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2006.10.09

家族、とは

またまた義理の妹の話。
(※私の父は再婚していて、つまり、母の娘さんたちのお話ということです。)
 義理の妹は三人いる。三人とも私よりも年下で、けれど人生経験はなぜか私よりも遥かに濃い。

 一番下の妹、と言ってももう20歳は過ぎているのだけれど、その妹は今春、二人目の子供が生まれたばかり。が、その生まれたばかりの二人目の子供を、ご主人が連れて実家に帰ってしまったらしい。

 なんでも、ご主人のいうことには
「お前には、子供のことをもう、まかせられない」
 とのこと。小さな赤ちゃんは、ご主人のお母さんが育てているそうだ。

 当然、義理の妹は、母として、子供を取り戻したい。でも、返してくれない。
 今、そういう争いになっているのだそうだ。

 義理の妹・・・仮にAちゃんにしよう。Aちゃんは、家庭裁判所に申し立てをした。子供を返せ、という申し立てだ。しかし、父親であるご主人は、子供を返す気はない。ご実家も同様。それで、私の父と母も巻き込んでの騒動になっているらしい。

 Aちゃんの子供は二人目だと書いた。上の子供は実は今のご主人の子供ではない。Aちゃんは再婚で、上の子は前のご主人の子供だそうだ。上の子の養育費は前のご主人から送られてきている。

 Aちゃんは、いきなりご主人に出て行かれ、子供も連れて行かれ、住んでいる公営住宅の家賃も払えず、経済的にも危機に陥っている。裁判するにしてもお金がかかる。大変なことだ・・・

 AちゃんとAちゃんのご主人には、私は一度だけ会ったことがある。とてもいい家族に見えたのに。
 
 裁判にする前にもっと二人で話し合えなかったのだろうか。どういうことが原因で、ご主人がAちゃんに子供を任せられないと思ったのか推測することしかできないけれど、いきなり子供を連れて行って返さない、なんていう実力行使をするんじゃなくて、もっとAちゃんも納得するように話し合えなかったのだろうか。
 仮にも夫婦だったのに?

 もう離婚しかないのだろうか。しかし・・・ご主人は子供を返す気はないという。Aちゃんだって、このまま子供をとられて離婚したら、その子との縁が切れてしまう。私が彼女だったらそんなことは耐えられない。

 できれば離婚はして欲しくない。もっと話し合って、子供を返す、返さないもともかく、仮にも夫婦としてやってきて、子供までできた家族なんだから、お互いがちゃんと納得のいくようにできないものか。
 もし、裁判でとことんまで争えばAちゃんは勝てるかもしれない。でも二人の子供を抱えてAちゃんは一人で生きていけるのか。ご主人は、Aちゃんに子供を返して養育費だけ出してくれるなんて、そんな都合よくいくのだろうか。いったとしても、なんだかそれでは・・・
 
 私の理解を超えてしまうのは、おそらく「子供」を間に置いた時に、ご主人もAちゃんも、ご主人のご実家も、理性を越えて理屈ぬきで、相手が悪いと責め合ってしまうことだ。

 そりゃ、相手が悪いこともあろう。夫婦がうまくいかなくなったのはお互いになんらかの非があるのかもしれん。しかし、それを責め合って泥試合になったところで、お互いが傷つき、子供は言われのない被害を受けるだけだ。

 ・・・いつも思う。私はただ理想を言っているだけなんだろうか、と。
 なぜもっと話し合えないのだろう?
 なぜ理解し合えないのだろう?
 それとも人は、それほどまでに、そもそも理解し合えない生き物なんだろうか?
 
 思うようにいかないことはたくさんあるだろう。特に相手が人ならば、自分の思うようになんていくわけがない。しかしその中で、相手を思いあうことで、共に生きていくのが家族なんじゃないだろうか?

