「結婚と出産に関する全国調査」
「結婚と出産に関する全国調査」というのがあって、その結果がこのホームページから見られます。
ちょっと前、テレビでも取り上げられていました。
「未婚男性の過半数、女性の4割強は異性の交際相手を持っていない」
データで見るとこういうことなのね。
他にもいろいろ興味深い調査結果が出ているので、少子化に興味のある方は一度のぞいて見て下さいませ。
この結果についてふと考えました。
たとえば、一つの狭い場所に、未婚の男女を同数だけ入れまして。かき混ぜてしばらく置いておくと、自然とカップルができて、さらに置いておけば子供が生まれるとか。
人間がもし、そんな簡単なものだったら、誰も苦労はしないですわな~
水はH2Oですが、単に水素と酸素を同じ瓶に入れただけでは水にはならないわけで。地球に水という物質が豊富にあるのは、いろいろな条件が重なった結果だとか。
思うに、男女も水素と酸素みたいなもので。ただ入れておくだけでは、そこに自然と「愛」が発生するわけでもなく。未婚で適齢期だって、「自然」と知り合って、「自然」と恋に落ち、「自然」と結婚を考え始め、「自然」と華燭の典を挙げるなんてわけにはいかない (・・・昔は自然だったのかな・・・)。そこには何かが必要なんだと思うのですが、何か、ってなんでしょうね? 片思いの経験はあっても、この調査でいうところの「異性の交際相手」ができた試しがない私には答えようがないんですけども。
ちなみに、調査は「独身調査結果」と「夫婦調査結果」とそれぞれあるので、見てみて下さい。1960年代生まれの夫婦で子供数が減少しているそうです。一番生む時期にある年齢なのになー。
ともあれ、独身の男女に限って言えば、結局、出会いも恋愛も結婚も「自然」ではなくなった、ということなのかも。だからって、意志的にどうこうしろ、とも言いづらいんですけども。うーん、いつもの堂々巡りだわ。
P.S.今日も出勤はしましたが、風邪はあまりよくなってない感じです^^; やっぱ医者いかないとだめか・・・
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Comments
実は、BUBIさんと全く反対の考えを持った『恋に楽観派である人』のご意見をこの間聞きました。
↓以下ご意見↓
(前略)無人島にいる唯一の男女は絶対に愛情が深まり幸せな結婚に至ると信じているのです。人にはそういう能力(お互いを尊重して歩みよる)が必ず備わっているのだと(後略)。
これって、BUBIさんのいう
>男女も水素と酸素みたいなもので。ただ入れておくだけでは、そこに自然と「愛」が発生するわけでもなく。
の対極にある考え方ですよね。
うーん、どっちなんだろう?
私は恋に楽観派ではないけど、この場合何故か『無人島の二人は恋に落ちる』という説に頷いてしまいます(汗
Posted by: pg | 2006.09.27 22:21
お体、いかがですか?コメントを書いては消して、適切なコメントがうまく書けなくて、困っていました。私も独身のときに、インフルエンザで辛くて、それを思い出して、なんとなく、どの言葉もうまくいい得ていない気がして。。。ちなみにウチの子供たちも、先週微熱が続いていました。のどの風邪でしたので、お大事になさってくださいませ(私にもうつりましたが、気合で治しました)。
さて、今回の記事、私も拙ブログで記事にするか迷っていました。
とりあげていた新聞ごとに記載がいろいろあって、「男は今後、結婚するのが大変」だとか、「女性は9割がいずれ結婚したいとおもっているということで、ポイントが上昇したのはいいことだが、実際に交際相手がいないということで、理想が高すぎるのでは?」という内容も読みました。なんだかどれも真実でもあるような、だけど、そんな簡単な言葉で片付けちゃっていいの?っていう思いもあって。
本日、大学の友人が離婚して引っ越したというお知らせの葉書が来て、すでに大学の友人(女)だけで6人目なのです。今回の友人はお子さんも小学校に入っているし、かなり複雑な思いでした。「結婚できない男」のドラマのように、理想ばかり高いことも問題なのかもしれませんが、離婚だってエネルギーがいるのだから、結婚に至ったところで安易に(いや、安易じゃなかったとしても)悲しい結果を招くようなものも、どうかなあと思います。
ただ、「9割がいずれ結婚したい」と思っているのなら、まずはいろんな人と出会う(付き合うまではいかなくても)ことは、大事なことだとおもいます。そういう場が少なくなっていたり、仕事が忙しくてプライベートの時間がもてなくなっているのであれば、まずはそこから解決してあげないと。。と思います。
