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August 2006

2006.08.30

縁があれば

縁があれば結婚もしてたかもしれない
子供が3人くらいいて
肝っ玉母さんだったかもしれない
・・・なんて想像するけど、そういうときも
旦那の顔はまるで想像も付かないや^^;

 ☆     ☆     ☆

本を読んだり、新しいことを学んだりするのは嫌いではなかったから
興味のある学科のある、学力相応の大学にいった
で、そこを卒業したら就職するのは当たり前だと思っていた

当時はバブル全盛で
かなりの売り手市場だったんだけど
数カ所、面接を受けたら軒並み落ちてかなり落ち込んだ
もうどこも就職できないかと思った
ところが・・・今のところから
3月の末ぎりぎりになって面接の案内があった
面接を受けて通ったから
何をやるところかもろくに知らないまま入っちゃった

「とりあえず・・・」そんな感じで就職したから
長く勤める図なんて想像もできなかった
すぐやめるのだと思った
最初の2年で自分のやってることの意味が分からなくなったけど
後の2年で、一応職場に恩返しをしてからやめようと思った
最初の2年でやめてしまったら給料のボッタクリでしょ?^^

どんな仕事でも誰かのためになる仕事なら
厭わずにやろうと自分に誓って
勤めて4年目に配置換えで配属になった部署は
希望どおりいわゆる「ショムニ」みたいな課だった

どこかの課で蛍光灯がきれれば替えにいった
どこかの課のコピー機で紙詰まりが出れば直しにいった
そういう仕事は嫌じゃなかった
訳の分からない仕事のための仕事をするくらいなら
誰かがやらなければならないことを私がすることに
少しだけやりがいを感じていた

そうして勤めて7年目に係長に昇進する
いきなり部下ができたりして
仕事はいきなり「現場」で「検査」
専門知識もないのに「こんなの私にはできない」と思った
「できない」と言ったらその課の課長は
「きみにできることをやってくれればいい、責任はとるから」
と言った

その時思った
「私が精一杯やって、それでこの仕事が立ちゆかなければ、私がこの部署に不適任ということだ。そう判断されたら、管理職なり人事なりが私を替えるだろう」
そう思ったら迷いは消えた
自分にやれるだけのことを、やれるだけやった
できないものはできないと開き直った

そうなってしまえば
どこへ行っても自分にできるだけのことをやればいいんだと思えるようになった
どの部署のどんな仕事でも
自分にできるだけのことをやる それでいいんだ と
そうして今でも私はその職場にいる
今年は16年目
私は今も自分にできることをやっている

結婚も縁ならば 就職も縁
結婚はできなかったのに 就職はよく縁があったなぁと思う
リストラも可能性がないわけではないし 能力主義の導入でどんどんきつくはなるけれど
いつでも自分にできることを精いっぱいやるしかないのは同じ

結婚して 子供がいて 子育てでいろんなことがあって
そんな人生もあっただろう

でもきっと・・・「自分にできることを精いっぱいやる」
その意味では 私が現実に歩んだ道のりも 
仮に結婚していたとしたら歩んでいた道のりも
それほど変わりはないのかもしれない
 
私は私の人生を生きる
それだけは誰とどこで歩もうとも
きっと同じなのだろう

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2006.08.29

「宙船(そらふね)」

 中島みゆきさん絡みでもう一つ。
 人気アイドルグループTOKIOの長瀬くんが主演している「マイ ボス マイ ヒーロー」というドラマの主題歌、「宙船(そらふね)」、聴いたことがありますか。この歌、作詞、作曲が「中島みゆき」なんですね~。
 私、ドラマは一回だけ見たことあるんですが、その時、気が付かなかった^^;

(引用開始)

 何の試験の時間なんだ
 何を裁く秤なんだ
 何を狙って付き合うんだ
 何が船を動かすんだ

(引用終わり)

 ここのところだけ耳に残っていました。カラオケで聴いて「おお~、この曲か~」と思いました。
 
(引用開始)

 その船を漕いでいけ
 お前の手で漕いでいけ
 お前が消えて喜ぶものに
 お前のオールを任せるな

(引用終わり)

 あらためて聴いてみたら、とてもかっこよかったです。
 こういう歌はいいですね~。聴いていて元気や勇気が湧いてきます。
 
 中島みゆきさんの歌は、昔の作品だと、恋に破れたり、好きでも報われなかったりして、これでもか、っていうくらい悲しい状況になってしまって、救いも何もない歌が多かったのですが、最近はずいぶん優しくなりました^^
 
 時代が移り変わっても、いろいろな意味で「報われない」人や状況というのは、昔と変わらずあるのですけど。みゆきさんが作る歌は、そういう人達に勇気を与えるものに変わりつつあります。

 要はどんな状況になったとしても。
 倒れても、踏みつけられても、光が当たらなくても・・・
 
 「お前のオールを任せるな!」ということ。
 
 ・・・うん。だから、私は中島みゆきさんの作品が大好きです。 

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2006.08.28

彼女によろしく♪

 標題「彼女によろしく」は中島みゆきさんの歌に、こういうタイトルの歌があります。

 昨日はみゆきオンリーのカラオケのオフ会に出席してきました。「中島みゆき」の歌だけを歌うカラオケの会です。やっぱりファン同士でないと、思う存分みゆきさんの歌を歌うことはできませんもの~、というコンセプトで、もうずいぶん前にYahooの掲示板でこのカラオケの会の呼びかけをしたのですが、私が参加するのは今回は久々でした。

 で。自分が歌いたいから行ったわけで、それはそれで楽しかったのですが。
 ちょっとばかり計算外なことが・・・
 
 みゆきさんの歌、胸にグサグサ来過ぎるよぉ~~~(哀)
 いや、分かり切った話なのですがねぇ。けっこう平気になったつもりだったのです。いや、実際けっこう平気。この間、やっぱり友達2人とカラオケ行って、みゆきさん、歌いましたけど、大丈夫だったもの。
 けど、今回はやられました。イタ過ぎるぅぅぅぅぅ~~~
 
 初めてご一緒した方の中に、とても歌の上手い女性がいましてね~。これがまためちゃめちゃ上手い。生で聞いていいのか、私、というくらいなものです。みゆきさんの歌にもいろいろなのがあって、そんなにグサグサ来ないのもたくさんあります。有名な「地上の星」みたいのだったら全然平気です。
 が。
 昨日「やられ」てしまった曲は、その彼女が歌った「生まれた時から」でした。
 ひ~だめだ、これ;;

(引用開始)
 生まれた時から好かれたことがない
 冴えないあたしに聞かせた 浴びるような恋の歌
 あたし嬉しかった 好かれたかと思った
 あんたは本気の時には あの娘にゃ素面だってね
(引用終わり)
 
 まあ、私の場合は最初から相手の「好き」という言葉は「恋」じゃあなくて。
 最初から私の勘違いでございました。だから、酒のせいではなくて自分が「アホ」なせいなのですが。

(引用開始)
 いまさら嫌いに変われるはずもなし
 聞かなかったふりして もろともに飲んだくれ
 飲んででもいなければ 悲しみは眠らない
 あの娘の魅力のおこぼれで 夢をみた
(引用終わり)
 
 言うまでもなく、シチュエーションが全て自分にかぶるわけでもないのですが、なんかこう、せつなくてね~
 それ以降、聞く歌全部が自分にだぶるようになってしまって、ダ、ダメージが・・・
 こういう時は聴いてちゃだめです。歌わねば。悲しい歌は自分で歌うのだ。口から出してしまえばすっきりするのだ~。
 そんな私のセレクトがこれです。「彼女によろしく」。

 ♪God bless you 彼女によろしく~

 あ~あ、アホだ。自分で歌って自分で落ち込んでりゃ世話ないな~ガクッ。せめて酒でも飲めたらなー。
 タンカレーでも、バーボンでも、持ってこ~い!(爆)

 ※中島みゆきさんの歌の歌詞については、「女神の翼」←こちらのサイトをご覧下さいませ。著作権もクリアしている、きちんとしたサイトでございますm(_ _)m

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2006.08.26

「黒井健えほんハウス」(清里・2日目)

 さてさて、4月に引き続き、2回目の清里、もちろん、星空に惹かれてきたのも確かなのですが、前回、「黒井健」というイラストレーターのプライベートギャラリーが清里にあるのを見つけまして。

