私も「ちゅん」のように生きたいっ!~紫堂恭子「不死鳥のタマゴ」~
紫堂恭子さんという漫画家さんがおりまして。この方の作品には、昔から私は、「生きる勇気」のようなものをいただいています。
今回購入しましたのは「不死鳥のタマゴ」全三巻。
久々に読んだ紫堂さんの新作でありました。変わらない・・・この、なんていうんでしょう、生きていくことに前向きになれる暖かな感動。
あまりほめすぎると読んでいる皆さんをしらけさせると思うので、あまり一人で盛り上がらずにいきましょう。
「不死鳥のタマゴ」は、「ちゅん」という小さなまるまるとした小鳥・・・の化け物(!?)が、一人の青年に拾われて居候するところから始まります。・・・いえ、ほんと、化け物ですよ^^ 人の言葉を話すし、実際化けるし(笑)。おまけにあんまりかわいくないし(爆)。
主人公の青年は、「やっかいなもの拾っちゃったなぁ」と思いながらも一応えさをやったりして面倒を見るんですが、この小鳥、「ちゅん」はケロロ軍曹ほども、自分を異端だという自覚がないので、平気で知らない人の前で言葉をしゃべっちゃったりして、まことにお騒がせなやつなのでした。
でもね。
なんていうんですかねー、この懲りない性格。愛がいっぱいで、(けっこう傍迷惑ではありますが)私は三巻全部を一気に読み終わって、すっかりこの「ちゅん」が好きになってしまいました。
私も「ちゅん」みたいに生きていきたいなぁ。
呆れられたって、迷惑がられたって、いいじゃあないですか。愛さえあれば(笑)。
お日様が毎日昇り、大好きな友達がいて、それでずっと生きていければ。
そしていつか、大きな愛を、永遠の元に持ち帰れるように・・・
こちらのホームページから、立ち読みができますので、興味がある方はぜひぜひ覗いてみてください。
http://www.kadokawa.co.jp/comic/tachiyomi.html
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