女性の価値とセクハラ
さて、茨城県鉾田市議のセクハラ事件から、男性が女性にセクハラをして悪いと思っていない心理を考えてみよう、の続きでございます。
彼らが悪いと思わないのは、簡単に言うと
○俺は偉いんだから、嫌がらせしたってOKだ
ということかも、というのが前の記事でした。「俺より弱いやつには嫌がらせしたって何したっていいんだ」という・・・なんというか心理的な力学みたいなものが、人間に生来備わっているんじゃないか、そうだとしたら嫌だなぁ、ということを書きました。
この場合は女性に「嫌がらせをした」ということが分かっているんですよね。分かっていてやってる。
犯罪で「分かっていてやってる」のと「分かってなくてやってしまった」場合、どっちが罪が重いか、というと、一般的には前者が「故意」、後者が「過失」。前者の方が罪が重いといわれています。
しかし、西洋の宗教や文学作品などにたまに出てくるのですが、向こうでは「無知」=罪、という考えがあるようで。
・・・うーん、無知が「罪」ってのは厳しい気もしますが、このセクハラの問題で、議員達が、
「女性が嫌がっていると思わなかった」
というのを聞くと、嫌がらせのつもりじゃなかったんだからいい、とはやっぱ言えないですわね^^;
さて、ここからが今日の本題です。
私は、普通に考えて「好きでもない男性に触られて喜ぶ女性なんかいない」と思うんですよね。
でも男性は「女性も喜んでいる」とか思ってるのかなぁ。
男性が女性の胸に触ったり、お尻に触ることって、あの年代の人にはもしかして「当たり前」で、女性の胸とかお尻っていうのは、男性が触るためにあるとかって考えてるんだろうか?
いや、もちろんそんなことを考えている人はいませんわね。もう少し言い方を変えます。
「女性というのは、男にかわいがられるために存在する」
そう思う男性っているかもしれない。そうなると、彼らにとって女性の身体に触ることは「かわいがっている」行為であって、嫌がらせのつもりはなかった、という理屈になります。
「女は男にかわいがられることに価値がある」
・・・昔。私が大学3年だった頃、社会人の女性の先輩が、学校にやってきて、体験を語る会がありました。その先輩はこう言っていました。
「会社に入ったらまずかわいがられるようになりなさい」
私は「?」と思いましたが、当時は、それが普通でした。
結婚したら、夫にかわいがられる妻になる。それも当たり前でしたな。
ぶっちゃけ性的な意味も含め。「女性は男性にかわいがられる存在である」という価値観はおそらく存在するんだろうと思います。それは当たり前だという人も、もしかしたら少なくないかもしれない。それが当たり前だった時代には「セクハラ」という言葉自体がこの世界にありませんでした。
私自身は、あまりかわいがられる存在になろうとしてこなかったし、なれなかった。今も独身なのは、それも大きな要因の一つであろうと思います。職場ではただひたすら、仕事を一生懸命にやってきました。それもあり、の世の中に、ここ10年くらいで、職場の女性の立場も変わってきたので正直、大変助かっております。
それでもかつては、バーに連れて行かれてチークダンスをさせられたり、酔った上司に膝枕をさせられたり、まーいろいろありました(^^;) ああ、何もかも、全て懐かしい・・・
私は、実はこの話題は、女性に意見を聞いてみたいのです。
「男性にかわいがられること」というのはやはり女性にとって「価値」の一つ、なんだろうか?
「セクハラ」というものの土壌には、少なくとも、この考えが根底にはあるような気がします。
「セクハラ」は多分、100人に聞いても100人が「許しがたい」と思うのですが、もし「男性にかわいがられる」ということが女性の価値である、という考え方に一分の利があるとすれば・・・
なんてね。これをお読みの女性の方、気が向きましたら、なんでもコメントをお願いします。
私よりも年上の方もいるし、お勤めの方もいるし、ちょうど、訊いてみたい方ばかりなんだよなぁ~
【和漢箋服用後四週間目】※和漢箋使用開始時を0とする
月曜日 -1.8キロ 10028歩
火曜日 -1.2キロ 11772歩
水曜日 -1.8キロ -
木曜日 -2.0キロ 10329歩
金曜日 -1.4キロ 10127歩
土曜日 -1.0キロ 8000歩
日曜日 -2.0キロ 10012歩
※金曜日に、この3月で定年になる方の送別会で、コース料理など食べてしまったら体重が増えてしまいどうなることかと思いましたが、今朝は戻っててほっ。とりあえずまだマイナス2キロ。今週もとりあえず、維持に努めます。もちろんできれば少しでも減ってくれればもっといいのですが。
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Comments
うーんと。
私は、「かわいがられる」事をモットーに、
今まで生きて来たようなタイプです。
上司に頼りにされるよりも、
上司にかわいがられる、
そういう部下を目指しています。
でも、セクハラはどうかなあ…。
それ、かわいがるとは違うと思いますよ。
うーん…そりゃあですね、
お気に入りの上司とカラオケでデュエットして、
ちょっと肩を抱き寄せられるくらいなら、
もしかしたら嬉しいかもしれません。
それをスキンシップととるか、セクハラととるかは、
両者の関係次第でもあるし、
男性側の普段の行いにもよると思います。
つまりですね、
セクハラだって言われるのは、
普段の「信頼関係」を全く築いてないくせに、
物理的に接触を図って来るからでしょう。
だいたい、いくら信頼癌系が築けていても、
胸とかおしりとかは論外ですよ!