 それがこちら、「黒井健えほんハウス」。

 私と黒井健さんの仲は(仲とか言うな~)「詩とメルヘン」というサンリオで出していた冊子で、黒井さんのイラストを拝見したのが初めてで。高校時代に図書室にあった「詩とメルヘン」を読みながら、詩を投稿していた私は、友人とともに、黒井さんの原画展にでかけ、サインをしてもらったりしました。その原画展での出来事を「詩とメルヘン」の読者のお便り欄に投稿しましたら、詩は載らないけど、読者のお便り欄には簡単に載った(笑)。それ以来、読者のお便り欄は何回か掲載される、なんてこともあり、なんとなく浅からぬ因縁というか・・・(勝手に言ってなさい)。
 その、当時の高校時代の友人を、「黒井健えほんハウス」に連れてきたかった、というのが、今回の旅行の目的でもありました。喜んでましたよー。えほんハウスで1万円以上、黒井さんグッズを購入した彼女は、今度はいつか黒井さんのイラスト(ただし原画ではなくシルクスクリーン)を絶対買うと宣言しておりました。
 かくいう私も、この日に展示されていた原画の絵本を2冊購入。1冊は自分用、1冊はプレゼント用・・・大好きな人にいつか会えたらあげるんだ~(はぁと)

 黒井健さんとは。毎年のカレンダーも最近はずっと黒井さんだし、昔、サンリオで出した、黒井健さんのイラストの「白い本」を、ずっと長い間使っておりまして。この「白い本」というのは文章がなく、イラストだけがある本なのですが、それに私は、1年に1ページずつ、自分の1年ごとの足跡を綴っております。15歳から書いているのですが、この計算でいくと49歳までかけるんですのよ(笑)。まさに一生を黒井さんと共にという感じであります。

 今回、絵本ハウスでは「12の贈り物」という本のイラスト原画ところわんのイラストがありました。「ころわん」もめちゃくちゃかわいいっす♪ みなさん、ぜひ、黒井健をよろしく~(こらこら)

 さて、旅行記の続き。
 清里ってやっぱり、夏がいいですね。朝、ちょっとだけペンションの周りを散歩したら、ペンションの前も一面のとうもろこし畑で。ひまわりもちょっと咲いてて、いろんな花もあってきれい。とても気持ちよかったです。
 黒井健えほんハウスのあとは、「小作」でほうとうを食べて、「萌木の村」を散策して、帰途に着きました。
 帰りの中央道、談合坂からちょっと渋滞したけど、概ね、順調に帰ることができました。

 清里、いいですね~。黒井健の絵本ハウスは、季節ごとに展示される原画が変わりますし^^
 やっぱね、原画って、全然違うんですよ。みなさまも、ぜひ、清里へ行ったら、黒井健えほんハウスへ寄ってねー♪・・・すっかり宣伝になってしまった(爆)

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流れ星・・・☆(清里・1日目)

 さてさて、遅くなりました。ちょっとこちらの記事にも書きましたが、先週末は、トトさん&雀さんに連れられて、また清里へ行ってきました。

 今回は、さいたまから中央道を通り岡谷や諏訪の方までいって、そこから、クーラーの名前で有名な、霧ヶ峰高原、そして白樺湖を周ってきました。そして、そこから、八ヶ岳を眺めながら、小淵沢まで南下、そこから清里へ、というルートです。
 運転は前回同様、トトさんにお願いしております。トトさんに、雀さん、私、私の女子高時代の友人、という4人でありながら、運転できるのはトトさんしかいないのだ~(爆)。

Kirigamine2_1

 霧ヶ峰高原については、「霧ヶ峰・・・旅の目的という話」というこちらの記事をどうぞ。いや、記事というか写真をどうぞ。初めて行ったのですが、とても美しくてきれいな場所なんですよ~。日本じゃないみたいです。
 「アルプスの少女ハイジで出てくるアルムの山」が古すぎたので、今日はこちらのたとえでいきましょう。「天空の城ラピュタ」ででてくるラピュタ、みたいなんです。(それも相当古い)。
 ・・・イメージできますでしょうか。
 どこまでも広がる緑の草原に、白い雲がゆっくりと流れ、その影が草原をゆっくりと動いている・・・とても文章では、言い尽くせません♪

霧ヶ峰高原の後は車山高原の横を過ぎ、白樺湖へ。
白樺湖では、テディベア美術館を見学致しました。

Photo
Photo_1

ここのテディベアはみな、コスプレ(笑)をしております。
最初の写真は、テディベアの世界平和会議の模様。中国はパンダなのがお分かりになりますでしょうか。
次の写真は、閲兵式にずらりと並ぶテディベアたち。圧巻でしたよ~。ここ、入場料がちとお高めですが、一見の価値ありです。白樺湖周辺にお立ち寄りの際はぜひ、見てみてくださいね。

 白樺湖を出発して、小淵沢までは、道が分かりにくくてちょっと迷いました。道を車で行くうちに砂利道に突入したりして、ちょっとドキドキ気分^^ ちゃんとナビできなくてごめんねートトさん。でも、過ぎてみれば、それもまた楽しい思い出です♪(と、トトさんも思っていてくれればいいのですが(爆))  信号がない、夕暮れの、畑の中の一本道。周りはとうもろこし畑だったり、牧場だったり。ふりかえれば、とてものどかな場所だったんだなー。
 清里では、お約束、清泉寮でソフトクリームを食べた後、ジャージー牛の横を通って、すでに懐かしい我が家のような、ペンションスケッチブックに到着~。
 
 さて、もともと、この清里旅行は、星を見ようというコンセプトで発案されたものなのですが、どうも、4月の第一回に続き、第二回の今回も天気が今ひとつでした。でも11時頃から、ちょっと晴れ間も見えたので、またトトさんと、ペンションにお借りした望遠鏡のお世話になりつつ、ペンションの前庭に出て、星空の下へ。

 今回は、白鳥座のくちばしのところにある二連星、アルビレオをトトさんに見せていただきました。この二つの星は、色が違うのがポイント。前回、かに座のプレセペを見せてもらったときも感動しましたが、この二連星も美しかったなぁ~
 
 夜空を眺めながら、素人&ミーハー天文ファンの私は星座もろくに分からないのですけど、白鳥座と、織姫のベガ、彦星のアルタイルの位置関係などもトトさんに教えていただき、また一つ利口になった気になりました。
 
 さてそうして、飽きもせず上空を見つめていると・・・そこに鮮やかに流星が!!
 私、流れ星をあれほどはっきりみたのは初めてです♪
 何も願いごとはできませんでしたが、今回の星空ウォッチングもいっぱい収穫があった気がします。
 トトさんありがとうね~

(記事中の写真はトトさんがデジカメで撮影したものです。掲載許可をありがとう♪)
 

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2006.08.24

夏休みの自由研究

 友人達はすでに小学生の子供がいる年代。もうすぐ夏休みも終わるので、子供達は宿題に大変みたいです。ぎりぎりまで、やりたくないのが宿題ですわね。子供って大変だ。

 何でもいいので一つ、という「自由研究」、私の友人の子供だと、工作でも絵でも何でもいいようです。必ずしも歴史や科学の課題を模造紙に書いてまとめて発表するのではなくてもいいみたい・・・って、「模造紙に書いて発表する」のがスタンダードだと思っている私って。昔、私が通っていた小学校ではそうだったのですよ。

 模造紙に書く、なんてスタイルはもう廃れているのかもしれませんが、そもそも考えてみると、「自由研究」っていう概念を子供が理解するのって難しくないですか。私がアホな子供だったからかしら。とにかく、何かをやって模造紙に書けばいいのだと思っていました。工作や絵も同じですね。ともかく「何か」作って発表する。これなら、ある意味、簡単です。

 「自由研究」というのはそうじゃありません。
 何か、日常において疑問に思ったことを、自分の方法で調べる。調べて発見する。
 そのプロセスが大事であって、模造紙に書くことが宿題なのではない。しかし、子供の私にそれを教えてくれる人はいなかったな。今の子供は「自由研究」って何か分かるのかな。それを分かるように教えてもらっているかな。

 友人のそのまた友人の子供は、「爪が夏休みの間に何ミリ伸びるのか」を研究して、それを発表したと言ってました。面白いですねー。それも。

 日常の素朴な疑問、ってのは、けっこうあちこちに転がっていまして。
 私は今朝、道を歩いていて、セミの声を聞きながら、
「ヨーロッパにもセミっているんだろうか」
 と思いました。ヨーロッパやロシアにも森はいっぱいありますが、その森も夏になるとセミ時雨なんだろうか? それともセミってのは日本にしかいないんだろうか? 日本のセミって何種類いるんだろう? 海外のセミは鳴き方はやっぱり違うんだろうか?
 そんなことがやけに気になってしまいました。もし子供が、それを調べるなら、図書館に行って本を調べるのがいいですね。今はネットがあるので、ネットでもいいですが。
 調べながら、次々と疑問に思う。いろいろ調べたくなる。海外のセミを調べるために、日本で海外のセミの展示をしている博物館を調べて行ってみたりすれば、完全に自由研究になりますなー。
 
