「ハンニバル」
「羊たちの沈黙」「ハンニバル」「レッド・ドラゴン」のアンソニー・ホプキンスによるレクター博士の三部作。先日、まだ見ていなかった「レッド・ドラゴン」を見たら、二作目の「ハンニバル」も見たくなって借りてきました。
以前、これ、テレビで見て、ちょっとだけ内容を覚えてました。
何を覚えてるって、教会の窓から首をくくるシーンとか、ラストの脳まるだしのシーン。ショッキングなシーンばかりが印象に残ってしまっていました。
映画の内容そのものはほとんど覚えてなかったのですが、今回、見直してみたら・・・
やばい。この映画、好きかも^^; こんな映画が好きだなんて人に言えない~
(好きな理由1)フィレンツェ
この映画でレクター博士は、イタリアのフィレンツェに潜伏しております。フィレンツェ、行ったことはないのですが、旅番組か何かで見て、いいなぁ~と思っていました。
「ハンニバル」を見てますます行きたくなっちゃった。なんて美しく、それでいて、危険な感じの町なのだろう。
直近・・・といってももう3年前ですが、東欧のウィーン、プラハ、ブタペストの三都市を巡るツアーに参加したことがあります。ヨーロッパの古い都市って、なんとも言えない魅力があって。フィレンツェを見るだけでもこの映画、価値がありますわ。
(好きな理由2)頭のいい人って好きかも。
「羊たちの沈黙」も「レッド・ドラゴン」もレクター博士は拘禁されていて、実際に動くのはFBIの捜査官です。「ハンニバル」だけは違って、レクター博士、大活躍。レクターファンにはたまりませんわ。・・・いや、私はレクターファンじゃないのですが^^; 人肉、食べてみたいと思ったことないし。
ただ、昨日書いたシュルレアリスムと逆なのですが、理性の極致というか、全てを読み、全てを計算して動いている頭のいい人物像というのに、どうにも弱いのです。「銀英伝」ならオーベルシュタインファンだしなぁ。
もしかしたら囲碁が好きなのも、同じ理由なのかな。
囲碁の本当の天才は碁も感覚で打つわけですが、どちらかというと私は左脳人間なので、盤面を見て展開を予測し、自分の思い描くストーリーを盤上で繰り広げるこのゲームが、理性のゲームに思えてなりません。碁には運が存在しない。運に頼れない分、弱い人は強い人に絶対勝てないので、自分のダメさを思い知る残酷なゲームでもあるんですけど、そこもまた面白い。
「ハンニバル」は、そういういろんな意味で「いいなぁ~」と思う映画です。
でも「好きな映画、何?」って聞かれて「ハンニバル!」とは絶対言えないわ^^;
【和漢箋服用後四週間目】※和漢箋使用開始時を0とする
月曜日 -1.8キロ
※日曜日に一瞬-2キロになりましたが、今朝はちょっと増えました。戻りませんように・・・
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