そういうのは、普通、
恋人にしか触らせないものです。
それは常識でしょ。
そういうのが分からない男性は、
「女性をかわいがる」資格なんてありません。
Posted by: あきら | 2007.03.27 09:01
あきらちゃん、どもどもですー。
書きづらいテーマなのか、みなさん忙しいのか、あまり意見がなくてさみしかったので、ありがたいです♪
うん、胸とかお尻は論外として職場において、男性の上司に「かわいがられる」というのは、具体的にはどんな感じだとあきらちゃんは思いますか。
「頼りにされる」のと「かわいがられる」のは対極にはないと私は思ってます。
あきらちゃんもそうじゃないかなぁ・・・
かわいがられる、といっても、「目をかけて育ててもらえる」という意味もありますよね。
私はある直属の上司といっしょにがんばって仕事をして、一つのことをやりとげたことがありました。
あの時はかわいがられたと思います^^
いろいろ相談にのってもらって、励ましてもらって・・・楽しかったな。
が。ある日、その上司が何かの打ち上げで酔っぱらってしまって。酔い覚ましってことでお茶してて、たまたま二人になっちゃった時に、手を握られてしまってなかなか離してもらえず困ったことがあったな^^;
仕事のパートナーとして信頼をされたり、育てられたり、そういう「かわいがられ方」は普通にあるけれど、男性にとっては、その延長線上に、個人的に仲良くなることやスキンシップがあったりする。
そのことに、私はやっぱり戸惑ってしまいます。
嬉しい嬉しくない以前に、たとえば同性ならば、信頼できる部下をかわいがったとしてもスキンシップなんかしないのに、どうして女性だと、そうなってしまうのか^^;
鉾田市のセクハラの話は、そういう意味でとても女性が可哀想な気がしてしまいます。
仕事として、視察旅行に同行し、夜の宴会にも付き合っただけなのに、胸やおしりを触られてしまう。
仕事とそういう感情って分けようよ、と私は思うけれど・・・うーん、そうもいかないのが普通なのかしら。
Posted by: BUBI | 2007.03.27 12:11
はあいと手を挙げてみました^^
全然話は違うのかもしれませんが・・・。
大学二年の時の話。サークルの夏合宿(飲み合宿)の夜の飲み会で、同期の男の子が酔った勢いで下半身をベロンとさせちゃったんですね。私はそばにいたのですが、見る事はなく。同期の女の子は目の前で見ちゃったんです。彼女はショックだったとは思うんですけど、凄く怒って、次の日の反省会?でそのことを議題にして怒りまくったんですね。私は、一年生の女性もいることだしやってはいけないことだと言うスタンスを取ったんですけど、他三人の女性は白けた感じだったんですね。そんなに騒ぐ事はないと。酔った勢いなんだからまあいいじゃないと。
その時に何と言うか、女性と言うのはこう言うものなのかなあと。彼女達は本当に「どうでも良かったのか」どうか良くわからないんですけど、結局「騒ぐ」「怒る」までのことはないと思ったんでしょうね。でもね、見せられた彼女(まあ、ちょっと変わった子でもあるんですけど)嫌な気持ちだったのだから、女性として、同期の男性をたしなめるぐらいはあってもいいと私は思うんですけど、どちらかと言うと、騒いだ彼女に対して、「何もねえ」と言う男性側のスタンスを取ったんですよ。男性陣は「それぐらいいいじゃない、許してやれよ」というものだったんです。つまり彼女達は、「男性側についたほうがいい」と判断したのだと私は思うんです。それぐらいのことは騒ぐに値しないと処理した方が女が上がると。(確かに男性からの評価は騒がない方が高かったです。)でもねえ、彼女達は見てないわけですからねえ・・・。
(今なら笑って、何それとか、もっと見せろなんて言っちゃうかも知れないけど、あの頃はまだウブだったから)
同じ仕事をするなら「笑顔」の方がいいんです。どうせコピーをとるならにっこり笑って「わかりました」と返答した方がいいんですよね。むっつりするより。
そこから、段段と境界線が無くなって来るんです。
肩をもみもみされても「辞めてください」なんて言わないですよね。嫌でも。(この年になると言っちゃうけど)にっこり笑う。お酒の席で手を握られても「嫌だ」と言えない。何となく振り払うそぶりをしても、はっきりとは言えない。言ったら、これからの関係が悪くなるから。その一方で、「手ぐらい握らせればいいじゃない、減るもんじゃないし」と言う女性がいる。だから、余計言えない。
お酒の席ぐらい行けばいいじゃない、お酌ぐらいすればいいじゃない・・・・。結局は、女性が境界線を無くしているんじゃないかなって。男性から良い女に見られるために。可愛がられるために。
その方が利口だと言われているから、女は愛嬌だから、可愛がられないと生きにくい社会だから。
これからは変わってくるんじゃないかな。少しずつだけど。やはり声を出さなさいと。「辞めてくださいね」ぐらい言うとか。
私はね、電車の中の女性の変なポーズの写真広告とか、いやらしい新聞とか、大嫌いなんですよ。でもね、これを騒げば、女性運動だ、男をわかってないとか言われるわけですね。だから、言わない。我慢する(電車の中でね)。できれば、無くしたいですけど。こんなの私だけかなとか思うし。
セクハラをよんでいるのは女性なんだと私は思う部分があって。(実際に合っている人個人を言っているのではないです。風潮をですね。)皆で声を出さないといけないわけで。男性に「ここまではいいですけど、ここからはダメです」なんて言うのは通じないと思うんですよ。だって、男だから。お酌をすれば「こいつの尻は触っていい」とか思っちゃうんですよ。胸をもんでもいいとか。
政治家なんて時代のずーと後を生きている化石だから、恐らくそうした概念が強いと思うんですね。
やっぱりね、可愛がられる対象である限り女性は自立しないと思いますよ。玩具なだけじゃないかと。DV,モラハラもそうじゃないかな。守られるべき対象ではもうないんですよね。夫にだって、可愛い可愛がられる、守り守られる存在でないとね。
まあ、そんな風に考える女性は少ないのでしょうね。少ない限りセクハラは無くならないんじゃないかな・・・。
Posted by: ぐーたん | 2007.03.27 13:37
ぐーたんさん、コメント、ありがとうございます。
>結局は、女性が境界線を無くしているんじゃないかなって。男性から良い女に見られるために。可愛がられるために。
>その方が利口だと言われているから、女は愛嬌だから、可愛がられないと生きにくい社会だから。
そうなんですよね。
男性に可愛がられて、守られている方が、女性は幸せだし、利口だ、という考え方があるわけで。
独身が負け犬で、結婚してる人が勝ち犬、なんて言われたりしたのは、だから、なんでしょう。
私は・・・自分はそうはなれませんが「女性」としては、その方が確かに利口なのかもね、とは思います。
可愛い女性が男性に可愛がられる。
それは当たり前のことですし。
ただ、やっぱり可愛がるって言っても、ぐーたんさんのおっしゃるように「玩具」じゃない。ちゃんと意志もあるし、イヤなこともあるし、好きなこともある。そういう「意志」をもった対象として見たならば、セクハラなんてできないんじゃないか、と私は思います。
たまに思うのですが、男性って、性的な関心を女性に対して持つ時に、わざと女性を人間ではなく「モノ」として見る傾向があるような気がするんですが、気のせいですかね^^; 普段持っている理性とわざと切り離してるような感じ。
女性だって、モノになったり、人間になったりするわけではなくずっと人間のままなのになぁ。
でも、女性は男性に合わせて、モノのふりをして、いろいろ思ったことがあっても言わずに黙っていたり、笑ってみたりする。それが諍いを生まない利口なやり方だから。
しかし・・・やっぱりモノじゃないんだよな。
可愛がられるにしても、モノじゃなく、人間なんだってことを分かって欲しい。
そのために私は言葉を発するようにしています。
まだ、ちゃんと話せば、男性だって分かってくれるはず、という期待を込めて。
Posted by: BUBI | 2007.03.27 18:16
BUBIさん、こんばんは。
夕べはコメントさせてもらおうと、書いてはみたのですが、時間がなかったのと、まとまらなかったのとで、断念してしまいました。
では改めて(笑)
男性は、ただ単に触りたいから触るのであって、かわいがるとは違うと思います。
それに、肩をポンと叩く、とかならまだしも、胸やお尻を触るなんて論外です!