 フジテレビの番組に「トリビアの泉」っていうのがあって、その中に「トリビアのタネ」という人気コーナーがあります。毎回、日常の疑問を大まじめに検証するコーナーで、その検証自体をネタにしているユニークなコーナーなのですが、それを見るにつけ、何かに疑問を持ち、それを調べるというのは、それそのものが楽しいことなんだよな、と思います。くだらなく見えても、そういうことが大発見や大発明につながったりもするわけで。ニュートンはリンゴを落ちるのを見て万有引力を発見したし、アルキメデスは風呂に入っていて、体積を調べる方法を発見した。
 なので、子供の探求心、好奇心を育てる教育は重要ですし、何かを知るために自分で行動することもまた大事な経験です。

 さて、私は無駄に好奇心がたくさんある大人に成長しましたので、日常にはネタばかりがあります。
 爪の話じゃないですが、私も自分の体のことで、以前から調べてみたいことが一つ。このブログを以前からご存じの方ならすぐ分かりますが、またこのネタです。毎日のお通じって、大体何グラム出てるのかしら?(爆) いや、ダイエットしてるせいもあって、排泄量って結構重要なんですよねー。計測器付きトイレを、TOTOとかで出してくれないかなー。
 ・・・すみません、子供がそれを「自由研究にしたい」と言いだしたら、絶対、私も反対します。いい子のみんなは、もっと別なテーマを見つけましょうね。

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2006.08.23

「結婚できない男」を見ました

 昨日、たまたまテレビをつけていたら、阿部寛主演のドラマ「結婚できない男」をやっておりました。つい見ちゃった。 とても面白かったです。

 私、こういう人、好きだなー。
 いや、巷では、20代の若い人たちが、
「俺も今のままだと10年後はこうなるんだ・・・まずい」
 とか思っているらしいですが、そうかなぁ。
 自分のライフスタイルを貫き、趣味を持ち、いい仕事をし、悠々自適の生活。
 普通の人にはこういうのってナルシスティックに見えるのかしら。
 一人きりで楽しくやっているように見えて、ほんのちょっとだけ、情にほだされて心が揺れる様なんか、こう・・・あはは、そーです、自分を見ているようで(爆)。

 こういう男の人をたとえば好きになっても、
「俺は結婚はしない」
 ・・・で終了(笑)。
 家に入れてくれないだろうし、遊びにきてもくれないだろうし、ちょっと胸が開いた服とか着ても気付いてくれないだろうし、メールしても返事がないだろうし、料理しても向こうの方がうまいだろうし、アプローチしても実りがないわけなのですが・・・
 でもなぁ。それでもいいんだけどな、もし私なら。
 結婚が女性の最終目標なら、こういう人の存在は脅威というか、許すべからざることなんでしょうけど。

 まあもちろん、私も20代の頃は、自分自身がずっと結婚せず、家庭も持たず、子供も作らず、というふうになると思ったことはなかったですし、彼女がいるのに「結婚なんて考えられない」って男が周りにいれば
「なんで結婚しないの? 結婚しない理由って何? しないことにこだわるのっておかしい!」
 と力強く断言していました(笑)。

 私の場合は、20代の内に、好きな人がいれば告白もしたし、紹介してくれるという人がいればとりあえず会いもしたし、出会いの場や趣味のサークルにも積極的に参加したし、そんなふうにがんばったけど、伴侶となる人とは出会えなかった。(ぶっちゃけ、もてなかった(爆)) その結果、
「まーやるだけやった」
 ということで「もー結婚なんかしなくてもいいや」という今に至る、わけでして。

 世の男性陣がどういう道を辿って「結婚しない」という結論に至るのかは不明ですが、もしも、いろいろ考えた末に
「ああ、やっぱ結婚なんて面倒だな。俺はずっと一人でいたいな」
 という人がいるなら、それはそれでありかな、と思ったりします。
 そう思いつつ、若い女の子と適当に遊んでるようでは論外ですが、まあこのドラマの人みたいに、一人で生活を楽しんでるならなぁ^^

 子孫繁栄は生物の宿命ですから、「家庭」を作らないことが生命の摂理に反している以上、「結婚しない」人間への風当たりがなくなることはないのでしょうが、それも含めて覚悟を決めて、阿部ちゃん(役名は「桑野信介」)には立派なシングルライフの道を突き進んで欲しいと応援したくなってきました。私は酒が飲めないけど、もし飲めたなら、いっしょにバーでも行って、いろいろ語り合いたいですな(笑) 

 まあ、でも男性の場合は。いくつになっても魅力的な男でいれば、いくらでも若い女性をゲットできる可能性は残ってるし、子孫を残せる可能性もあるわけですから、その意味では、ちょっと羨ましいなぁと思います。女性は生物学的限界があるからなー。
 生物学的限界以外の部分は、私も彼を見習って、いくつになってもいい女でいたいなーと思います。
 ・・・いや、いい女だった時代があるのか、というツッコミはなしね(爆) 

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2006.08.22

「霧ヶ峰」旅の目的、という話

Kirigamine_1
 先日、また清里に行ってきました。
 
 「旅」って何のためにするんだと思いますか。
 私にとっては・・・「見たことのないものを見たい」、それが旅の動機。
 旅をする人の旅の目的は、人によって様々で。
 たとえば、日本では高くて買えないものを海外に行って安く買う。それも立派な旅の目的。
 たとえば、手紙やメールでしか会えない遠くに住む友人に会いに行く。それも素敵です。
 たとえば、ずっと仕事で忙しくて疲れちゃってて、何もしないでぐっすり寝たり、温泉に浸かるために行く。そんな旅もいいですよね。
 どれがいい、どれが悪いってわけじゃなくて、人それぞれ、自分のしたい旅ができたらそれがBESTだと思います。
 前に友達と旅行にいって、友達が買いものが好きで、自分は観光したくて、欲求不満になったことなんかもあるのですが、「目的はそれぞれ」というのさえ分かっていればいいのですよね。
 
 さて・・・私の場合はホント、見たことのないものを見るのが好き。高いところのからの景色などは特に好きです。東京タワー、京都タワー、札幌のテレビ塔、サンシャイン、都庁、etc.展望台があればとりあえず登ってみる。
 山登りをする人がなぜ山登りをするかというと
「そこに山があるから」
 という理由だそうですが、それとちょっと似てるかもしれません。
 行ってどうする、と言われると困りますが、とにかく、行ってみたい、見てみたい。よく言えば好奇心、悪く言えば野次馬根性。でも、これがある限り、生きていくのに退屈するということはないでしょう。

 と、いうわけで長い前振りでしたが(笑)、清里へいくのは二度目、今回は諏訪や岡谷から霧ヶ峰方面をまわっていただきました。
 
 あんな高い山の上に、あんなに広々とした高原があるなんて!!
 天国ってこういうところかもしれない、と思っちゃったくらい。ちょうど天気もよく、上空を白い雲がゆったりと流れていて、本当に美しい場所でした。
 そうですねー、アルプスの少女ハイジがいた山みたい、というたとえも古過ぎますけど、とにかく、とても日本とは思えない。北海道の美瑛もきれいでしたが、霧ヶ峰高原の澄みきったあの空気はまた格別です。

 見られてよかった・・・
 長く生きていると、本当にいろいろなものを見られるんだなぁと思います。行って、見て、感動する。きっと死ぬまでこの好奇心は尽きないのだろうなー。

 とは言っても、実際に休みをとって、お金をかけて、移動するのには限界があります。その部分は「想像力」で補うと。「好奇心」と「想像力」、それがきっと人生という旅の『原動力』なのかもしれません。

注)写真は、ご一緒したトトさんが撮って送ってくださったものです。トトさんありがとー♪
トトさんと雀さんのHPはこちら。http://www2.tba.t-com.ne.jp/totosuzume/

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2006.08.21

三連覇ならず!! 駒大苫小牧

  いつも、夏の高校野球を見ているのですが、今年は、まったく見られませんで^^;
  が、私が見ていないうちに、すごいことになっています、今年の高校野球。

  決勝は早稲田実業と「せんだんり~ん、せんだんり~ん」でおなじみの駒大苫小牧。
  駒大苫小牧の活躍は、このブログでも、昨年一昨年と記事にしているため、どうも「せんだんりん」や「駒大」で検索して、このブログにアクセスをしてくださる方がこの1週間は多いようです。検索でいらした方、どうも初めまして(^_^;)・・・なんだかこういうのって照れちゃいますね。

  昨日は旅行にいっていたのですが、談合坂SAの大画面で決勝の模様が放映されていました。
  なんと・・・延長の末、引き分け!?
  で、今日は幸い、旅行明けで休みをとっておりますので、再試合の模様を見ながら、これを書いています。
  もちろん、応援するのは駒大苫小牧!