 なんてことを書いている私は、一人、なのである^^;
 結局、幸せに生きるためには、一人が一番いいのだろうか、なんてことまで思ってしまう。

 まあ、私のことなんかどうでもいいのだが・・・
 Aちゃん、大丈夫かなぁ・・・

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Comments

BUBIさん、おはようございます。

心配ですよね。
でも、BUBIさんのご家族、波乱万丈過ぎませんか。

前にもお話したかもしれませんが、チカパパの会社関係の人で、ある日お家に帰ったら家財道具全部なくて奥さんもいなくて出て行ってしまった…と聞いて、ドラマみたいなことって本当にあるんだなって思ったことがありました。

その方はお子さんがいらっしゃらなかったのですが、その時私は「奥さんもすごいけど、出て行くことを予想もしていなかった旦那さんもすごいよね」って思いました。

我が家のことはBUBIさんもよくご存知だと思うのですが、私達のように色々なことを話すご夫婦はあまりいないのじゃないかって思います。
突き詰めて話すってことはとても疲れるし、根気がいります。
私も時々、もういいかなって思ったりもするのですが、いや、いけない、頑張ろうって思うわけです。
そういうことが出来るのも、チカパパもそう思ってくれているからだって思うのですね、相手も同じ方向を向いているからであって、一人だけで頑張っても出来ないなって思います。
「せっかく一緒にいるのだからちゃんと向き合おう」なんてクサイことも言ってるし、ずっと積み重ねて来たから、今も心地良くいられるのだと思うのだけど、これも相性かなって思うのですね、努力だけでもだめなのかなって。
本当に難しいです。


子育てって基本的なことは同じだと思うのですが、教育方針みたいなのは違うこともあるようです。それは夫とだったり、実母でも、義母とでもあるようです。
私は経験がないのですが、かなり譲れない部分でもあるらしく、そうなると相当な溝が出来てしまうのかもしれません。

分かり合えなくても、分かろうと努力すること、分からなくても理解を示すこと。とても大切なことけど、それだけでは解決にならないのでしょうね。
夫婦なのにどうしてって思うけど、夫婦だからこそ許せないこともあるのかな。

この先どうなるのか分かりませんが、少しでもいい方向に向うことを祈っています。

Posted by: チカママ | 2006.10.11 at 09:42

チカママさん、コメントありがとうございます♪
家族ってなかなか向き合って話すことってないですよね。ただそれは「家族」として、互いに信頼しあって暮らしているから、というのが前提です。

たとえば・・・
私の亡くなった母は病弱で、具合が悪いと外に出られなくなったし、家事ができなくなったこともしばしばでした。しかし、だからと言って父と母が離婚したり、娘である私が他の家へ預けられたりしたことはありませんでした。

「母が病気がちである」ということについて、母と父と私は、正面切って話し合いなんかしたことなかったですが「この三人が家族でいっしょに生活していく」という基本はいつも同じだったので、いろいろ大変なことがありつつも、いっしょに暮らしていました。
なんとなく・・・
私にとっては家族というのはそういうものだ、という思いがあるのです。

話し合うことが必要ないのは「家族」という結びつきがずっと続くものだ、という前提があるから・・・
だから、トラブルがあったときに、それが即「家族関係の解消」に結びついてしまうのが、不思議で仕方ありません。

今回のケースも・・・
子供を返す、返さないの前に。
裁判をする、しないの前に。

「ちゃんと家族(夫婦)で話し合えないの?」
って思ってしまうのです。まあそれができないからこういうことになっちゃうのですが。

他人なら嫌になれば縁を切れば済みますが、家族というのはそうはいかないから、
「分かり合えなくても、分かろうと努力すること、分からなくても理解を示すこと。」
これは最低限やっていかなければ、子供の父として、母として、家族として、まずいんじゃないかと思ってしまいます。そうでなければ子供が可哀想過ぎる。

Aちゃんのご家族が、仲のよさそうないい家族に見えていただけに、今回の話は正直ショックで^^;
ホントいろんなこと、ありすぎですよね。

Posted by: BUBI | 2006.10.11 at 14:35

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