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2006.07.17

囲碁もやはり「勝負」なのだった。

 土曜日に近くのマンガ喫茶で、「ヒカルの碁」を最終回まで読んで思いました。
「やっぱ囲碁も『勝負』が全てだ~」
 いえ、なんとなく、囲碁ってとても紳士的なゲームのように思っていましたし(いや、それはそうなんですけど)、よく「勝ち負けにこだわるな」と言われるので、負けるとめちゃくちゃ悔しい自分をちょっと恥ずかしく思ってたんですが、それはそんなことないようです。
 やはり、勝てば嬉しい、負ければ悔しい。
 ヒカル、泣いてたなぁ、最後・・・。すごく分かる;;
 ヒカル以外のプロ棋士もすごい。緒方九段と桑原本因坊が火花を散らしてるシーンとか。他の棋士たちも勝負となると目の色が変わります。
 そして何より。あの佐為だって、最初は遊びで始めた塔矢くんとの碁で噛み付かれて必死になってる。子供相手だって容赦しません。最後は一刀両断、だもんな~
 北斗杯に出る代表選手を決める戦いで、越智くんが関西棋院の社(やしろ)くんと戦って代表を決めたいと言ったシーンなどにも「プロ意識」みたいなものを感じました。越智くんの気持ちもとてもよく分かる。
 囲碁って「実力」の世界なんですよね。
 運で勝ちを拾ったりしない。精神力と実力・・・それが全て。
 他のゲームならば、運が勝敗を左右するときがあります。ツキとか。囲碁は多分・・・いや、まったくなくはないのでしょうけど、あまり、関係ないからなぁ~
 だから勝てばそれは自分の力だし、負ければそれは自分が至らないせいなのです。明快かつ単純。本物の強さを身につけたものだけが上にいける・・・
 
 これがね、好きなんですよね。私は、負けて、自分の至らなさ、未熟さに恥じ入ることばかりが多いのですが、でもいつか強くなりたい。まあ、アキラくんやヒカルみたいにはなれませんが、この世界の末端を知ることができたのは、大いなる喜びです。
 
 さて、今日の、わたいご記念対局楽天囲碁ブロガー・リーグ戦第二局「平成の秀策」と「野球碁聖」の戦いはどうなったであろうか^^
 「わたいご記念対局」については、詳しくはnipparatさんのブログをご覧下さい。

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Comments

越智くんの心意気はほんとにいいですよねぇ。
こんなプロがほんとにいたら、病みつきになっちゃうかも(´艸`)

「勝ち負けにこだわるな」って言うのは、藤沢秀行さんの

「強くなれば勝てるようになる」

から来てるんじゃないでしょうか?
私もそんな気持ちで勉強してます。

Posted by: ゆっきん | 2006.09.01 03:53

ゆっきんさん、はじめまして。
当ブログにようこそ~

「強くなれば勝てるようになる」から「今、負けてばかりでも気にするな」ってことなのでしょうね。
でも分かっていても、負けると悔しくて悲しくて情けなくて、涙が出てきちゃう。一生強くなれないかもと思って、碁をやめようかと思います。(またすぐやりたくなりますけども)

強い人からみたら
「弱いくせに何、一人前に悔しがってんだよ(笑)」
って感じなのだろうなーと思いますが・・・
どんなに強いプロ棋士でも、
始めたばかりの初心者でも、
「負ければ悔しい、勝てば嬉しい」
その思いはきっと同じなんじゃないかと^^

で、そんな悔しい、情けない思いを何度しても。
何度谷底に突き落とされても。
「這い上がれ!」と(笑)。
私にとっては囲碁はそんなゲームです^^

Posted by: BUBI | 2006.09.01 15:46

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