それらを触っていいのは、恋人と旦那様だけですよね~。
だけど、お酒が入ると、人が変ったようになってしまう方もいて、お酒って本当にすごい(怖い)って思います。
飲酒運転もそうですが、お酒が入ると理性ってなくなってしまうのでしょうか。
色々考えていたら、チカパパもお酒の席でそういうことしてたりする?!なんて想像してしまいました(^▽^;)
>「会社に入ったらまずかわいがられるようになりなさい」
これは、男性上司に、だけでなく、あらゆる意味で大切なことだと思います。
でも、性格にもよるし、万人にかわいがられるなんてないと思うし、相性なんてことも影響しますよね。
私のことで言えば、ずっとかわいがられて生きて来られていると思います。
会社でも、言いたいことを言っても「生意気」とは受け取られなかったみたいだったし、酔った上司の扱いも上手にできていた気がします。
でも、それは周りに恵まれていたからかなってことも思いますね。
大学生の時、同好会の合宿で、酔った先輩と海岸に出て、「どうしてもキスしたい」って言われて困ってしまったことがあって、仕方ないから、口と口の間に自分の手のひらを置いて、しました^^。
先輩は酔っていてよく覚えていないと思いますが、その先輩のことを、キスする程は好きではないけど、嫌いではなかったので、そういう対応ができたのもしれないです。
逆に、私は、話が盛り上がると、相手の腕とかを叩いたりしてしまう癖があって、「気があると思われるから気をつけた方がいい」って言われたことがありました。
それは昔の話ですが、今私が会社で働いていたら、逆セクハラって言われたりしていたかも??
やっぱりまとまりがなくてごめんなさい。
でも、コメントすることに意義があるってことで、大目に見てくださいね~(^。^)
Posted by: チカママ | 2007.03.27 22:51
どもども、チカママさん♪
いや、何でもいいのよ~書いていって~
ぐーたんさんが書かれていますが、どこまでがOKでどこまでがダメっていうのが、難しい問題ですね。
女性でも、その境界が人それぞれで
「それくらいいいじゃない」
って言い始めると、
「酔っぱらってハメはずすくらいいいじゃない」
ということになるわけです。おそらく鉾田市の議員さんもそう言いたいんだと思います^^;
>男性は、ただ単に触りたいから触るのであって、かわいがるとは違うと思います。
そ、そうですか?^^;
かわいいから触るんじゃないのかな?
プラス(自分よりも立場が下の女の子だから)触っても許されると思ってるから触るんじゃないのかしら?
チカパパに聞いてみてください~(って聞けないですわね)
私が思うに・・・
女性が女性であることに伴う
「見た目のかわいらしさ」
「女性としてのセクシュアリティ」
に男性が関心を持ち、下心を持ってしまうのは、生物としては、きっと自然なことなんでしょうが・・・
そして女性が、そのこと「女性が女性であること」に価値を見いだすことも否定されるべきことではないのでしょうが・・・
問題は、それを職場という公の場所に持ち込むことがやはり許されん、ということではないかと。
それこそそれは「恋人」と「夫」だけのものってことですわね。
なのに、職場においても女性がいると「セクシャリティ」を求められる。
無論、それは女性が、自分のセクシャリティを武器に社会進出を果たしてきたという経緯もあるからなのですが、おそらく、これはこれから変わって行く予感がします。
私は、この記事を書いた最初、
「女はいつでもどこでもかわいくしてなきゃいかんのかなぁ~。でも、だから、セクハラされちゃうんだよなぁ~」
と思っておりました。
でも「いつでもどこでも」かわいくしてなきゃいけないわけはなく、それを強要されるのはおかしい話で。ちゃんと嫌なものは嫌って言っていいんだし、そこを混同してハメをはずす男性がいれば非難されて当然なのだと、みなさんにコメントをいただいて考えている内に、自分の中では整理がついた気がします。
チカママさんの大学生の時の話、ほほえましいな。というか、その先輩は酔っぱらっててもちゃんと節度がある人でしたねぇ。
・・・二人きりで海岸・・・彼女も自分を嫌いではないみたい・・・
もう押し倒しちゃうしかないシチュエーションですが(こらこらこら)そうはならなかったということは・・・それはね、ラッキーでしたよ、チカママさんたら~。
Posted by: BUBI | 2007.03.28 12:06
BUBIさん、こんにちは。
>そ、そうですか?^^;
かわいいから触るんじゃないのかな?
