給食費未納問題について
以前「そんな世の中イヤだ」という記事を書きましたが。
今朝ほど「給食費の未納問題」をテレビでやっているのを見て、また
「あ~ヤダなぁ」
と思いました。またか・・・「払わなくても死刑にならないなら払いません」てか^^;
どうなっちゃってんでしょうね、人と人との信義則。死刑にはならないけど払おうよ~。
「払わなくて済むなら払わない」とか言い出したらはっきり言ってなんでもありですわ。お店で商品を万引きしたって分からなきゃいいわけだし、道で財布を拾っても自分のにしちゃっていいわけです。でもなぁ~
ことが給食費だけに、子供への影響みたいな話も絡むわけで。払わない親の子に給食を食べさせないってわけにはいかないですよ^^; まあ払わない子の親が、お弁当を持たせるならいいけれど。
・・・うーん、結局そういうことになるか。
給食も選択制にする。親にお弁当と給食、どちらかを選ばせて、給食を選ぶなら当然、給食費を払っていただく。それで給食を選ぶ家庭が少なくて給食制度自体が立ちゆかないなら給食制度は廃止して、学食みたいにしちゃっていいんじゃないかなぁ。販売機で食券買って。子供だって食券買うくらいはできるでしょ。自動販売機でジュースが買えるなら。お小遣いもらって駄菓子屋でお菓子が買えるなら。
いろんな意見をネットで読んでみると「なぜ払わないのか理解できない」という人の方が大多数です。払わない人はまだまだ一部な気はしますが、じゃあ、払わない人に対して、どうすればいいのかということを考えると、確かにそろそろ「給食」も見直す時期に来ているのかもしれません。
中学、高校と給食がなくて、親もお弁当作ってくれなくて、自分でがんばって作ったりもしたけど、できないときはコンビニのおにぎりやパンをかじっていた私にとっては給食があるだけでありがたいと思いますが、そのありがたみが分からない人が多いなら、やはり、今のまま「未納、未納」と言ってるよりは、思い切って制度を変えちゃった方がいいかもしれません。
世の中には常識が通用しない相手が確かにいます。そういう相手に「なぜお前は常識がないんだ」と怒ってみても虚しい思いに駆られることがありませんか^^;
結局他人を変えることは難しく。自分が対応を変えていくしか、状況を切り開く方法はない。
給食費も払わない「親」も、私と同世代だからなぁ・・・
そういう親を作りだしてきたのもその上の世代ですし。今の時代に生きている人間は、誰をも非難する資格がないのが、なんとも情けないところでして。せめて「払わない気持ちが分からない」というだけではまずいと思い、こういう意見を書いてみました。
みなさんはどんなふうにお感じになるでしょうか。
【和漢箋服用後7週間目】※和漢箋使用開始時を0とする
月曜日 -0.6キロ 10179歩
火曜日 -0.6キロ 10322歩
水曜日 -0.8キロ 10029歩
木曜日 -0.8キロ
※昨日は雨で、あまり外を歩けなかったので、家に帰ってから1万歩まで「その場かけ足」をしました^^;
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Comments
給食の選択性というと、なんだかなあと思ってしまいます。というのも、以前、住んでいた地域が給食が小学校、中学校でもなくて、給食センターもしくは配給業者を導入するのを、町をあげて、署名していた地域だったのです。そこでは、もし、親から弁当を、なんらかの事情で持たせてもらえなかったときは、先生にお金をかりて、近くのスーパーに先生と買いに行くとか、それさえも禁止している小学校では、とにかく親がコンビニ弁当を買ってでも、自分の弁当箱につめかえてもたせなくてはならないという、すごい規則の地域だったのです。その後、給食センターができたようですが、今回の未払い問題で、また逆戻りしたら、と思うと複雑な気持ちなのです。
その地域は、学童もなかったり、保育園も少なく、子育てがしにくくて、人口が減っていました。給食がなかったことも、私も引越しを決めたことの要因でした。
もし、給食が選択性になったら、まさか、子供に弁当もお金も持たせない親がでてくるんじゃないだろうなと、懸念してしまいます。
Posted by: ちゃい | 2007.04.13 00:13
上の意見を書いた後、しばし考え、やはり選択性しかないのかもと、思いました。でも、選択性になると、頭数が減り、給食費が上がることはまちがいないんですよね。正当に払っている人にしわ寄せがいっちゃったり、頑張って給食センター誘致に署名活動した人が、むなしさを味わうなんて、なんだかおかしな世の中だよなとおもってしまいました。
Posted by: ちゃい | 2007.04.13 00:50
ちゃいさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
>親から弁当を、なんらかの事情で持たせてもらえなかったときは、先生にお金をかりて、近くのスーパーに先生と買いに行くとか、それさえも禁止している小学校では、とにかく親がコンビニ弁当を買ってでも、自分の弁当箱につめかえてもたせなくてはならないという、すごい規則の地域だったのです
ううむ。私もすごい規則だとは思いますが、「すごい」と思うポイントがちゃいさんと違うかもしれません。
小学生にお金なんか持たせられない、という価値観がもし親や学校にあるなら、コンビニ弁当を買ってでも、親がお弁当を用意するのは、当たり前だろうな、という気は私はします。
そうじゃないなら、お金を持たせて、ちゃんと自分で自分の昼食を買うことのできる環境を整えるべきだろうと私は思い「学食方式にすべきでは」ということを書いてみました。
私は、選択制にすれば、給食を選ぶ親がほとんどだと思います。頭数、減る要因ってあるかしら? 自分の子供には絶対、私の愛情弁当を持たせたい、っていう親はいないとはいいませんが、ものすごく少ないような気が。だって給食って形でお昼の面倒は学校にやってもらったほうが親は絶対楽なんだもの。
今は「給食」が当たり前だと思われるから、お金を払わない親がいるんだと思います。だから形だけでも「選択」という方式を採らないと、払わないで開き直る親に対して抵抗できない。
子供にお金もお弁当も持たせない親がいて(今、子供の給食費を払わないで平気な親は、半分それと同じだと私は思います)。そういう親の子をほっとくわけにはいかないと思う人が多いなら・・・給食費を払わない人の分を、払う人がかぶるという今の制度を続けていくしかないのだと思います。
ただ、そうだとするなら、もう一つの解決法がなくはないのですが。
給食費を親からは取らずに全市民から取る。つまり税金で公立小・中学校の給食を全額負担するというやり方です。
その地域の住民税は上がるでしょうが、結局、お金もお弁当も持たせてもらえないかわいそうな子供を、社会全体でフォローし、なおかつ不公平感をなくすにはこの方法しかありません。
・・・こう考えていくと、この問題も結局は、平等ということをどう考えるかという問題なのですね。
高い能力を持つ人間はより良い生活をし、そうでない人間はそれなりの生活をするのが平等か、
働く人も、働かない人も、働けない人も、社会が同じサービスを提供していくのが平等か。
社会が前者に傾き、格差が当たり前になってくると「義務教育」という後者の考え方に基づくものさえ、揺らいできちゃう。
住民税を思いきり高くして、その代わり何もかもただにする、と言う方が、私はどちらかというと好きなんですけどね。
Posted by: BUBI | 2007.04.13 14:06
こんにちは!
どこかの学校では、現金を徴収するようにしたそうです。子どもが茶封筒にいれて持っていく。と、皆が払うようになったそうです。引落になったから、払わなくなったんですよねえ。保育園費も一緒。
私の子どものころは、現金を茶封筒に入れて持っていったように思うけど。
その現金は父母が集めないといけないので、父母の負担が増えるんですけどねえ。いっそただのすればいいのになあ。その分税金を増やして。やっぱり、消費税10%ぐらいにしないと平等な税の徴収にならなくなっている気がする。こぶ平みたいに、脱税をするわけだしね。って話がそれました。
Posted by: ぐーたん | 2007.04.17 12:56
どもども、ぐーたんさん。
脱税か・・・
給食費の取り立てが大変なように、給食費を税金で負担することにしても「税金」の取り立てがまた大変だから結局同じことなのかなぁ、と今、ふと思いました。
払わなくても死刑にならないから払わない、なんて開き直る人たちは税金だって払わなくたって平気でしょう。それが「脱税」ってことですね。
脱税がしにくい仕組み。
それこそが消費税なわけです。
人は物を買う時には、財布を出さなきゃ買えないわけですから、そこから必ず「税金」をとる、と。
私は消費税にはあまり賛成ではなかったのですが、払わなければならないものを正直に払うというモラル自体が崩壊しているなら、もう税金も「消費税」で徴収するしか手はないんだなぁ、と思いました。
職場で経理担当になり、所得税の源泉徴収などを担当して分かったのですが、所得税の徴収も「信義則」による部分が多く。誰もが「払わないでいいや」と思い始めたら、今の社会の仕組み自体がもう危ないのかも・・・
Posted by: BUBI | 2007.04.17 15:18