比較の問題では無いかもしれないけど、出会いの中で「あの人とは絶対結婚したくない」と思う人がいれば、それ以上の人に会えたときに「あの人ならいいかもしれない」と思う確立が増えていくんじゃないかな?なんて思うのですが。いわば消去法で。。。「消去法してまで、結婚したいと思えない」ことが、現代の問題なのかもしれないと、個人的には思います。
Posted by: ちゃい | 2006.09.27 23:52
思うに、BUBIさんのおっしゃる「愛」とは、縁とか運とかタイミングのことじゃないかとおもうんですよ。
無人島で2人きりなら恋におちるかもしれない、でも現代社会は無人島ではないし、2人きりでもない。もし無人島で恋に落ちても、現代社会にもどってきたら、さめてしまうかもしれない。だけど、限られた空間の中で同じ経験を共有することで愛が生まれることも事実(たとえ2人きりじゃなくても)。逆に、水素と酸素はただ存在しても化学反応を起こさないかもしれないけれど、たとえばお見合いみたいに、結婚ありきで結婚を前提にはじめれば、そこから化学反応は生まれるかもしれない。。。
つまり、無人島の話も水素と酸素の話も、結局は縁とか運とかタイミングに左右されるんじゃないかと。
言いたかったのは、そういう縁や運やタイミングも、結婚したい、おつきあいしたいという気持ちが強くないと、見逃してしまうかもしれないなあと。「今は仕事」とか、他を優先させちゃうと、案外見落とすことっておおいのかもしれないなあって。
「結婚できない男」のドラマでも、主人公は結婚したくないっていってたことで、見落としていたことって多かったのかもしれないし、縁やタイミングで、「もしかして結婚っていいのかも?」と思うことから始まったのかな?とおもいます。
でも、この縁や運やタイミングってひとそれぞれで、一番むずかしいところなんでしょうけどね。
Posted by: ちゃい | 2006.09.29 00:31
>pgさん、ちゃいさん
レスが遅くなりましたm(_ _)m
無人島に男女が一組しかいなければ、絶対にそういう関係になる・・・とは限らない、と私は思います。
仮に・・・女性が10才で男性が50才だったら、恋愛関係に「絶対ならない」とは言いませんが、なる確率は少ないのでは。10年たって、女性が20才になり、男性60才になったらなるかな。
まあ、なってもいいんですが^^;
(前略)無人島にいる唯一の男女は絶対に愛情が深まり幸せな結婚に至ると信じているのです。人にはそういう能力(お互いを尊重して歩みよる)が必ず備わっているのだと(後略)。
これは「理想」なんだと思います。
たとえば、女なら子供を産めば、自然と子育てくらいできるんだ、とか。母親ならば子供に愛情を持つのは当たり前だとか。それが自然だと思う気持ちは分からないでもないけれど、本当はそうじゃない。
私も昔は、年頃になれば自然と彼氏ができて自然と結婚して自然に子供の3人も生んでるだろうと10代の頃は考えておりました。それが普通なのだろうと。
それが普通だろう、自然といつか巡り会うだろう、と思い続けてそのまま年とっちゃったのが多分、私や私の友人の年代の独身女性なんだろうなーという気がします。男性はどうだか分かりませんけども。
男女がお互いを愛おしく思い、生活を共にしようと思うのって、何がきっかけでそうなるのかなぁ? もう結婚している人にとってはアホみたいな疑問なのでしょうが、私にはさっぱり分かりません。分からないから一人なんでしょうけども。
結婚がよいのは分かりますが、やっぱ好きな人とじゃないと、という思いは誰にでもあると思います。「結婚」を前提に考えなければ化学反応も起こらないのでは、というちゃいさんの意見も分かるのですが、始めに結婚ありきだとなんだかそういう「思い」が後回しになってしまって、釈然としない結果になってしまいます。
私はそれで「結婚する気もないのに『ご紹介』を受けたのか」と叱られましたが、そりゃ好きにならなきゃ結婚する気はないわけで。「結婚ありき」とは言ってもそこにはやっぱ「思い」がなきゃな・・・
ではどうすればそういう「思い」が生まれるんだろう?
顔? スタイル? 女らしさ?
・・・ふむ。そういうことなのかな、つまりは。
何かをしなければ「思い」が生まれないのならば。好きになるだけじゃだめで、好きになってもらうための努力をしないといけないということなのかもしれません。相手の望むカタチに自分が合わせていく。そうしなければ、本来、男と女の距離というのはずっと平行線のままなのかも。
つまりは、今って男も女もお互いに何の努力もしない人が増えてるのかもしれない。だからお互いの距離が近づかない。相手に合わせることをどちらもしないのだから、ある意味、当たり前ですわね。
なんだか実も蓋もない結論になりつつありますが^^;
とりあえずこの項はここまで。
Posted by: BUBI | 2006.10.04 20:36