あはは、もちろんそうだと思うのですが、男性って根本的に女性を触りたいものではないかなあ、と思うので、そういう意味です。
良い悪いではなくて、男と女って性的意識みたいなものに関しては違っていると思うのですよ~。
据え膳食わぬは男の恥、みたいなことも言われているし、だから男の人って、お酒が入るとまあいいじゃないか、みたいになってしまうのかしら。
だけど、職場ではいくらお酒が入っても、理性で抑えないといけないんじゃないかって思います。
たとえ満員電車で超セクシーな女性が隣にくっついてしまうという状態に陥っても、決して触ってはいけないのだし…。
女性も、女を武器にして出世、なんてことも、現実にあるのかな。
でも、可愛くないより可愛い方がいいとは思うけど、やっぱり仕事はできないと、だめですよね。
>ちゃんと嫌なものは嫌って言っていいんだし、そこを混同してハメをはずす男性がいれば非難されて当然なのだと、
そうです、そうです。
男と女、とか上司と部下とかじゃやなくて、対等な人間として、接していけたらいいですよね。
そして、周りもそれを認めてあげられるのがいいですよね。
>もう押し倒しちゃうしかないシチュエーションですが(こらこらこら)そうはならなかったということは・・・それはね、ラッキーでしたよ、チカママさんたら~。
あれ~。そうでしたね(^▽^;)
って言うか、今朝から、あんなことを書いてしまったけど、そもそも海岸に2人、なんて何故そうなってしまったのか~、自分が悪いぞって思って後悔していたので、この話題に振って頂いてありがとうございます(笑)
そうですね~。
私はまだ大学1年生で、先輩は2つ上でした。
今思い起こすと、色々な人と色々な場面を経験して来ましたが、お陰様で、押し倒されたり、気まずくなったりってことはなかったですね~。
その先輩はいまだ独身ですが^^。
Posted by: チカママ | 2007.03.28 15:22
どもども、チカママさん。
>女性も、女を武器にして出世、なんてことも、現実にあるのかな。
>でも、可愛くないより可愛い方がいいとは思うけど、やっぱり仕事はできないと、だめですよね。
「女を武器にして出世」ってほどのことはないですが、昔、お茶くみやコピー取りのために、女性が採用されていた時代は「かわいい」「きれい」ということが女性に求められていた気がします。
課に「女の子」がいるといいよね、みたいな。
その時代には男性と同じに仕事ができることなんて求められていなかったんじゃないかなぁ。
当時は女性は結婚したらやめることを前提で採用されていたし、新人の女性が採用されると、女性の方も男性の方も、その中で結婚相手を探したりしてたらしいし。
でも、そういう時代もあって、少しずつ女性が職場にいるの当たり前になって、結婚してやめていく女性が多い中で残ってがんばる女性もいて、そして、やっと「今」にたどり着いている。
出世というよりは、昔は、かわいくしなければ職場に居づらかった。女性にはそうであることが求められていた。
「女性が、自分のセクシャリティを武器に社会進出を果たしてきたという経緯もある」
とはそういう意味で書きました。
そして、今。
女性も職場においては「戦力」として見られるようになっているし、結婚したからってやめなくてもよくなりました(職種によりますが)。それと付随して・・・子育てと仕事の両立の問題なども出てきたのですけども。
でも少しずつ、女性が何も言わずただニコニコしているだけじゃなくて、いろんなことを言える時代になってきたのはよいことだと思います。
>その先輩はいまだ独身ですが^^
あら、そこで無理矢理せまったりしない、いい先輩だったのに。やっぱチカママさんとの手のひら越しのキスが今でも忘れられないのでは?な~んて♪
Posted by: BUBI | 2007.03.28 18:12
今思いついたんですが、
セクハラする男性って、
ホステスと言われる人のいるお水なお店に、
普通に通ってる人だと思います。
Posted by: あきら | 2007.03.29 11:32
どもども、あきらちゃん。そうですね。
普段接している環境が、その人の女性観、男性観を作っちゃうのは、男性も女性も同じなのかも。
たとえば、あきらちゃんは、女性がたくさんいる職場で、そこを統括する男性上司を見て、頼もしくて信頼できる、と思うわけですし、私は自分の職場で、しょーもない男性上司を見て、そこで「男性というのはこういうもの」という見方ができてきちゃうわけで。
男性も普段接する女性を基準に「女性というもの」全般を判断してしまう、というのはあるんでしょうね~
私はホステスの人がいるようなお店ってほとんど見たことがなくて、ドラマや小説のようなフィクションからの知識しかないんですが、そういうお店は男性をもてなすのが仕事ですから、そういう場所の女性を基準に一般の女性を判断されてもなぁ・・・
ただ、たとえばバーやクラブでも、ホステスの人の胸をもんだり、服の下に手を入れたりする客は最悪ですよ、きっと。
鉾田市のセクハラ事件は、そういう意味で、たとえ女性がそういう仕事であっても許されない行為なので、あまりにもひどいケースだったと思います。
Posted by: BUBI | 2007.03.30 12:17
話が少しずれて行ってしまうかもしれないのですが、
俗にいう「風俗」のお店ですね、
わりと、偉い立場の人、
(本社とか人事部とか‥‥)
そういった人の間では、
風俗って普通なんだそうです。
「飲み会へ行こう」
ってノリで,風俗へ行くんだそうです。
私の上司もそういう話をしてたけど、
(自分の上司に誘われて困ったって話してました)
友人も「そういうものらしい」って言ってました。
だから、そういうセクハラをして、
「女の子は喜ぶ」なんて思ってる人は、
「嫌だ〜ん,社長さんったらっ」
とか言って、胸やおしりを触らせてるんですよ。
事実はともかく、そう私は信じています。
でも、BUBIさんの言う通り、
そういう女性を基準に考えられたら、
世の女性は迷惑きわまりないですよね。
Posted by: あきら | 2007.03.30 23:20
どもども、あきらちゃん。
人によりますが、風俗の店は偉い人じゃなくても行くと、私は思ってます。
そして、「風俗の店」で許されることが、世間一般でも許されると思うのも、人によると思います。
>だから、そういうセクハラをして、
>「女の子は喜ぶ」なんて思ってる人は、
>「嫌だ〜ん,社長さんったらっ」
>とか言って、胸やおしりを触らせてるんですよ
ここの文脈の真意を、私が間違って解釈してるといけないのですが、あきらちゃんが言いたいのはこういうことでしょうか。(ちがってたら言ってね)
「風俗の店があって、偉い人はそこに行くのが普通で、そういう店で勤める女性は、喜んで胸やお尻を触らせている。事実はともかく私はそう信じている。」
あきらちゃんの言いたいことは、実は私が最初に考えていたことの一つでもありまして。
つまり、女性の中には、喜んで胸やお尻を触らせている人もいる。だから、男性が、女性はみんなそうだと思って、会社でセクハラが起こる。
ただ私は、風俗で働く女性を、差別したくない、という気持ちが根底にあります。
もし、自分がもっと経済的に困窮した生活をしていて、それしか方法がなかったら、風俗で働かなくてはいけないかもしれないと思うから。していないのは、単に自分が恵まれていたからだけかもしれないから。
(いや、無論、お金が欲しくて、気軽な気持ちで風俗で働く女性もいるのも分かってはいますがね^^;)
彼女達が男性にサービスをするのはそれが「仕事」だからであって、喜んでしているわけじゃないと思います。触られて嬉しいのは「好きな人」だけっていうのは、女性なら誰でも同じじゃないかな。
基本的に、風俗で働く女性を否定したくないし、風俗に行く男性もそれが男性の生理だとすれば否定できない。
問題は、「風俗」とそうでない場のTPOをわきまえず、女というのはすべからくそういうものだ、と単純に考えて、会社でセクハラをしてしまうような男性の浅はかさだと思っています。
で。そういう男性を見たら、
「女性はそういうものだから」
とあきらめちゃいけないと。ちゃんと「ダメなものはダメ!」ってガツンと言ってやることが大事だよなぁとこの記事を書いて、コメントを書くうちに思い始めました。そうしていかなきゃ何も変わらないもんね。
と、言いつつ、最近は酒の席に行くこと自体が、自分が飲めないので面倒になってきて、行かないようになったので、セクハラな事態に出くわすこと自体がなくなりました。
でも・・・もし、後輩女性がそんなことをされていたら、相手の男に・・・
「ふざけんじゃないわよ、この単細胞!」
と言える立場にはなってきたのでがんばろう^^
Posted by: BUBI | 2007.03.31 22:06
お久しぶり!