  現在2回裏。早稲田が1点先行してますが、勝負はこれからだ~

 (午後2:50)
  駒大苫小牧、残念! 決勝再試合で、早実に敗れました。
  ホームランで1点差まで追いついたのになぁ。
  こうして甲子園は新たなヒーローを作っていく・・・っていうことかな。
  
 昔、智弁和歌山の豪快打線に惚れたことがありました。今年の智弁和歌山も強かった。vs帝京戦などは歴史に残るようなすごい死闘だったらしいですね。見たかったな。駒大苫小牧は、その智弁和歌山にも勝ったから、今年も絶対優勝だと思ったのに・・・くやじぃ(苦笑)。 やはりニューヒーロー、早稲田の斉藤に敗れたというところでしょうか。
 でも、今年の駒大苫小牧も強かった。早稲田の監督もそうおっしゃってましたね。
 北の大地にこういうチームがあるというのはすばらしいことです。

 そして、早稲田実業、おめでとう♪ 甲子園常連チームに見えるのに初優勝なんですって。そういうチームもあると思うと、もし、三連覇もしちゃってたらちょっとぜいたく過ぎな気もしますわね。
 両チームともよくがんばりました。月並みですが、感動をありがとう。

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2006.08.18

金は人を狂わせる・・・のかな

 山崎豊子の「沈まぬ太陽」という小説を読んでいます。
 
 友人の薦めで読み始めてやっと4巻まできました。全5巻あり、3巻で御巣鷹山の日航機墜落事故を扱っている作品です。ちょうど、事故が起こった8月に、その3巻を読んでいたので、とても感慨深く感じました。

 労働組合の役員についたことで「アカ」というレッテルを貼られて苦労する主人公だとか、その主人公に献身的に尽くす奥さんとか、『昔の小説だなぁ~』と思ってしまうのですが、なんとか嫌にならずには読めています。
 ただたまに、国語力にはかなり自信がある私でも、分からない言葉があるんですよ。皆さんは、「村夫子(そんぷうし)」っていう言葉の意味、分かりますか?
 goo辞書によると・・・

 そんぷうし 3 【村夫子】
 村の物知り。田舎の学者。
 「―然とした人」
 〔軽い嘲笑をこめて使うこともある〕

 主人公を、僻地へ左遷して悦にいる、会社幹部の描写に使われているのですが、なんというか・・・辞書の言葉だけを読んでも今一つ、ピンと来ないんですよね。村夫子然とした人ってどういう人なんだろう? 京極堂みたいな人かしら?(こらこら)

 さて、そんな「沈まぬ太陽」ですが、4巻に入ると、墜落事故を起こした航空会社の再建のために、官邸直々の依頼を受けて会長に就任する、正義の味方、「国見」さんという人が登場。1巻&2巻で、会社から差別され不遇の目に合わされた主人公もやっと認められ、会長の招聘を受け、会社の改革に協力する・・・という展開になりそう。やっと面白くなってきました(苦笑)

 ただ4巻をざっと読んで思うのは・・・悪役の書かれ方が凄すぎ!
 1巻、2巻でも、どうして主人公がそこまで、会社側から敵視されなければならないのか、「アカ」というのがどういう意味を持つのか、正直分からずに戸惑うことばかりだったのですが、4巻でも、会社のトップ達は、自分の保身と出世のことばかり考えてるし、組合つぶしに暗躍した悪者達は、組合費でクルーザーを買ったり、接待ゴルフに明け暮れたりしている。
 
 はぁ~・・・凄すぎますが、一時代前って、仕事するというと接待ゴルフだった時代がほんとにあったんですよね。
一方で、国見会長のように、戦中の記憶もあり、「二度目の徴兵を受けたつもり」で、国民の批判にさらされるのが分かり切っている、大事故を起こした航空会社の会長を拝命するような武人もいる。「地上の星」の主役を張れるような人達です。
 
 善と悪にこうして極端に分かれる登場人物の書き方は、これが現実、ということではなくてもしかするとこの小説家の特徴なのかもしれませんが、個人的には理解するのが大変です。
 
 それとも・・・人間て、やっぱり大金を目の前にすると、自分のために使いたくなっちゃうんだろうか。
 出世していつかは社長になるために、政治家に実弾をぶち込んだりしたくなるんだろうか。
 
 ・・・理解できない^^;

 私は金にも権力にもほとんど興味がありません。そりゃ暮らしていくのにお金が必要だし、その意味で大切だとは思いますが。金をもらって、それで動くような政治家は最悪だし。
 でもこの小説では、それが当たり前のように行われている・・・
 
 私は・・・政治が金で動く時代は終わったと信じたいです。
 利権っていうのはまだあって、自分が儲けることしか考えてなくて、政治家にはお金をあげて、自分に何か得をさせてもらえるとしか考えてない人たちはもちろんまだしつこく生き残ってはいるんですが。(長野県知事の選挙結果を見るとちょっとそう思う^^;)

 「沈まぬ太陽」は小説で、それもちょっと古い時代の物語だと・・・信じたいなぁ。
 逆に正義の味方もいなくなってるのが、今の世の中、なんですけどね。

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2006.08.16

YELLOW YELLOW HAPPY

小さい頃の「誰ちゃんが好き♪」みたいなのは別として、思春期以降に誰かに恋をしたのは、私の場合、かなり遅くなってからのことでした。

 「YELLOW YELLOW HAPPY」・・・ポケットビスケッツ、という1996年当時、ウッチャンナンチャンの「ウリナリ」という番組から企画物として誕生したユニットの歌です。
 詳しくは、リンク先から歌詞をご覧いただくとしまして、当時の私は、この歌に背中を押されて、恋に踏み出したのかもなーと、ふと懐かしく思い出しました。

(引用開始)

 あなた 泣かせる力が
 あれば 笑わす力も
 あると信じているのよ
 小さな小さな魔法

(引用終わり)

 ふふ・・・恋なんて、ある意味「思いこみ」ですから♪
 私も、どんなに勝ち目のなさそうな戦いでも、やるだけやってみようと思いました。
『スタイルに自信がなくたって、顔が美人じゃなくたって、いいじゃない。絶対に損はさせない、私はあなたを幸せにしてみせる!』
 そう思って告白しましたよー♪

 本当に、本当に、その人が大好きで。世界中で一番大好きで。
 人って、自分よりも、違う誰かを大事だと思えることって、本当にあるんだなー。
 恋ってのは奇跡ですね。それまで抱えていた劣等感やいろんなものを吹きとばし、まさにその人しか見えなくなった。すごいことだー(笑)。

 「YELLOW YELLOW HAPPY」を思い出すと、あの頃の、恋の無敵ぶりを思い出して、何となく、自分でも可笑しくなってしまいます。

 今から思えば、相手の人のどこをそんなに好きだったのかと思います。
 当時のその人の場合は、脈が皆無、だったため、
「俺のどこがそんなに好きなんだ?」
 とも聞かれるほども親しくはなりませんでしたけども。
 つまり、はっきり振られちゃったわけです。

 それでも、当時の私は、そういう「奇跡」を自分に起こしてくれたことへの感謝の思いを、その人に伝えたくて仕方がなかった。恋をしている間、めちゃくちゃ幸せで。そんなとき、心の中では「YELLOW YELLOW HAPPY」が流れておりました。

 恋の奇跡やパワーというものは、不思議なもの。
 している方には、これほど、多大なエネルギーを与えるくせに、された方には何の影響力もない。
 がんばっても、完全無視だったため、さすがの私もそのことを悟り、その人のことはあきらめるに至ったわけですが・・・

(引用開始)

 もしも生まれ変わっても
 また私に生まれたい

(引用終わり)

 そうだなぁ・・・。当時はそう思っておりました。「生まれ変わってもまた私に生まれたい。この体とこの色で生き抜いてきたんだから」
 今は、どうだろう。
 私は現実には、「生まれ変わる」ということを信じるほどもう子供じゃないのですが、もしも生まれ変わったとしても。今度は私じゃなくて、また別の人に生まれて、別の人生を思い切り生きてみたいです。
 
