このところ、子育ても仕事もの女性のブログを拝見させていただくことが多く。
その中でぐーたんさんのこんな記事を拝見いたしました。
「なぜ子供を産まないといけないの?」
2005年9月の記事です。当時、多くの方がこの記事にコメントを寄せられ、当時もぐーたんさんがいろいろなコメントを受けて、意見交換をされていらっしゃいます。この記事の中で、ぐーたんさんはこのように書かれています。
「子どもが少ない人がお金や自由を謳歌し、たくさんの子どもを育てる人がお金や時間でヒーハーする。
が、老後は一緒!というのは変な気がする。」
しかし、まあ、老後を見てもらうために子供を産んでも仕方ないわけで、その後の記事の中で、ぐーたんさんもこのように述べられています。
「(社会貢献のためとか少子化だから、とかじゃなく)ただ欲しい、子供が愛しいと言う思いで子どもを妊娠し出産して育てたい。」
卓見ですね。
「女性が、子供を産みたい、と思える社会」 目指すべきはそれであろうと私も思います。
で、ここからが私個人の話。私も自分の子供を産んで子育てするの、やってみたかったなぁ。子育てはすばらしい仕事だと思うし、興味あります^^ そして社会貢献にもなるなら、すばらしいことじゃないですか。・・・無論、いろいろな苦労ももれなくついてくるのだとは思いますが、子供がいる方のブログを見ていると、苦労があっても喜びもあり、子育てはやっぱりすばらしいなーと思うのですよ♪
しかし。女だけで子供は作れねーのだ(爆)。
ちゃいさんにも、結婚や子育てを勧められているような気がするのですが、それも一人じゃできません。男がいて女がいてすることしなきゃ子供ができないのですよー。(こらこらこら)
もし人間が一人でも子供作れるなら、私も子供作ります。そんで、働かなきゃ食べていけないから、必然的にワーキングマザー。もしかしたら、今頃は、私も仕事と子育てで、必死にがんばっているかも。
でも、残念ながら、私だけでは子供は作れない。
そして。物理的には、男性も女性と同じくらいの数だけいるんだから、することするのは簡単なんでしょうけど、自分の子供作るのに、相手は誰でもいいってわけにはいかないわけで。
相手もそうでしょう。自分の子供を作るのに、女性なら誰でもいいわけじゃない。
私の場合は、職場に独身男性は大勢いるし、けっこういろんなサークル活動にも参加しているし、出会いの場がなかったなんていう言い訳はしません。過去、知り合いに年頃の男性を紹介されたこともあります。
しかし、そこで付き合うことになった人はいませんでしたし、当然、結婚しようと言われたこともないし、自分が結婚したいと思う人もいませんでした。
何人かの人と紹介されて会ったあとで、私は思いました。
「結局、好きじゃなきゃ結婚なんてできるわけがない」
それで社会貢献してないとか、子供を産まないで楽してるとか言われてもしょうがない。好きじゃない人と結婚して、好きじゃない人の子供、生むくらいなら、働いて税金納めた方がいいです。
非婚の理由はおそらく千差万別なのでしょうが、私の場合は別に、独身で自由きままに暮らしたいしそのためには子供も欲しくないって理由で、結婚してないわけじゃありません。私が結婚もしてなくて子供もいないのは・・・・
「もてなかったから」
まあ、若い内から、ちゃんと好きな人を惹き付けられるような魅力を身につけるよう、努力をしてこなかったと言われればそのとおりかもしれませんので、自分が結婚もせず、子供も作れなかったことを、何かのせいにするつもりは毛頭ありません。ただ。
老後のために子供生むことが必要だと仮に思ったとしても、好きじゃない人と無理矢理結婚することはできませんわな。自分の甲斐性の無さを割り引いて考えたとしても、少なくともそれだけは、間違ってるとは思いません。
・・・なので、つくづく思うのは・・・
結婚してる夫婦にも子供が少ないのかもしれませんが、やはり非婚率の増加が少子化の一番の原因のように私には思えます。
結婚してない女性には「子育ての楽しさ」を強調されても「それはそうでしょうね」としか言えないし、保育園が仮にいくら充実しても、それ以前のところで止まってますから、余り意味がない。
子供の問題以前に、もっと根本的なところで、何か問題がありそう。
ちなみに私の友人には独身女性がけっこうたくさんいます。
年をとったら、独身女性同士で近くに暮らして、困った時や足腰が弱ったときには助け合えるような生活ができたらいいな。もちろん、子供が独立して遠くにいる人も、ご主人を早くに亡くされて独り身になった人でも、参加オッケーで。
ジタバタしたって、いずれ高齢化社会は必ずやってくるのですから、今更、結婚や子供のことを考えるよりも、前向きに、そんな未来を考えた方がもういいのかもなー。
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