で、看護婦さんや周りの方のやさしさに触れたから。。。それまでは、ととさんのTBの記事と似ているかもしれませんが、欲張りだからとか、理由なんてわからないという感じでした。今も、そうは言っては見たものの、はっきりした理由はわからないと申し上げたほうがいいのかもしれません。複雑に多数の理由が絡み合っているためです。
だから、BUBIさんが今思っていらっしゃる「専業主婦で」という気持ちも、大事にされたらいいとおもいます。
ただ、その一方で、プライドをもって働くことは、働く母でも可能な職場も立場あるということを知っていただけたらとおもいます。私の周りには、プライドを持って、さまざまな形で働いている方が大勢いらっしゃるし、育児休暇後に時間とともに、仕事内容を回復させていらっっしゃる方もいる。祖父母の手伝いや、ご主人が理解があって手伝ってくださるとか、シッターさんや地域のファミサポを利用するとか、さまざまなケースが見受けられ、これからは、一人で背負って頑張るばかりではない時代が既にやってきています。確かに「育児」は母が請け負う部分が多いので、だから専業主婦という選択もあるとおもいます。パートも然りです。ただ、強制勧誘するつもりではありませんが、もし、今の職場でキャリアをたくさんつまれたのであれば、それを継続させないのはもったいないのではないかと。。。今の職場、職種で、育児をしながら且つプライドを持って働くのが不可能と言うのであれば、転職という手もあるとおもいます。もちろん一方で、仕事の経験をや想いを生かした子育て専念を選択するというのであれば、その気持ちを大事に、今はプライドをもって仕事をすればいいとおもいます。そのプライドや責任感は、どのような選択をしても、後で自分の肥やしになると思いますよ。
かくいう私も、その場その場で、いろいろ考えて、人生の修正を行いながら、やっていますし、だからいったんは専業主婦になりかけたのです。もしかしたら、こんなことをいっていて、今は強い信念があるように見えたとしても、近い将来にいろんな要因から、専業主婦になる可能性だって無いわけではありませんから。ただ、どんな場合も「自らがやりたい」とおもって選択したいのであって、やりたいとおもっていても、それに対する「壁」や「障害」や「獲得できない周囲の理解」については、これからも取り除く運動を地道に行いたいとは、おもっています。
Posted by: ちゃい | 2006.06.01 12:04
ぷはあ~っ!やっと全部読めました(^0^)このために早起きしちゃった(笑)
結局母親も職業人としてのプライドを持って、責任(どこまでかは人それぞれの考え方次第ですが)を果たしてほしいということなんですね。
母親が現実に男性や子持ちでない女性とまったく同じように働くのは無理です。子育てのためスローダウンせざるをえないのは事実ですが、私はスローダウンしたなりに責任を果たせる職場、職種というのはあると思っています。現実に私はパートだけど、定時で帰らなくちゃならないけど、いる時間は精一杯やってる。周囲にはそういうオーラを発しているかもしれません(笑)。
だから人前で「がんばれない」とか平気で言っちゃう彼女は論外(怒)!子なしの方と同じようにはがんばれないというのは分からないでもないけど、やっぱり口にしてほしくはないですよね。同じ職場にいる仲間ならもちろん、働く母親としてもがっかりさせられちゃいます。
私も考えました。なんでそこまでして働くのか。結局仕事が好き、働く自分が好きなんですね。あとは経済的に自立できる下地を作っておきたい。まあこれは私のところで書いてみたいと思います。今日は時間切れ~(やっぱりおなかの調子がいまいちです>_<)
Posted by: たいち | 2006.06.02 05:59
私もみなさんに更に触発されて、TBしました。何かの参考になれば。。。
Posted by: ちゃい | 2006.06.02 13:57
BUBIさんこんにちわ~。働く母についてのとても興味深い意見が多くて参考になります。
私は働く母の上司として3年一緒に働いてきました。販売という『シフト厳守』な業種に、小さな子供を持つ母は大変だなぁといつも思ってました。
私は子育て中のお母さんも働きたいと思うことに疑問はありません。ただハンディはあると思います。ハンディがあるから回りの協力がどうしても必要です。
私はぶっちゃけ、働く母がいてフォローする同僚がいて、そこでうまくいくかいかないかって、その部署をまとめるトップ次第だと思うんですよね。
私は何度か、うちの店には母がいるんだから人員にゆとりをくれ!と直訴しました。『数字では1だけど事実上0.7だ!』と。そうでないと双方にとって不幸だと思います。
だからって『1』になれない母が遠慮することはないと思います。『頑張っても0.7』でいいと思うのです。むしろ0.7でも違和感を感じない環境になれればいいのになって思うのですが。
会社の経営状態でそれが難しくても、そこをなんとかコミュニケーションでチームを良くするのが上司の責任でもあるし・・・って、だから母のいるチームの上司はさらに大変なんだけどね(^_^;)
そんなわけで、両立はそもそも無理じゃないかというBUBIさんの意見はまったく同意です。だけどそこで『現状の改善を考えたり、意見の交換などで意識は切り替えられるし、ハンディがあってこそいいチームになることもできると思いますよん。(^-^)/
自分が『0.7』であることを潔しとするかしないかはその人ごとの人生設計なので、それは立ち入れない部分だと思います。
Posted by: Rucca | 2006.06.02 19:57
はじめまして。ちゃいさんのところからとんできました。
皆さんの意見を読ませていただいて、私も自分の気持ちをまとめてみたくなりました。
働くことっていろんな立場があることだから、それぞれの立場での働きやすさがちゃんと確立できるといいのにな、と思います。
私も子育て中で、周りに負担をかけてる一人です。でも、フォローできるようになったら、その立場の人達を大事にしてあげたいと思います。
メスくさい、といわれても、女性にとってそのほうが働きやすいなら、それはそれでありの職場なのでは?