 今の私の分は、この一生で、めいっぱいがんばりますから^^

(引用開始)

 太陽が消えてなくなる前に
 もっとあなたを好きなこと 伝えなくちゃ

(引用終わり)

 うん。今の私でいる間に。もっと、あなたを好きなこと、伝えなくちゃね。  

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2006.08.15

ダイエット目標をたててみた

  今日はダイエットの記事です。体重の方は、この土日でなんとか1.2キロ減りました。
  「おなかが・・・!」という記事で書いたとおり、先週、定期的に通っているクリニックで体重を測ったところ、先月よりきっちり1キロ増えていました。危機感を感じて節制に励んだところ、ちょうど痩せる時期にあたっていたこともあり、なんとか増えた分だけは戻すことに成功。ただ、データを見ると体脂肪率は変わらないので、ただ、暑くて水分が抜けただけって説も。
 
 夏に太る、とか、汗をかきにくい、というのは、典型的な寒体質(byあるある大辞典)です。もともと、食べる量を減らしただけではあまり痩せないし、今までダイエットを繰り返しているせいもあって、いわゆる「基礎代謝」が低いのは自覚しているところではあるのですが(基礎代謝とダイエットの関係)、基礎代謝を上げるには何はなくとも運動!
 昔からスポーツはとことん苦手で、趣味として体を動かす習慣がないのですよねー。
 スポーツクラブはたまにいくので、その回数を増やしたり、通勤での一駅歩きを増やしたり、階段を使ったり。
 こまめな運動が大事・・・分かっちゃいるのですが、夏は暑いからますます動かなくなっちゃって。
 食べるものも単に減らすだけじゃなくて、タンパク質はとらないとな。
 
 たまに考えます。囲碁で初段になるのと、ダイエットで10キロ減らすのとどちらが難しいだろうと。
 もし、どっちか一つだけ、魔法の力で願いを叶えてもらうなら。「ダイエットで10キロ減らす」方を選びます。
 囲碁は自力でがんばれろうと思うけど、ダイエットはもう自力、かなり厳しい^^;

 ともあれ、現実には魔法なんかないしなー。ダイエットも自力でがんばります。とりあえず、あまり無謀な目標をたてても仕方ないので、二週間でマイナス1キロ、来月までにマイナス2キロを目指します。(やば・・・書いちゃったよ・・・)

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2006.08.14

やはり弱いんだなぁ・・・

 前にもちょっと書きましたが、日本棋院の「土曜囲碁サロン」に通っています。
 昨日も行きまして、5級の方と打たせていただいたのですが、終わって数えた時は、私が3目勝ってるということで、相手の方と確認したのに、家に帰って棋譜を並べ直してみたら、どう数えても、5目、私がたりない・・・ガーン! 私が数えた方はあってたので、相手の方が間違えてしまったようです。まあ、こんなこともありまさぁな^^;
勝っていれば3連勝で昇級だったのですが、残念ながら、まだ5級は早いようです。

 土曜囲碁サロンで、同じくらいの棋力の人と打つようになってから、ちょっと自信がついたというか、盤面の見方が変わってきたいうか、前よりもましにはなってきているのかな、と、最近、実は思っておりました。

 先生もほめてくれてたしなー(参考記事)。それに、今日は実は、pgさんと初めてお会いしまして、パソコンではなく、リアルで対局をさせていただきました。有段者のpgさんとは3子の置き碁(無論、私が黒)。それで・・・今日は持碁だった。pgさんと打つと、大差で負けたり、ボロボロになったりすることが多かったのに、今日は持碁だった~!
 pgさんもほめてくれるし、周りの方もほめてくれるし、やはり「私、ちょっと強くなったかなぁ」なぁんて、ルンルン気分(死語)で戻ってきました。

 で、夜。
 その上り調子の気持ちのまま、igo棋院のポカぼっとと対局してみました。ポカぼっとは、igo棋院というネット碁サイトに常駐している囲碁ロボットなのですが、こいつは7級なんですねー。ところがそのロボットにまったく勝てない。私、6級じゃなかったの? どうしちゃったんだー。強くなったんじゃなかったのかぁぁっ!?
 たまたま見ていた有段者の方にコメントいただいたところでは。「読みの力が足りない」とのことでした。

 pgさんとお会いしたときも話していたのですが。
 私は、布石などの段階で、定石を一つ、二つ覚えたりして、「どう打つといいのか、どう打つと悪くならないのか」というのを、なんとなく分かってはきているみたいです。
 けれど、「なぜそう打つのがいいのか」というのが分かっていない。
 いつも教えてくださる師匠もおっしゃっておりました。
 「いい形になったなら、それをどう生かすかを考えないといけない」
 
 序盤は、多少定石を覚えたせいもあって、悪くはなりようないように打てていることが多く。けれど、それを中盤以降の戦いに、生かすことが出来ていない。それは、「いい形」の意味が分かっていないから・・・
 読みの力をつけるのは詰碁をやるのがよく。
 詰碁をやりたくないなら、実戦経験を積むのがよく。
 何をしなければいけないかは分かってるわけで・・・やっぱまだまだ弱いんだなー、私。
 いい気になっている場合ではなく、もっと精進しなきゃ、初段になんかなれないんだわー。
 ・・・と、自分の実力を実感した今日でした。囲碁の道はまだまだ険しいです~・・・

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2006.08.11

おなかが・・・!

 もう、人間を長いことやってきて、経験上、分かっていること。

 【ダイエットをすると、ダイエットをする前よりも太るのです。】

 だからダイエットはしない方がいいのですけど・・・でも、しなきゃやせないし、このままでいいわけないのよね;;
 けっこうジレンマですわ。

 もう一つ経験上、分かっていること。普遍的法則ではなく、これは個人的に言えること。

 【BUBIさんは夏に太る】

 夏にねー太るんですよねー。この夏もどうも1キロくらい確実に重くなったような。6月の健康診断の、前三ヶ月くらいはがんばって、それでもあまり減らなかったけど、少しは軽くなってたんだけどな。
 それと、これは最近気になること。

 【お腹が出てきた】(核爆)
 いやー!!中年だー! いえ、年齢的にいえばまぎれもなく中年なんですけど、お腹は出たくない。うぎゃぁ~。

 最近は、もう食べるものに気を付けるのは限界のような気がするので、運動しかなかろうと思われます。週に一回はジムへ行き、それ以外の涼しい日は一駅歩き。心を入れ替えてがんばらねば。
 
 今日は月に一度の体重測定の日。ダイエットと直接の関係があるわけではないのですが、定期的に通っているクリニックがありまして、そこでいつも体重を測り、記録をされています。うう・・・重くなってるから怒られるなぁ、きっと;;

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2006.08.10

筋を通す、ということ。

 世の中にはプライドや面子を重んじる人がいる。
 相手の失敗で、自分に仕事が振ってきた時に、それをやる前に、相手に謝らせなければいけないと思っている人がいる。

 うーん。
 もちろん失敗は反省しなければならないし、二度とそういうことがないようにしないといけないのだが、謝罪の文書にダメだしをしている時間があるのなら、失敗をフォローすべく動くべきではないのだろうか?
 人間誰でも失敗はする。
 私などは、自分がいつ失敗する側にまわるか分からないから、失敗してしまう側には寛容でいたいといつも思う。特に相手も反省しているのであれば。
 失敗したときは、いつまでもそれを悔いていても始まらない。いかにリカバリーするか、が大事だと常々考えている。

 しかし、これはどうも真理ではないらしい・・・

 自分の課の面子など考えたこともない私は、怒っている人を目の前にしてちょっと考えた。
 仕事をうまく回すことだけを考えて手抜きをすれば、客に迷惑がかかる。だから手抜きは絶対にいけない。でも、そうではなくて、面子をつぶされたことだけに怒って、筋を通せ、失敗を謝れ、ってのはどうなんだろう? 極端な話、謝ったからって失敗はなかったことにならない。失敗したという結果は何も変わらない。

 プライドを持つことは大事だ。
 けれど、プライドの高すぎる人といっしょに仕事をするのはつらい。そういう人は周りの人への思いやりがないからだ。いつも立ててあげなくてはならない。
 お願いしなければ仕事をしてくれない。自分から情報を仕入れようとしない。他の人がいくら大変でもお願いされなければ、手伝わないし、声もかけない。 
 面倒だなぁと正直思ってしまう。この人はあと何年この職場にいるのだろうか。ここの部署を変わっても、いつかまた同じ仕事になったら、またこんな思いをするんだろうか。
 
