囲碁、五里霧中・・・
昨日はネットで、二段の方と置き碁で打ちました。
この方と打つといつも、手も足も出ない内にボロボロになって負けるのがパターンです。昨日もいつもどおり、中盤早々で中押し負け。負けるの早かったなー。私が考えてるのと全く違う考えで打たれる方なので、毎度のことながら、対局してカルチャーショックを受けました。
日本棋院の囲碁サロンに通っていると、そこにいる人達は同じ先生に習っているし、レベルもほとんどが級位者ですから考え方が似ているみたいです。対局していても、お互い打ちたい場所は同じで。だから打ちたい場所に先に打った方が勝つ。意外とシンプルなんですよね。
自分でも気付いていなかったんですが、私は囲碁って「正解」があるんだと考えていました。負けるのは「間違った」手を打つからで。正しい手を打てば負けないんだって。
自分なりの正しい手、正しい考え方。
それに・・・多少遅れても「しっかり打つこと」。
攻めるためには自分の石がしっかりしていることが大事で。まず弱い石は守ってそれから攻める。囲碁教室では、それで相手のしっかりしてないところを攻めていれば勝てます。
しかし・・・昨日の対局ではまったくそれが通用しませんでした。相手の石は、地もとってないし、そもそも一眼もないし、黒がしっかり打っていれば勝てそうに思えたのに。
終局後、検討をしていても、自分では打ちたいところに打てているんですよね・・・まあ、後半、相手の模様が大きくなりそうなのを見て、また焦ったのが問題なのですが、そういうところはともかく。
そもそも序盤から「守りすぎ」だという指摘を受けました。それじゃ今は勝てても上にはいけないよ、と^^; 当然と言えば当然なのですが、黒が守れば白は先手を取る。「先手を取る」ことと「守る」こととどちらが大きいか考えて、その局面なら守るよりも先手の方がいい・・・
私は自分の石が生きていないのが気持ち悪くて仕方がないのです^^; つい、十分にスペースをとって、生きを確実にすることを優先してしまう。そうして相手からの攻めがきかなくなって安心します。
でもそれじゃだめみたい。
その方は「一眼で攻める、くらいの気持ちも大事」とおっしゃっていました。
状況によっていろいろなのでしょうけど、確かにつまんないところで怖がって、きかされてるなぁという感じはします。だからいつまでたっても先手がとれない。相手の手に受けてばかりいれば、負けるのは当然。気が付けば、黒は小さく生かされて白地が大きくなっている。
うーん。地なんて考えないで攻めて勝つ。そんなの打ったことないよーーーー
「上にはいけない」か・・・初段になるのも、今のままじゃまだダメかな・・・高段者なんてなれないので、せめて初段まではこれでいければ、なんて考えていましたが、甘かったか。
碁には柔軟さが必要なんだそうです。私、頑固だからな~カチカチです^^;
碁にはすべからく正解があって、正解にたどり着けないのは、まだそれを知らないからで。いつか、最後までしっかり打てれば、絶対勝てると信じてたのに。「しっかり打ちすぎ」と言われたのはかなり堪えました。
まあ、上には上が、その上にはそのまた上があるのが碁の世界だからな~。少しずつ打てるようになっても、そうなればなるほど、先が見えなくなる。そんな体験を今までも何度かしましたが、今回もまた久々に、そう思いました。迷った時は、今、自分にできることをやる。それしかないのですけどね。
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Comments
良ければ棋譜を見せてください。
私が何かいうというより、高段の方のご意見を伝えますので。
Posted by: pg | 2006.10.24 20:34
>pgさん
メールで送りました。どうぞよろしく♪
Posted by: BUBI | 2006.10.25 14:11
えと、今のままでいいんじゃないですか?
いつか守って勝てなくなったら そのとき考えればOKだと思いますけど、、、
むしろ、今のいい感じを無くすほうが良くないかもしれません。
Posted by: HeboTaro | 2006.10.25 20:43
HeboTaroさん、お久しぶりですー。
アドバイス、ありがとうございます。
実は11月に大会があるので、少なくともそれまでは今のスタイルで行こうかなと^^;
スタイルを変えれば最初は勝率は落ちるよ、と相手の方もおっしゃっておられましたし。
Posted by: BUBI | 2006.10.26 13:08