我が職場も、女ばかりの職場ですが、理解がある点ではありがたいと思ってます。
よかったら記事、読んで見てください。
Posted by: maki | 2006.06.05 04:35
みなさん、コメントありがとうございます♪
ちょっと忙しくてレスが遅くなりました。遅レスで、すみません。
>ととさん
>だって,専業主婦の優遇について不公平感を持っていたのは働いている女性ですから.『くたばれ専業主婦』とか『パラサイトワイフ』とかね.
子供を産まない人は、子育てをしている人に対し、その経費を支払うべきなんじゃないかなと思います。つまりそれが税の優遇であり、各手当なのではないかと。
ただし自分も働いていて、収入があるお母さんにもそれは必要なのかというところが微妙です。私個人は、働いていなくて収入がないお母さんに対し支援が必要であって、働いている人は支援がなくてもしょうがないのではないかと。
それはやっぱり・・・
「なぜ働くのか」
という部分の整理なんですよね。
働いていないお母さんは、働きたくても働けない。その前提が必要で。
でも実際働いているお母さんもいるので、そこの線引きは、大変難しい。
「だから、不公平がないように、全部優遇策を撤廃しちまえ」
というのが今の政策なのでしょうが・・・
基本が「子供がいても働くのが当たり前」ということになってしまうのは、女性にとっては厳しい状況になってしまうのではないかと、つくづく思ってしまいます。
>ちゃいさん
>だから、BUBIさんが今思っていらっしゃる「専業主婦で」という気持ちも、大事にされたらいいとおもいます。
私個人は、多分、もう結婚も出産もしないんだろうなぁ。年なので^^;
ただ専業主婦の友達を見ているといつも、そんな肩身の狭い思いをせずに堂々としていいんじゃないかと思うんですよ~。
子育ては立派な仕事だから・・・心からそう思います。
>たいちさん
仕事が好き!って言えるのっていいなぁ。
私はもちろんプライドや責任はあると思っていますが、仕事が好きかと言われると、うーん・・・
前に、残業をしていたら
「BUBIさんは仕事が好きだからね」
とか言われて
「好きでやってんじゃないわよ!」
と思ったことが^^;
仕事が好きな人はうらやましいなぁ。
>Ruccaさん
そう、がんばっても0.7なんですよねー。
1はできない。
その意味で「がんばれません」という人は正しいことを言っています。
ただ残りの部分をかぶる人がどこかにいても、周りに助けてもらっても、そういうことを全て「当たり前」だと開き直られてしまうと果たしてそうなんだろうか?と思ってしまいます。
0.7しかできない、という結果は同じでも「肩身を狭くしていろ」ということではなく、周りの人に感謝したり、自分もできるだけがんばろうとしたりしてくれれば、どれだけ周りの見方も変わってくることか。
・・・なんて、古いのかなぁ、考え方が^^;
フォローしたり、されたりは、子供を持つ女性でなくても、通常の仕事でもあり得ることで、やっぱり、そこは、「人」なんだろうなぁと思ったりします。
>makiさん
私は「メスくさい」なんて言われるのは嫌です^^;
というか、実際、それで回らない分をそうじゃない人が背負っているのが現状だし。
なのに、単に「楽な課」だと思われているのはなー。
ともあれ、記事を拝見させていただきますね。
Posted by: BUBI | 2006.06.05 14:04