やっとブログ巡回する余裕が出てきたととです,こんばんは.(*^^*)
わたしはねぇ~,男性に可愛がられていたいタイプですな(女の敵かも?).
なぜって,その方が楽だもん.
もともと男性に張り合ってまで何かを成し遂げようなんて思ってないし,できるわけもなし・・・.(明らかに能力不足)
可愛く笑顔で意地悪を言うのが私流です.
以前,自分のブログに書いたY女史は正反対の人.男性に可愛がられたいなんて思ってないし,何でもズバズバ言っちゃうし,対等にやりあえる能力のある人です.
私の理想は,Y女史のような女性です.でもそれは自分には無理.いや,無理と言うより,そうすることのリスクを回避したいと言った方がいいかな.
ぐーたんさんのコメント
>私はね、電車の中の女性の変なポーズの写真広告とか、いやらしい新聞とか、大嫌いなんですよ。でもね、これを騒げば、女性運動だ、男をわかってないとか言われるわけですね。<
これよくわかります.
だから,自分ではそういうことは言わないわけです.
でも中には,勇気を出して違うものは違う,嫌なものはイヤと言う女性もいますよね.たとえ女性運動とかフェミとか言われて嫌われても.
私は,私にはできないことをしているそういう女性(Y女史も含め)の足を引っ張るようなことだけはしたくないなぁって思います.
彼女らは,敢えて困難な道を進んでいる気がするから.
そしてそういう人がこれまでもいたからこそ,それに続く次の世代の女性が,より生きやすくなってきたと思うから.
自分はそういう人にはなれないけど,男性側に回って足を引っ張るようなことだけはしたくないって思ってるのです.
話がずれちゃったかな?
セクハラについて言えば,自分には触られるなどという経験がないからわからないけど,きっとその場で怒るだろうなぁ~.「ここに痴漢がいまぁ~す」くらいは言ってしまいそうです.(意外に攻撃的性格なもので・・・)
飲み屋のお姉さんの場合は,仕事ですからね.ただじゃないもん.多少のタッチは飲み代に含まれていると思われます.それに気が付かない男性は,あ~哀れ・・・(^。^;)
Posted by: とと | 2007.03.31 22:25
ととさん、お久しぶりです^^
いやぁ、
「男性にかわいがられていたい」
と思う女性が「女性の敵だ」なんて少なくとも私は思いません^^
なんというか・・・
「かわいがられたい」
と思うのはいいけれど、だからって、触ってくる男性に
「がまんしなきゃいけない」
言われはない。
男と対等に仕事ができるかどうか、なんてのは、その場面では関係ないです。
ダメなものはダメ。
仮に男性より仕事ができなくたって、だから触っていいことにはならん。
私、最初にこの記事をアップしたときは、その辺がごっちゃになっておりました。
ただ、女性は、女性自身もやはり
「男性より立場が弱い」
という意識があるから、何か理不尽な仕打ちを受けても、我慢しちゃったり、仕方ないと思っちゃったりする。
立場は弱いかもしれないけど、言うことは言わないと、それでいいんだと思われちゃうのがまずいと思います。言わなきゃ伝わらない。
いやー、私なんぞも、Y女史みたいな仕事のできる女じゃありませんが、何か言うと「こわい」だの「あの人変わってる」だの言われてきました^^;
何も言わない方が確かに男性には好かれますねー♪ふふ。
私はかつて飲み会で、友人にやたらベタベタしてくるおじさんがいて、友人があきらかに困っていたので、
「あら~××さん、飲みすぎなんじゃないの~。触ったらだめですよ、エッチ!!」
と言いながら、友人とおじさんの間に割り込んで、押しのけてあげました。どうせ、相手も酔っ払ってるんだから、多少きついこと言っても覚えてないしね(爆)
やっぱ、そういうのも年の功かも^^
Posted by: BUBI | 2007.04.01 02:00
>だから、そういうセクハラをして、
>「女の子は喜ぶ」なんて思ってる人は、
>「嫌だ〜ん,社長さんったらっ」
>とか言って、胸やおしりを触らせてるんですよ
ここの文脈の真意を、私が間違って解釈してるといけないのですが、あきらちゃんが言いたいのはこういうことでしょうか。(ちがってたら言ってね)
つまり、女性の中には、喜んで胸やお尻を触らせている人もいる。だから、男性が、女性はみんなそうだと思って、会社でセクハラが起こる。
すみません、私の書き込んだ、
日本語が変でした(汗)
「嫌だ〜ん,社長さんったらっ」
とか言って、胸やおしりを触らせてるんですよ
↓
「嫌だ〜ん,社長さんったらっ」
とか言いながら、喜んで胸やおしりを触らせてくれてると思ってるんですよ。
って言いたかったんです(汗)
もちろん、風俗ですから、
そういうお仕事を「我慢して」やってる」人も、
そうでない人も、
「喜んでみせる」事がお仕事です。
でも、利用客はそうは思わない。
だから、少なくとも風俗の女性は、
体を喜んで触らせてくれるし、
同じ女性なら少なからずそうだろうと思っている、
って書いた方がよかったですね。
風俗で働く女性については、
私はBUBIさんとほぼ同じ考えです。
でも、私だったら、
生活保護を受けてもいいから、
風俗では働きたくないって思いますけど…。
でも、逆の考えの人だっているでしょうからね。
Posted by: あきら | 2007.04.01 23:48
どもども、あきらちゃん。
そうですね~
「女性も喜んでる」
と思っちゃうんでしょうね。
そういうお店では、そういう振りをするのもサービスなのにね。
女性が「女性らしさ」つまりセクシャリティを売りにしている商売というのはあって。
でもそれはやはり「商売」であるからであって、そこと日常はけじめをつけないといけない。
そういうことなんだろうな~
さて、では家庭の「妻」という立場はどうなんだろう? やっぱり妻は女性らしくあらねばだめなんだろうか? 夫に触られたら喜ばないとだめなのか?(こらこらこら)・・・以降はまた次のテーマと致します^^
Posted by: BUBI | 2007.04.02 13:42
BUBIさんとは選挙の話をしていたのですが、隣にとても興味ある記事がありましたので、男ですが闖入させていただきます。
