「レッド・ドラゴン」
「羊たちの沈黙」という大ヒット映画に登場するレクター教授のシリーズ、「レッド・ドラゴン」を見ました。近々、またレクター教授の新しい映画も公開されるようですね。それも日本が舞台だとか・・・どんな映画になるんだろ。「羊たちの沈黙」「ハンニバル」「レッド・ドラゴン」が、今出ているシリーズ3部作。「ハンニバル」はかなりぞっとするえぐいシーンがある映画でしたが「レッド・ドラゴン」は、ショッキングなシーンを抑え、物語で見せる良作です。
推理物としては、レクターやグレアムFBI捜査官が犯人を追いつめるというよりは、犯人が自滅しちゃったような感じで、その点はちょっと不満かな。いいなと思ったのは、自分の顔の傷に劣等感を持つ男と目の見えない女性が恋に落ち・・・そして・・・(この先はネタバレなので自粛)。この辺りのストーリーがとても切なかったです。
「自分も人からいつも違った目で見られるから、あなたの気持ちが分かる」と彼女は言っていました。一方の男性の方も、彼女の前では劣等感からも自由でいられるし、そして彼女のことを哀れみや同情で見ていない。彼女と彼はお互いに惹かれ合う。その経過がとても自然に感じられました。
これは、私の個人的な思いなのかもしれませんが・・・
世の中の多くの人は、他人の前で、「相手から見られる自分」というのを意識してしまって、ありのままの自分でいることができないような気がします。
彼は、目の見えない彼女の前では普通の男でいることができた。
身体という枠に・・・目に見える姿形に・・・どうしても左右されちゃう人間の心って「愚か」だなぁと思いますが、その愚かさも必然ではあるんですよね。だって、人は心だけでは存在できないから。心も脳という器官に宿るものですし。
しかし、彼女や彼の背負った物を考えると、そういう目に見えるものから解き放たれてしまえば、ちゃんと愛し合うこともできるのに、と思ってちょっと悔しくなります。
でもどんな身体を持っていても、ありのままの自分でいることはできるはずで。そうできたときに、人は人を愛したり、愛されることができるような気がします。
・・・しますが・・・
それができれば苦労しないっちゅーに^^; というわけで今日もダイエットに励むとしますか。
【和漢箋服用後三週間目】※和漢箋使用開始時を0とする
日曜日 -1.6キロ 13781歩
月曜日 -1.4キロ 10783歩
火曜日 -1.2キロ 10024歩
水曜日 -1.4キロ
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