 明日は相手が謝りに来てくれるという。私はもう、リカバリーの準備をしている。ただでさえ忙しいのに、筋を通すためのセレモニーだ。一人の、怒っている人間の面子のために。

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2006.08.09

ゲド戦記の不評に「物語る」ことを考える

 ジブリのアニメ映画「ゲド戦記」がかなり不評のようです・・・
 
 私は、とても、この「ゲド戦記」を楽しみにしていた一人でした。原作が「ゲド戦記」という、名作と評判の高い小説でしたし、原作がどうあれ、ジブリは「見せる」映画を作れる集団です。・・・果たせるかな、映画館で見た「予告編」はその期待を倍増させる、とっても良い出来でした。そして、挿入歌はいつまでも心に残る名曲。CD買いました^^

 とはいえ、前作、「ハウルの動く城」が、私としては今一つだったので、今回は映画の公開に先立ち、「ゲド戦記」の原作を買って予習をすることにしました。
 「ハウル~」は何が今一つだったかと言えばストーリー。ハウルの戦いが何だったか、物語のテーマがなんだったか、あまりよく分からず、物語の世界にはまりきれないまま映画が終わってしまい、消化不良のまま帰ってきたのを思い出します。 
 先日、テレビでやってたのでもう一度見たのですが、感想は同じでした。最初、動く城が霧の中から姿を現すシーンとか、おばあさんになったソフィーが、美しい湖畔で一人、景色を眺めているシーンなどはとても素敵なのですが、後半以降、動く城が崩壊しだしてからは、なんとなく話についていけなくなってしまって。気が付くと、ハウルとソフィーがラブラブになって話が終わっているという「う~ん・・・ま、めでたしめでたし?」って感じでした。
 
 「ハウル~」の物語についていけなかったのは、おそらく原作を知らないからであろうと私は考えました。アニメだけ見たのでは、だめなんだなぁと。
 なので、ゲド戦記は原作を読んだわけです。感想はこちらの記事。面白かったけど、まあ、普通^^; ただ、後で、「なるほどなぁ~」と思ったことがありました。

 もともと宮崎駿監督は、この「ゲド戦記」の原作のファンで、昔(20年ほど前)この作品を自身の手でアニメ化したいという希望をお持ちだったそうです。けれど、当時は、ゲド戦記の映像化権がアメリカにあってそれが叶わず、結果、宮崎駿監督は、ゲド戦記の影響とその要素を活かしながら、数々のオリジナルのストーリーを作った。
 なるほど、ゲド戦記の一巻を読んでいると、いろんなところでジブリの作品とイメージが重なるんですよね。ゲドが連れている動物は「これ、テトだ~」と思ったし。
 ゲド戦記を読んでいて、
「これどこかで見たような・・・」
 と思うと、それはみな、宮崎駿監督のジブリの作品でした。 
(宮崎駿監督自身も無論、それは分かってて、今回「ゲド戦記」の映画化のオファーが来た時にはそれを断ったそうです。自分が作っても、今までの作品の「焼き直し」になってしまうから、と。)
 
 で、そんなこんなのあと、宮崎駿監督ではなく、宮崎吾朗監督のアニメ映画がいよいよ公開され・・・ファンの不評を買っているとのこと。私が「ハウル~」の時に感じた、テーマが分からない、とか、戦争はどうした、とか、そういうのがまたもや・・・という感じで。映像や音楽はいいようですが、物語が伝わってこない、訳が分からない、というのが、不評の原因のようです。

 「物語」とはなんだろう。「STORY」ってなんだろう。なぜ宮崎駿監督のジブリ作品は面白かったのだろう。
 つい、考え込んでしまいます。
 
 読んでいる人、見ている人を、物語の主人公の気持ちにどう感情移入させるか。
 そうした後に、どんな冒険をさせ、葛藤をさせ、そして最後に満足させるか。
 そして、物語全体と主人公の冒険がどうリンクしていくのか。
 昔、四コママンガの書き方にもありましたが、起承転結も大事です。
 ただ、こういうのって全て理屈ではないような気がする。勉強して分かるものではなく、どうすると面白いか、って、個人の感覚、センスに負うところが大きい。
 四コママンガではなく長編ならば、ストーリー立てはもっと大事です。錯綜する全ての物語について、最後に収斂させ、オチをつけ、謎を解き、かつ余韻を残す・・・
 難しいのですが、これが出来なければ、プロとして人に物語を語る資格がない。
 
 物語を作り出すのって大変ですね。
 上記で「プロとして」と書いたのは、自分でも小説とか書いてるせいで。
 自分の書く物語は、ちゃんと、読者に満足してもらえる出来になっているのだろうか・・・プロじゃない、という部分で許してもらってる部分が多いのですが、志としては、やっぱり、そういう物語を目指したい^^;
 
 ジブリには、もし吾朗監督が経験も浅いなら、スタッフでそういうことが分かる人はいそうなんですけど・・・どうしてこういうことになっちゃったのかなぁ。
 アニメの「ゲド戦記」がこれほどまでに不評を買ってしまう出来になってしまったことにはとても心が痛みます。今までのジブリの功績が大きかっただけに。もうジブリにできないなら、一体、他の誰が、ワクワクしたり感動したりするアニメ映画を作ることができるのだろうと・・・。また見たいなぁ・・・

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2006.08.07

久々に中島みゆきを歌ってきました~♪

 昨日は友達二人とカラオケに行きましたが、二人とも中島みゆきの歌を歌う友達なので、歌は「中島みゆき」オンリー。楽しかったな~ どんな歌を歌ったのか、簡単に書いてみましょうか。

【BUBI】
瞬きもせず、たかが愛、EASTASIA、バス通り、さよならの鐘、最愛・・・

【田中さん(仮名)】
03時、NEVER CRY OVER SPILT MILK、白菊、春なのに、無限・軌道、線路の外の風景・・・

 で、三人目の【鈴木さん(仮名)】ですが、この日は、私と田中さんのリクエストに応えて何でも(でも拒否権はあり(笑))歌ってくれることになって。
 私も田中さんも自分が歌うのも大好きですが、鈴木さんの大ファン。何でも歌ってくれるなら、と、鈴木さんのラインナップはこんな感じになりました。

【鈴木さん(仮名)】
(BUBI リクエスト)
ばいばいどくおぶざべい、一人で生まれてきたのだから、あしたバーボンハウスで、ローリング・・・
(田中さん リクエスト)
空と君のあいだに、誘惑、紅灯の海、永久欠番・・・

 鈴木さんの歌を堪能して、自分もたくさん歌って、大満足で帰ってきました♪

 鈴木さんには、他にもいろいろ歌っていただきたい曲があります。「鈴木さんBEST」なんていうアルバムがあるといいなぁというくらいなもので。
 昨日、リクエストした曲以外でも、例えば「真直な線」とか。それに、そうそう、「十二月」もはずせないじゃないですか^^ 「DIAMOND CAGE」もまた聴きたい。「幸福論」とか「不良」もいいじゃないの~・・・やば、止まらなくなってきました。ファンというのは強欲なものですな。

 ともあれ、ほんっと、楽しかったです。鈴木さん、田中さん、またどうぞよろしく♪
 もし、仮名が気に入らないということがあれば修正にも応じます(笑)。その際はご連絡を~

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2006.08.06

「悪手がない」って言われた♪

金曜日は、職場の囲碁サークルの暑気払い、そして土曜日は、日本棋院の土曜囲碁サロン。めずらしくネットではなく、リアルでの碁と縁のあった、週末でした。
  職場の囲碁サークルには、月に一度、大沢麻耶さんという、大沢奈留美プロの妹さんが講師としていらして下さっています。女流棋士って美女が多いのですが、麻耶先生もきれいな方♪ 囲碁を始めた3年前から指導碁を打っていただいています。
 その間に私は10級から6級へ。今まで指導碁の際は、ずっと9子の置き碁で、ご指導をいただいておりました。
 が、やっとというか、ついに、というか、「8子にしましょう」って言われましたよー。嬉しすぎるぅぅぅぅぅ!
いやぁ長かった・・・
 いつかそう言っていただけるのを本当に、楽しみにしていました。