まず前提として、男と女の生理、本能、行動の違いを理解して議論する必要があると思います。ただし、私は女ではないので、女性に関する記述は間違っているところがあるかもしれません。また、いろいろな人がいますのですべての人に当てはまる訳でもありません(すべてのことには例外があります)。
まず性的対象の相手の数~
男:極端に言えば、何人でもいい、誰でもいい(生物学的に言うと、優秀な男が優秀な子孫を沢山残すためらしい)
女:同時には一人(誰の子供か分からなくなることも関係しているようです)
次に愛なきセックス~
男:可能(前項から明らか)
女:基本的に無理
相手への配慮、思いやり~
男:基本的に自己中心(相手への配慮、思いやりは、教育と社会で学ぶ)
女:基本的に備わっている(したがってストレートな発言に気を付ける)
羞恥心(いわゆる女性らしさ)~
男:最初はあるが年を取るにつれてなくなる
女:何歳になってもあるはず(女性にマスターベーションをするかアンケートを取ると60%くらいですが、本当に親しい女性に訊くと90%とか99%とかだそうです)
ストレートな発言と割切り
男:ストレートな発言をするが、決着が付いたら割切りが早い
女:いろいろ考えるが、相手への配慮もありストレートな表現は避けるため、問題がこじれると長期化する
これらから演繹しますと、「男はすきあらば女に触りたい、抱きたいと考えているのですが(酒を飲めば本能がさらにむき出しになるのでなおさら)、女はそれは嫌なのだけれども(もちろん相手によりますが)、相手への配慮や羞恥心からストレートな発言ができず、男の行動を許したようにもなってしまい、後で怒り、悩む」という構図が見えてきませんか。
私は、こういうすれ違いが多くの場面で生じているのではないかと考えています。この意味でウーマンリブ(女性自立)の運動があり、その延長線上にセクハラなどの犯罪もしっかり定義されたのはとてもいいことだと思います。女性は嫌なことは嫌だと言えばいいし、それでも上下関係をネタに迫ればセクハラという犯罪になる訳です。でも、よく考えてあり、面白いのは、女性が好きな男性から、明らかにセクハラの条件が整うようなことをされても、セクハラにしなくてもいいことです。当たり前のことですがね。
昼間からあらぬことを書いてしまいました。是非真意を汲み取っていただき、お許し下さいませ。
Posted by: Kirk | 2007.04.05 13:43
kirkさん、こちらの記事にもいらっしゃいませ。
このブログにいらっしゃる方は男性が少ないので、ちょっと嬉しいです。
さて。
えっ、男性って
「相手への配慮、思いやり~
男:基本的に自己中心(相手への配慮、思いやりは、教育と社会で学ぶ)」
なんですか? 同じ人間だから、個人差はあれど、女性と同じに基本的には思いやりもあるし、相手への配慮もできると思っていますが、違うのでしょうか?(笑)
たとえば男性だって、同性である得意先の社長とか、上司には配慮しますよね? その配慮さえできない男性は、男性、女性以前に社会常識的にまずいです。
会社では評判がよく、世間的には大変受けがいい人物でありながら、女性(主に妻)に対し配慮にかける男性が時々見受けられるのは、
「俺は男だ、主人だ、お前より偉いんだ」
という思いこみが存在するからだと私は考えておりますです。
「好きな相手」・・・つまり両者が対等な立場にあり、恋愛をするような場合であれば、セクハラは存在しません。たとえ好きな人であっても、対等な関係なら嫌なときは嫌と言えますしね。
上下関係があるからこそ、女性は相手に逆らえないし、セクハラをする相手は当然それを見越しています。
もし私が男性だったなら、同じ男性として、そんな卑怯なヤツは許せません。女性に触りたい気持ちはみんな同じだけど(笑)、やっぱりちゃんとプロセスを踏むなり、お金を払うなりして触るべきで、立場の弱い女性の部下や仕事で温泉旅行に同行している女性係員にそんなことをするなんて男の風上にもおけない。
私はこう見えて、男性に対しまだまだ希望を持っている方なんですよ^^
Posted by: BUBI | 2007.04.05 15:33
BUBIさん
私の書き方が不充分だったのだと思います。何か男性に対して深い失望感、不信感を与えてしまったようで、真に申し訳ありません。私の言いたかったことは次のような感じです。
一般的に男は生まれながらには基本的に自己中心的な発想の持主だと思います(例外は沢山あるでしょう)。自分自身の経験や、小さな男の子(自分の息子が小さかった時も含めて)を見ていてそう考えています。これは、女の争奪も含めて競争に勝つために男が持って生まれた性質ではないかと思います。厳しい競争で勝ち残って行くためには、ある程度こういう気質も内面的には必要ではないかと考えます。
しかし、しかしですよ、括弧の中をよくご覧下さいね。括弧の中に大事なことを書くのは卑怯でしたね。しかし、男は家庭教育や学校教育の中で、そして社会生活でもまれて、相手への配慮や思いやりを学習していくものだと考えております。自分さえよければいいでは困った時には誰も助けてくれないし、相手に先に得点を取らせなければ自分に喜んで得点を与えてくれないということなどを勉強するのです。思想・哲学・宗教等も学べばその速度と完成度は高まると思います。「情けは他人のためならず」、「愛さなければ愛されない」、「好きにならなければ好かれない」、「尊敬しなければ尊敬されない」などということも遅まきながら理解する訳です。
BUBIさんのおっしゃるとおり、自己中な人間では社会ではまず成功しませんし、どだい社会不適応になってしまいます。したがって、通常の社会人の男は相手に配慮することができるし、相手を思いやることのできる立派な方々だと思います。ご心配は不要です。
そして、結論として言いたかったのは、たとえ立派な社会人でも、場合により酒などが入って本能むき出しに近くなった時に、やはり本来持っている気質である自己中心的な発想が滲み出してくるのではないかということです。部下だから少しなら許してくれるのではないかと自己中心的な発想になった時に、セクハラは生じるのではないでしょうか。
