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2006.05.23

彼と彼女の物語2

 (この話はフィクションです)
  同棲しているカップルの彼の方に他に恋人ができたけれど、
 ○彼は彼女にそれを「理解して欲しい」なんてことを言った
 ○彼に彼女と別れるつもりはないらしい
 ○彼女は彼のことが好きなので、どうすればいいか悩んでいる
 というお話の続きです。

 その後、彼と彼女がどうなったかというと・・・彼女は彼といっしょに住んでいた家を出る決意をしました。で、先日までは
「とりあえず距離を置いて考えてみたい」
 ということだったのですが、その後、いろいろ考えた末に、同棲は完全解消することとなりました。
 どうやら皆様からのアドバイスが効いたようです。

 いや、彼の方が「別れる気がないのにそんなことを言ってるんだろう」というご意見もあったので、本当にそうか、ちょっと試す意味もあったのですが。
 実際、彼女が家を出て行ってしまうと、彼はいわゆる、マッキーの歌じゃないけど

♪きみがいないと何にもできないわけじゃないと
♪やかんを火にかけたけど紅茶のありかが分からない

 状態。彼女をより必要としていたのはやはり彼の方だったようです。

 最初は彼が家を出て行くって言ってたんですけどね。彼女は、それを拒否した。だって、彼が家を出て行って、彼女がその家に留まったままだと、単に出て行った彼を、彼女が待ってる図になって、今までと何も変わらない。そんなのはまっぴらなので、彼女は家を出、とりあえず、彼女、両親はいないのですが、育ての親にあたる人のところに身を寄せることとなりました。
 育ての親も、彼女も大人だから、彼と彼女の関係に口出しは控えていたものの、彼女のことを心配しておりましたので、何も聞かずに、彼女を家に入れてくれました。

 で、彼の方はというと、彼女がいなくなれば、彼女に気を遣うこともなく恋人にも会えるはずなんですが・・・逆に彼女のことがどうしても気になってしまって。予想はつくと思いますが恋人ともうまくいかなくなってしまいます。
 
 彼は、出て行った彼女に会いにいきます。
 とにかく、傷つけてしまったことを謝ろう・・・と。

 しかし、彼女を訪ねてきた彼を(そのとき彼女はたまたま留守だったんですが)育ての親は追い返しました。まだ謝罪を受ける段階でもない。彼が訪ねてきたことは彼女に伝えましたが、彼女はその時、彼と自分の関係を冷静に見つめ直すことができました。

 彼女は、彼のため、彼の人生のために自分の一生はあるのだと決めていた。
 でも、彼は今は他の人を好きになってしまっている。
 だとしたら・・・

 彼のために生きるのではない生き方もあるんじゃないか、と。
 その方が彼のためにもなるのではないか、と。

 そんなふうに考えるのは彼女にとって初めてのことでした。だって、昔、彼に助けてもらったときから、ずっと彼しか見えてませんでしたからねぇ・・・

 そう思った後、彼女は、彼と、きちんと会います。
 彼はその時、「戻ってきてくれ」と言いました。が、彼女は断ります。そして、同棲を完全解消しようと。二人で住んでいた家はもう処分してしまって、お互い別々に暮らそうと言いました。

 で、家を引っ越す日に二人はお互いの荷物を片づけながら、これからどこで働くのか、どういうふうに生活をしていくか、みたいなことを話します。
 彼女は言いました。

「いっしょにいるときはまともにこういう話さえしたことなかったね。私はあなたが家にいないとき、何をしているのか不安で何も訊けなかった。あなたも、私の顔を正面から見られなかった。二人とも何も話せなかったよね」

 振り返ればまさにそのとおりで・・・
 別れると決まってからじゃないと、まともに話さえできない。不安と、不信と・・・探りを入れたり、わざと訊かなかったり。長くいっしょにいればいるほど、お互いが大事になればなっていくほど、本当のことが訊けなくなっていく。最初、いっしょに暮らし始めた時は、当然そうじゃなかったはずなのに。
 真実を言うことが相手を傷つけることもあって。それを庇おうとすれば、お互いに本音は隠しながら、上辺だけの共同生活が続いていくだけ・・・

「いっしょにいた日々の何かが間違っていたとは思わない。だけど、今は離れることが正しいんだと思う」

 そう彼女は言い、彼は黙って頷いた・・・というストーリーになりました。(ありがちかしらん)

 彼と彼女の話はまだまだ続きそうですが、もしちゃんと作品にするなら、ここで第○章終わりって感じです。

 前回、このあらすじをブログで公表してみたことで、彼女は、自分の気持ちを見直すきっかけになったようです。
 前も書きましたが、何度、彼が浮気を繰り返しても、彼女はずっと彼のそばにいて、彼を好きでいることが全てだと思っていまして。いくら別れさせようと思っても、結局はよりを戻すことの繰り返しでした。
 でも、今回は久々にストーリーが大きく動いたかもしれない。
 まだまだ予断は許しませんが、彼女が自分の考え方を変えることができたのは、皆様にコメントをいただけたおかげかもしれません。彼女のためにはこれでよかったと作者も思います。ありがとうございました^^

 ・・・というお話を作っていつも一人で遊んでおります。

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