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2007.02.27

The Hungry Gene(前編)

 引き続き和漢箋を飲みつつ、1日一万歩&食事を軽くセーブでダイエット進行中。
 金曜日 0      12498歩
 土曜日 -1.0キロ  2047歩
 日曜日 -1.0キロ  3783歩
 月曜日 -1.2キロ 10206歩 
 火曜日 -0.4キロ  
 まー順調に戻ってます(爆) ウィークデーに体重が増え、週末に減る、のが昨今のパターンなのですが、さて和漢箋効果で、このパターンに少しは変化が見られますかどうか。

 昨夜、週末に図書館から借りてきた「太りゆく人類―肥満遺伝子と過食社会 エレン・ラペル・シェル (著), 栗木 さつき (翻訳)」 という本を読んでいました。なかなか面白い本です。なぜ「肥満」という現象があるのかが分かりやすく書かれています。詳細はリンク先のamazonのページをご覧ください。

 肥満て単に、「食欲を止められない本人の意志の弱さからくる」と思われていますが、必ずしもそうじゃない、ということがこの本を読むと分かります。

 この本で取り上げられる肥満は、重症肥満と呼ばれる人たち(自分で歩くことさえも困難、それでも人一倍食べてしまう、どうしても食欲を抑えることのできない)なので、一般論としては極端ですが、そういう人達の肥満の原因を調べていくと、やはり「人の体重をコントロールするプログラム」というのが遺伝子に存在していることが、明らかになったとか。
 それが表題「The Hungry Gene」。
 何らかの要因でその遺伝子に欠損がある場合、体重をコントロールするために食欲を抑制したり促進したりする機能が壊れてしまい、食欲が抑えられず食べ続けて太ってしまう。
 そういう現象は本当にあるそうです。

 遺伝子レベルの欠損か・・・そういう人が「意志が弱い」とか言われてしまうのって悲劇ですね・・・
 もちろん、そうと理由が分かれば治療のしようもあるわけで。

 ただ。
 「食欲をコントロールする遺伝子」が分かったところで、全ての肥満の原因がそれではなく。その遺伝子の設計図は正しくても、それに基づき生成された「食欲の抑制物質」を受け止める受容体が、何らかの理由で壊れていれば、それもまた、肥満の原因になる。
 本の中では、科学者達がいろいろな症例に対し試行錯誤する様子が、リアルに伝わってきます。

 と、ここまでがこの本の前編。後編は今度はこういう研究が・・・これは私の予想ですが、こういう研究って成功すればお金になるんですよね。
 金になるところに人は集まる。その結果、効くかどうかも分からない「やせ薬」が開発されて売られたり、人の食欲を利用することは、確実に商売になるわけで。そういう現実社会の実態がレポートされているようです。面白そうだなぁ~

 ただ、ここまで読んで思うのは、やはり太ってるのって食べ過ぎが原因なの?ってこと。
 いや、当たり前だって言わないでください。私ね・・・あんまり食べてないと思うんだけどなぁ~

 もう10年くらい前になりますが、当時、約2年間で、10キロの減量に成功したことがありました。
 しかし、10年後の今、逆に減量前よりも10キロ増えてるんですよね。信じられないかもしれませんが、これはホントのことです。つまり、減量したときよりも20キロ増えてる・・・。10年スパンという長い期間ではありますが、20キロ増えるって自分で考えても凄過ぎ。
 しかし、20キロ増えるほど、暴食したかというと、記憶を辿る限り、身に覚えはあまりありまえせん。ジワジワと増えて、結果として現状がある。人の体重を適正に保つプログラムが私の中にもあるとしたら、何が壊れたんだろう? というか、太るのって一体何が原因なのだろう? 運動しなくても、いっぱい食べても、太らない人はいるのになぁ・・・(ため息)

 太るのには原因があって、それは食べ過ぎだとしても。
 やせるためのメカニズムはもっと解明されていいはず。
 
 自分の例でいっても「リバウンド」というのは確実に存在するので、ただ単に食べなきゃいいってもんじゃないわけで。ダイエットしてちょっとやせて、その後リバウンドしてダイエット前よりも太る、そんでまたダイエットしてちょっとやせて、また前より太る、その繰り返しの結果が20キロ増。今回のダイエットも、また増える原因にならなきゃいいけどなぁ~
 かといってダイエットしなきゃしないで、ダメだし^^; おそらく体を動かすことや、野菜を食べること、ある程度食事で節制を努めることは、ダイエットになろうがなるまいが、必要だしなぁ。
 
 まあそういうわけで、ダイエットに関して語ると長いこと・・・
 本の方は、また後編を読んで、リポートします。

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今まで多少太っていても健康には自信があったのに、人間ドッグで驚く数値が!わかった!やせたらええんやろ! [Read More]

Tracked on 2007.03.01 11:40

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