奥さんに対する、亭主の自己中心的な、思いやりのない発想・発言・行動もこれと共通する要素があるかもしれませんね。奥さんなら許してくれると思い、ついつい本質的な性質を出してしまうということです。でもこれは定義的にはセクハラではなく、ドメスティック・ヴァイオレンス(DV)の範疇の話なんでしょうね。
長々と言い訳を書き込んで申し訳ありませんでした。少しはご理解いただけたでしょうか。では、よろしくお願いいたします。
Posted by: Kirk | 2007.04.05 19:46
他人事のように、あるいは一般論としていうけど、この男性は、自分の体験をもとに意見をいっているのでしょうね。さびしい気もします。男女はわかりあえないものと感じてしまいます。
Posted by: のぞみ | 2007.04.05 21:00
横からすみません。
Kirkさんの言われる事、良くわかります。そして、少しなぞが解けた気がします。
なぜ、男性はああーも思いやりがないのか。と。
特に日本男性に感じるところですね。
昔(と言っても私たち世代もですが)、男性は一家の大黒柱になるべく育てられ、女性はどこに嫁にだしても、その家に入り込めるように、気配りなどを教え込まれた。男を立てて、女が一歩下がっての世界ですね。それはそれでいいのですが、どこかで「思いやり」「弱者を労わる心」と言うものを捨ててしまったように感じます。もちろん、捨てずに育った男性も多くいるでしょうが、やはり本質が、お酒を飲むと出てしまう。と言うのはあるなあと。
女性がきちんと線を引いて、声を出す事は大切だなって。気が付かない男性が多いのですよね。それは家庭でも言えるかなって。夫はすぐ甘える。どかっと座って動かなくなる。気が付かないんですよね。もろもろのことに。だから、こちらから発信しないといけないなと。
Posted by: ぐーたん | 2007.04.05 21:23
他人の庭先を借りて、申し訳ありません。
のぞみさん、私に矛先を向けても問題(があればですが)の解決にはならないと思います。人生を楽しく、実り豊かなものにしていくためには、まずは他人の言っていることを聴きそのまま受け止め、いろいろな違いを理解するところから始めなければならないと考えます。そして、これらの違いを乗り越えるところに、人生の楽しみ、醍醐味、達成感が生まれてくるのではないでしょうか。
念のため申し添えますが、私の記述したことは私自身に関する事実だけを基にしている訳ではありません。もちろん男性のことは、自分自身も含めて周りの同性諸氏を観察したり、言い分を聴いたり読んだりして、日頃考えていることを私なりに整理したものです。女性のことについては、当然ながら余り自信がありませんが、隠し事なくお話のできる女性の友人が結構おりますので、彼女らを観察したり、言い分をよく聴いたりして考えを整理しております。また、ネットに時々載っている男女の違いに関するエッセイなども参考にしております。本当は、女性に関する記述についてのコメントもほしいのですが…。
私はセクハラはしたことはありません。しかし、ニアミスのような変な気分になったことはあります。通常の男達が行く夜の世界には、多分あらゆる場所に行ったことがあると思います。理屈は人生経験を豊かにすることと、ストレス発散のためです。自分のことは、他人への配慮、思いやりの十二単(男だから衣冠束帯か、重すぎて動けない時もあります)を着た自己中心主義だと思います。十二単は家庭教育、学校教育、社会での教育、自己研鑽などで揃えました。
ぐーたんさん、少しはお役に立てて光栄です。日本は、「沈黙は金」などど言って、発言しないことをよしとする文化、風潮でしたから、違うことを違うと発言することも難しかったりしたのでしょうか。今は勇気を持って発言する人が増えてきているのではないでしょうか。
ただし気を付けなければいけないのは、世の中にはいろいろな人がいるということです。十人十色です。女性でも他人の言うことは聴けず(「聴く」とは、そのまま受け止めることで、意見に従うということではありません)、他人の発言(他人の真実)を即座に否定したり、むきになって徹底反論したりする自己中心的な方もおります。男性でも、自分の主張はないかのように感じる、他人への配慮、思いやりのみが優先する方もおります。当然のことなのですが、すべての人々が共生できるようにしていかなければなりません。なかなか大変なことですが…。
ところで若干話題は変わりますが、まだまだ日本人は公共の場で声を出せないですね。通勤電車の中での、「降ります」、「(足を踏むなどで)ご免なさい、すみません、失礼」、「(ドア付近が混んでいる時に)中へ入れて下さい」、「(痴漢にあって)痴漢です、やめて下さい」などや、エレベータの中での「××階をお願いします」、「(行先階のボタンを押してもらって)ありがとう」などのことを言っております。本当に一言発するだけで、周りの皆さんがとても協力的になりますから、人生がとても生きやすくなると思います。家庭、学校、社会でこれらを教育、訓練したらいいのではないかというのが私の持論です。
声を出すことは、ストレス発散にもなるのではないでしょうか。おしゃべり、カラオケ、愚痴、議論、口喧嘩などなどです。また、暴力を振るわなければ重大な犯罪にはなりませんから、口でストレスを発散するテクニックをマスターすることは意味があるのではないでしょうか。
どうも長々とすみませんでした。
Posted by: Kirk | 2007.04.06 07:30
どもども~
kirkさん、ぐーたんさん、のぞみさん、コメントありがとうございます。
>kirkさん
誤解があるとまずいので、言わずもがなだと思いますが書いておきますと、男性の方から、こういう記事にコメントがいただけるのは、私としてはとても嬉しいですよ♪
いろいろ意見交換をしていきましょう。
先日、別な記事で「ジェンダーフリー」についての記事を引用しました。
http://seijotcp.hp.infoseek.co.jp/genderfreeQandA.html#1