 囲碁をやっていると、一生、もううまくならないのではないかと思うことが多いです。大体、私なんて、最初に「普通は1年で初段になる」なんてのを鵜呑みにしていたものですから・・・(あほ)。そりゃ、子供とか、大人でも向いている人は、あっというまに初段くらいにはなるんですけど^^; 
 ネット碁を打つようになってから、ずっと教えていただいているネットでの師匠には「俺が教えればあっという間に強くなる」とおっしゃっていただき、手とり足とり、教えていただいております。なのに勝てない。検討していただく碁は負け碁ばかり。情けないったら。
 ネットで打ち、NHKの囲碁教室も見、師匠にも恵まれ・・・つまり、言い訳ができない。
 なぜ強くならないのかって、自分がダメダメだから、という、それしか理由がないわけで。

 いやーそれなのに、なぜか今でもこうして続けております。自虐趣味があるのか、と疑いたくなることもありますが、多分、やっぱり囲碁が好きなんでしょう^^ なぜなのかはあまりよく分かりませんが。

 で。そんな中で、こうして、先生に「8子で」と言っていただけるのは、本当に嬉しいことです。
 最近は、土曜囲碁サロンで同じくらいの棋力の人と打つことが多いので、置き碁は久しぶりでした。
 
 置き碁で白を持つ人って、ほんと大変だなぁ、と思います。
 最近、打つ時は、相手が手抜きをできない場所を探し、そこに先着するようにするのですが、置き碁だと、白は、手抜きできないところばかり。全体に薄い。目のない石だらけです。黒からすると攻め放題。そういう意味で、この対局は打っててちょっと楽しかった。もちろん、白はその中で、しのぐ手を見つけちゃうのが白たるゆえんなのですが。趙治勲さんという、神様のようなプロ棋士の碁などでは、「それ、絶対あり得ない」なんていうシノギがあったりします。読みの力ってすごいですよね。
 
 というわけで、ずっと攻めっぱなし。攻めた石をしのがれても、ちゃんと、生かした分、黒が得するようにも打てました。結果・・・まあ、最後まで打てば先生が寄り付き、勝つのは確実なんですけど、とりあえず、打ったところまでは「黒がかなりいいです」という評価をいただきました。やったね♪
 でも、一番うれしかったのは。
 「全然悪手がないですね」
 と先生におっしゃっていただいたこと^^ やったーーーーー!!!
 ・・・そうか。それなら、これでいいいんだわ。
 そりゃ、読みの力はたりないし、覚えてる手筋は少ないし、まだまだ勉強しなくちゃいけないことは山ほどあるのですが、1手1手、何をどう考え、どう打つのか。大筋で間違ってない。
 だったら、足りないところは分かっています。接近戦になったときに手筋とかでやられちゃったり、逆に自分が手筋があるのに気がつかないのは、少しずつ覚えていけばいい。
 
 まだもう少しは・・・強くなれるかもしれない。

 そして、昨日は、土曜囲碁サロンで7級の方と対局。相手の方のミスがあったせいもあり、勝つことができました。当面の目標は昇級。できたらいいなぁ・・・またがんばろー♪
 

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2006.08.04

「まあ、いいや」の心理

 仕事をしていてたまに思うのは、ここで「まあ、いいや」と思っちゃいけない、ということです。
 当たり前ですけどね^^;

 何かの見積書を見る。金額が表に書いてある。内訳は?・・・ありゃ、ついてない。

 ・・・
 ・・・
 まあ、いいや・・・  (じゃ、だめだろ!)


 電話して、内訳を出してくれるようにお願いしたら、忘れたころにFAXが来た。ああ、よかった。添付する。でも内訳を計算してみたら、合計と合わない。

 ・・・
 ・・・
 まあ、いいや・・・  (いやいや。でたらめな内訳じゃしょうがない^^;)


 さらに各項目をチェックする。ん? この○○○費というのはなんじゃ? そんな作業頼んでたかな?

 ・・・
 ・・・
 まあ、いいや・・・  (ダメです。ちゃんと、内訳の内容を相手先に確認しましょう。)


相手先に電話する。
相手先「作業内容は技術の方に訊かないとこちらでは分からないんですよねー」

 ・・・
 ・・・
 まあ、いいや・・・ (って、ざけんじゃねー、自分とこで出してる見積もりの説明くらいちゃんとしてくれー。)

 というわけで。世の中には、脱力するようなことがたくさんあるわけです。しかし仕事というのは、そこで、一緒に脱力してちゃだめ。なぜなら「仕事」なんだから。

 プールの監視員の仕事が来た。
 プールの監視員なんて、子供がプールサイドを走ったら、注意してりゃいいんだよね。
 どうせ溺れる子どもなんてめったにいないんだし。それにマニュアルも渡されなかったし。
 あれ? 何かのフタがはずれてるって子供が持ってきたぞ。なんだろう? ・・・まあ、いいや。

 ・・・なんというか。プロ意識がない。
 人に言われたことだけやっていればいいんだろうか? 何のために自分が何をするべきなのか、考えたことがあるだろうか? 
 もちろん、監視員の人だけが悪いわけではなく。市役所も委託業者もその下請けも。その場しのぎのやっつけ仕事だけで、お金がもらえるならなんでもいいや、と思ってませんか。
 仕事ってのは「金をもらうため」にやるんじゃない。楽をしてお金が儲かるならそれが善じゃない。
 労働の結果として「お金」をもらうことは確かなんだけど、金だけもらって労働はしなかったら、それは・・・
 それは・・・

 でも、それも有りと思っちゃってる人が多いのかなぁ? 今の世の中って。

 その方が安いからって、鉄筋の量を減らしたマンションを立てれば地震の時に人が死ぬかもしれないように。
 「誰も見てなかった」とか「誰も言わなかった」とか「それでうまくいっちゃってた」とかじゃなくて。
 自分の仕事として、そんなんで胸を張れるのだろうか?

 しかし・・・世の中そういう傾向が強くなってきているのを感じます。
 以前、いっしょに仕事をしていた後輩は、税金の計算を間違えてしまいました。再度計算し直して、税務署への書類も提出し直さないといけないのですが。
「これ、ほんとに直さないといけないんですか? もう払っちゃったんだし、誰も気付いてませんよ」
 と、言ってましたっけ^^; だめぢゃん^^;

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2006.08.03

私にも学習能力があるんだなぁ~「ヤンガスと不思議のダンジョン」

 最近は、プレイステーション2の「ヤンガスと不思議のダンジョン」というゲームをやっています。
 私は、コンピュータゲームというとRPGオンリーなのですが、この「ヤンガス・・・」は、ゲームにまったく縁がない人でも名前だけは知っているであろう「ドラゴンクエスト」というRPGゲームの、シリーズのⅧに登場するキャラクターを使っていますので、珍しく手にとってみました。
 ゲーム通には「ダンジョンもの」と言っただけで、内容が分かるらしいのですが、簡単に説明すると、まず、迷路のような場所があって、そこにいろいろな宝物がある。主人公は、その迷路でいろいろな宝物を探す。
 基本的には、それだけが目的のゲームです。
 迷路には、うじゃうじゃと敵がいて、敵を倒しながら宝物を取っていくのですね。

 何が面白いんだ?ということですが、まあ、見たことのない宝物を見たり、見たことのない強い敵(モンスター)と出会い、それを倒したりするのが楽しいわけです。あまり突っ込まないで下さい(爆)

 RPGというものの説明が後になりました。
 RPGという言葉は、「ロールプレイングゲーム」の略で、言葉そのもののの意味はちょっと違いますが、コンピュータゲームの中のRPGとは、「主人公がゲーム中で成長していく」という設定で知られています。
 つまり、ゲームを始めた頃の主人公は、弱い敵とちょっと戦っただけですぐ死んでしまったりするのですが、何度も何度も戦う内に、しだいに成長し、強くなり、最後はものすごい強い敵にも勝利することができる・・・それがRPG。
 私は、最初に書いたとおりコンピュータゲームというとRPGしかやったことがないので、何度もプレイする内に、主人公は強くなっていくのが普通だと思っていました。

 ところが、この「ヤンガス」は違うんです。
 
 迷路に入って、敵と戦って、経験を積んでいくと迷路の中では強くはなるのですが、迷路を出てしまうと、また始めた時の状態に戻ってしまいます。
 ゲーム通の友達に言わせると「ダンジョンものなんだから当たり前」だそうですが、私にとっては、「えー、こんなゲームってありなの?」って感じでした。
 それでも、この「ヤンガスと不思議のダンジョン」というゲームでは、主人公のヤンガスは全く強くなりませんが、敵のモンスターと戦うと、その敵を、自分の仲間にできるというシステムがありまして。その仲間にしたモンスターは、迷路から出てもちゃんと成長したまま。迷路で経験を積めば積むほど強くなります。おかげで、主人公は弱いままでしたが、仲間達のおかげで、なんとかゲームをクリアすることができました。