それを読んで、自分なりに考えたのですが、
「男だから○○である」
「女だから○○である」
という考え方は、それが真実なのか、単なる思いこみか、それとも社会のせいでそうなっているのかは、けっこう慎重に考える必要がありそうだなと私は思っています。(自分でもつい書いちゃいますがね)
以前、「女は女に厳しい・・・のであろうか?」という記事
http://light-snow.cocolog-nifty.com/cocolog/2005/10/post_94d2.html
にちょっと書いたのですが、たとえば血液型別の性格判断っていうのがあって。A型ならこう、B型ならこう・・・っていうのですね。これ、当たってるように見える場合もあるのですが、実は思いこみなんだそうです。
例えば「A型」の人は「几帳面」とよく言われます。その人を見たときに「この人はA型」という情報が先にあると「几帳面」なところばかり見えてしまう。実はその人に、ずぼらなところもあってもね。B型は「マイペース」だとかもみんな同じで。こういう思いこみを「スキーマ」というらしい。
男は生来、自己中心的である、というのも、私はその一つに思えてなりません。
子供は最初は、男の子だって女の子だって自己中心的です。個人差ではなく、男女差でもなく、それは「人」として共通に言えることだと思います。そして、それが教育により学習されていくのも、男女ともに私は同じだと考えます。
「男とは元々○○なものである」
という考え方は・・・
いえ、kirkさんはそんなことはおっしゃらないと思いますが・・・
「だから○○してもしょうがないんだ」
ということにつながるような気がして、私の中ではちょっと黄色信号が点りました。
男も女も同じ人間。
だから話し合えば同じ土俵で解り合える。
そういう望みをまだ抱いている私にとっては、
>一般的に男は生まれながらには基本的に自己中心的な発想の持主
>女の争奪も含めて競争に勝つために男が持って生まれた性質
と、いう意見に対しては、
「果たして本当にそうだろうか。男だからそうなんだろうか? それってスキーマなんじゃないだろうか」
とどうしても返したくなってしまうんですよ~。
そう言う意見に対して、
「そうですね、おっしゃるとおりです」
ということになると、のぞみさんが書かれていたように、
「結局、男と女は生まれながらにして性格的に違うんだから、理解しあえないんだ」
ということになってしまう^^;
まあでも・・・男性も、女性も、そう考える人が多いのも事実なんですよね。それは認めます^^;
私が「男性に対しまだまだ希望を持っている」と書いたのは「所詮違うんだから仕方ないんだ」はまだ思いたくない、ということです^^
深い失望や不信感は抱いていませんから大丈夫^^
またいろいろとご意見をお寄せください。
kirkさんも、本音で話せる女性のご友人がいらっしゃるなら薄々分かっていらっしゃると思いますが、女性もセクハラに関して以外は、男性が一般に持つイメージよりはきっと自己中心的です(苦笑)
男性に対してあまり物を言わない女性が多いのは、単なる遠慮ではなくて、力では叶わないのを知っているから、表面的には従うふりをして、いい気分にさせておいて裏で操る方が、利口であることを知っているためです(爆)
・・・あ、一応、冗談も入ってますから、真面目に取りすぎないでくださいね~
Posted by: BUBI | 2007.04.06 11:05
BUBIさん
いろいろご意見、ご指摘、ありがとうございました。ご紹介下さったページやブログも拝見いたしました。
まさに私は「スキーマ」(「思い込み」かもしれません)をご紹介したのですね。男の頭は論理が好きです。男性の文章を読んでいてもそれは分かりますよね。スキーマは論理の出発点としてとても好都合なのです。でももしそれが間違っていたら、すべての論理は崩壊します。ご指摘のとおりです。
私もスキーマのような型にはめられるのは嫌いですが、論理的に考えるためには楽なのでつい使ってしまうことがあります。男と女は実は違っているところより、同じところが多いのではないでしょうか。仕事や勉強会では、私は男女の区別なく応対しております。
しかし、妊娠・出産や私の第1・第2スキーマのように、決定的に違うところもあるのではないでしょうか。ジェンダーフリーの議論においては、これらをどう捉えるかが難しいのではないかと考えます。これらも違わないんだと主張する方から、これらの違いを利用してうまく利益を誘導する方(言い方が悪かったらご免なさい)まで、いろいろな方がいらっしゃるのだと思います。対応は本当にケース・バイ・ケースですよね。
力に対してはやはり恐怖心がありますよね。体の大きいやつには何となく無理を言えないし、上司・権力者には意見を言いづらいと感じますよね。だから傷害の伴わない犯罪として、セクハラ・パワハラの定義が必要だったのだと思います。
昔とてつもなく頭が良くて、とてつもなく厳しい上司(男性)に仕えたことがあります。どんなに難しい課題や宿題であっても、2、3日したらあれどうなったと詰問してきました。ある時どう仕様もなくて、「私には××さん(この面では割と砕けていて、上司をさん付けで呼んでいました)のような部下がいないのですよ。もし私に××さんのような部下が10人いたら、すぐに解決案を持って参ります」と答えておりました。いつも難しい顔をしている、その上司がにやりと笑みを浮かべました。上司に「まあお前らの能力ではそんなもんか」と言われて、その場は無罪放免になりました。後で気が付いたのですが、このやり取りはかなり高等なゴマすりのテクニックになっていた訳です。また、日頃からこの上司の良い点だけを徹底的に観察し評価することにして、上司には時々それらを素晴らしいと伝えておりました。(好きになったら好かれたみたいなのです。)そうこうしている内に何とか3年半の上下関係を無事終えた訳ですが、この上司の部下で自殺した者、ノイローゼになった者がこれ以前に結構いたそうです。
また余計なことを沢山書いてしまいました。お許し下さい。
Posted by: Kirk | 2007.04.06 13:44