 が、問題はここから。たとえば小説なら最後まで読んでしまえばそこで終わりですが、このゲームは、一度クリアしても、その後、さらに新たな迷路が現れます。今は、それをやっているところなのですが、なんと、その迷路は、仲間にしたモンスターも、武器も、道具も、何も持たずに、体一つで入らなければいけない迷路でした。

 迷路に入る → 敵と戦う → やっつけられる → 迷路の入り口に戻る → また迷路に入る →また敵と戦う → またやっつけられる → 入り口に戻る・・・エンドレス。

 なんなんだ、こりゃ、と。
 
 何度戦っても、敵にやっつけられて迷路の入り口まで戻されてしまえば、ヤンガスは全く強くならないですから、同じことの繰り返し。もう何度、この迷路に入り、入り口まで戻されたことか。

 さて・・・何も成長しないなら、全ては「徒労」。
 ここでみなさんに質問です。
 こういうゲームって一体何が楽しいと思いますか?(笑)

 迷路は地下1階からどうも地下30階まであるらしく。
 主人公のヤンガスは弱いままですが、最初は1階や2階でゲームオーバーになっていたのに、今は、がんばれば20階までいけるようになりました。
 何度も言いますが、ヤンガス自体は強くなってない。なら、なぜ最初は1階や2階までしかいけなかったのに、今は20階までいけるんでしょうか。

 それは・・・私が強くなってるんですね^^
 ヤンガスは強くなっていない。何度迷路に入っても、敵にやっつけられるたびに元に戻ります。
 でも、どうして失敗したのか、なぜそこでやっつけられてしまったのか、やっつけられないためにはどうすればいいのか・・・画面に数字となって現れたりはしませんが、プレイヤーである私はゲームをやった時間だけ経験を積んでいる。経験を積めば、同じ状況に遭遇した時に、どうすれば先に進めるかが分かってくるんです。
 罠の種類や敵の特徴を覚え、気を付けて進めば、0からスタートしても、いつかはきっと迷路の一番奥底までたどり着くことができる。「ヤンガスと不思議のダンジョン」というのはそういうゲームなんですねー。

 つまり、リアルRPGなわけだ。びっくり。

 ・・・いえ、すみません、普段いろんなゲームをやってる人には、当たり前のコトなんですが、普段RPGばかりをやりつけている私はちょっと、この発見にコーフンしてしまいました。
 そして。
 そうか、こんな私でもちゃんと日々、経験値を積み、成長してるんだなぁ^^と。

 RPGは、テレビの画面の中で、架空のキャラクターが架空の経験を積み架空の成長をしていきます。
 全てフィクションだから、それは小説を読むのに近く、現実のプレイヤーは何の成長もしていないわけです。まあ「遊び」というのは役に立たないからこそ「遊び」なんですけど。

 でも人には学習する能力があり。やればやっただけ、経験を積んでいく。
 すごいなぁと。この力があれば、もしかしたら・・・そう、もしかしたら・・・

 囲碁だって強くなれるんじゃないか!?(←それかよ)

 ちゃんと注意深く。罠を踏んでしまったら、次に踏まないためにはどうするか。敵の挟み撃ちにあってしまったら、そういう状況にならないためにどうするか。自分のHPを減らさずに、相手にダメージを加える方法がないか。その都度、しっかり考えて、二度と同じ失敗をしないようにすれば、最初は2階までしか行けなくても、30階まで行けるようになる。
 囲碁も、今は6級だけど、初段だって本当に夢じゃないかもしれない。きっとなれる時が来る。そう思ったら、なんだかとても勇気が湧いてきました。ありがとう、ヤンガス!

 というわけで・・・こらこら、そこの人。「囲碁もゲームじゃん」とか言わないように(爆)

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2006.08.02

あやしいチラシ(追記あり)

 昨日、帰宅しましたら、ドアポケットに、「ガス漏れ警報機お取り替えのお知らせ」と称するチラシが挟まっていました。内容はこんな感じです。

 「いつも東京ガスをご利用いただきありがとうございます。
 このたび、オーナー様からのご依頼があり、各部屋の台所に取り付けてある火災警報機能付きガス漏れ警報機のお取り替えをすることになりました。
 お忙しいところすみませんが、下記の日程に、取り替え作業を行いたいと思います。
 尚、ご都合の悪い場合は下記連絡先担当まで、希望日をご連絡くださるよう、お願い致します。
 ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

〈作業日:訪問時刻〉
8月5日(土) 9:00-12:00 1階  ○○○号室から○○○号室
     (中略)
 
 連絡先:オール東京ガス エネスタ浦和
       さいたま市○○区○○ 電話 0120-○○-○○○○ 担当○○」

 これ・・・どう思いますか?
 私のマンションは、管理会社をとおして賃貸借契約をしているので、直接家主と連絡をとることはまったくありません。なので、管理会社に電話してみましたら・・・昨日の夜は営業時間外、今日は多分、定休日でお休み。(それも狙ってるのかな)こうなるとチラシの電話番号に電話したくなりますが、余計な個人情報を知られるのも嫌なので、チラシの連絡先には連絡していません。
 ガス漏れ警報機の取り替えが有料か無料かも明記してないし。
 ちょっと怪しげですよね? 家に入れて、なんか機械をつけられて「はい、1万円」とか言われたら、払わずにはいられないじゃないですか^^;
 いかにも「東京ガス」と関係がありそうな記述といい、本当っぽさを演出しようとしている匂いがします。
 でも普通の人だったら、こういうのひっかかっちゃうだろうなぁ。
 ただでさえ、最近ガス栓の点検とかよく来るのですよ。私は「多分、これはホントだろうなぁ」という東京ガスのガス栓の点検でさえ、家に入られるのが嫌で、お願いしてないのですが・・・

 管理会社に連絡がとれたら、続報を流します。ホントだったら、すみませんm(_ _)m

(8月3日追記:あきらちゃん、gokichikさん、コメントありがとうございます。
 結論:チラシはホンモノでした。取り替えも無料だそうです。
 やーねー、人が悪くなってしまって(爆) ご心配をおかけしてすみませんでした~)
 

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2006.08.01

ネグレクト、虐待・・・なぜ?

 福島県泉崎村の自宅で三男(3つ)を衰弱死させたとして無職白髭功容疑者(40)と妻和歌子容疑者(33)が逮捕された事件。

 ・・・うう・・・またしても親は同年代。
 自分の子供なのに、食事を与えない、なんて、なんでそんなことができるの~;;
 例えば、貧乏で、明日、食べるものに困ったって、親というのは自分の食べるものがなくなっても、子供には食べさせるものなんじゃなかっただろうか?

 一体なぜ。
 世の中にはまだまだ分からないことってたくさんあるのですが、同じ人間で、同じくらいの年齢で、同じ日本に住んでいる人が、なぜそんなことを自分の子供にできるのかはどうしても分からない。
 殺すつもりだったの? うるさいから? もう子供はいらないから? 
 でも目の前で衰弱死しようとしている子供がいるのに、平然としていられる心理が分からないよー!
 
 この間、このブログでお金の話をしましたが、この事件はお金がらみじゃない。まだ金が原因だったらマシなくらいです。
 この事件、ほんと怖い。人間て、そんなに残酷になれるのか、と。自分の子供さえ見殺しにするなら、他人なんてどうでもいいし、じゃあ、自分自身は? 自分の子供がそんな死に方をして、親はそのあとどう生きていくんですか・・・ 

 この事件は、殴ったり、布団叩きで叩いたり、暴力の虐待もあったようですが、最近ネグレクト(育児放棄)も目立ちます。秋田の彩香ちゃんの事件の母親などもちょっと異様ですよね。でもそういう異様な親も、まぎれもなく、この時代、同じ世代で、同じ時代背景で存在しているのかと思うと、一体何が間違えていて、どこで狂ってしまったのかと思います。
 
 そういえば、映画「ゲド戦記」の予告編で、ゲドが
「この街はおかしい・・・人の心も・・・」
 なんてつぶやくシーンがあったのですが、まさに、それって今のこの世界だよ、って思ったんです。で、ゲド戦記を読んだり、映画を見たりしたら、何かそういうことの解決の糸口になることがないかと思ってしまいました。(どうもその辺は期待はずれっぽいのですが^^;)たとえば、ミヒャエル・エンデの「モモ」みたいに。

 うう・・・フィクションには頼れなくて、今、生きている私たちがその答えは探さないといけないのか・・・

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