« 和漢箋その後 | Main | 【緊急提言】地方議員て多すぎる! »

2007.04.03

キャプテン・グレアム

 セクハラの記事にはご意見をありがとうございました^^
 この記事は、その関連でちょっと考えたこと、です。

 基本的には、女性が男性にかわいがられる、という関係というのはありなようで。でも好きな人以外に、女性だからってかわいがられるのは、やはりセクハラであろう、という整理になるようです。

 好きな人ならOKか・・・じゃ、やっぱり家庭においては、ご主人が奥さんに触るのはセクハラではないわけね^^

 いや、これ、考えていくと、なかなか微妙なのですが。家庭の奥さんといえど、セクハラの記事のコメントにもありましたが、女性は男性の「玩具」ではないわけで。家庭における妻と夫は、基本的にはどっちが上でもどっちが下でもない対等な「パートナー」のような気がするので、基本的には、男性が女性に一方的に触る、ということがそもそもないのかもしれません。

 ただ・・・「対等なパートナー」・・・果たしてそうだろうか?
 家庭においては、夫唱婦随、夫に従うかわいい奥さんが、男性にとっては理想なのかな、と思ったり致します。女性にとっても・・・男性がリーダーシップを取って引っ張ってくれる方が、それこそ「楽」なのかもしれない。

 以前、いろいろなことを選べるようになったが故に、女性は、その選択において完璧であることを求められ、それ故のプレッシャーに悩んでいる、なんてことを書いたことがあります。
 たとえば専業主婦として家事に専念するか、仕事も持つか。専業主婦を選べば、専業主婦であることにおいて完璧であることを求められ、仕事を持てば仕事も家庭も両立することを求められる。

 まあ選択に責任が伴うのは、どんな場合でも同じなので、ある程度は仕方のないことなのですが・・・なんというか・・・家庭におけるいろんなことは女性が全部決めなきゃいけないし、それに対する責任も女性にかかるのかぁ・・・女性ばっかり大変だなぁ、という気がしてしまいます。いや、それが悪いという話ではないんですが^^;

 たとえば家庭という一つの船に家族がみんな乗っているというのをイメージしてみると。やはり、船にはキャプテンが必要で。みんなの行きたい先が別々で、誰も行き先を決められなかったら、その船は広い海の中、彷徨ってしまってどこにも行き着かない。
 じゃあ、そのキャプテンは誰かと考えると、やっぱりそれは「お父さん」なのかなぁ、という気もするんですよね。もしかするとこれは、いわゆる「ジェンダー」ってやつかもしれませんが^^;

 どっちが上、どっちが下、ってことはないけれど、だれかがキャプテンはやらなければならない。もし船に乗っているのが全員男性、もしくは全員女性であったなら、全員が平等な中でもっとも適任と思われる人がキャプテンになるのがベストということになる。
 そう考えてくると、家庭によってキャプテンはお父さんでもお母さんでもよく、男性でなければならない、女性でなければならない、と決める必要もないかもしれませんが。少なくとも、同じ船に乗る者同士、対等ではあるけど、「決定権」は誰か、という問題はあるような気がします。みんなが、それぞれ「自己責任」っていうんじゃなくて、キャプテンに意志決定を委任する、他のみんなはその意志を尊重する。そういう図式は必要なのかもしれないなぁ・・・
(ちなみに・・・ジェンダーフリーについては、こちらの記事が面白く、論点の整理になります。ご参考に^^)
http://seijotcp.hp.infoseek.co.jp/genderfreeQandA.html#1
 

 ・・・船にはキャプテンがいるよ。・・・
 船とキャプテンのくだりは三原順の「はみだしっ子」のエピソードからの連想でした。

 ただ、私個人に限っていえば、どちらかというと、自分の船の舵は自分でとりたいんですよねー。誰にもまかせたくない。たとえ、海で迷おうとも、同じ迷うなら、人のせいでなく自分のせいで迷いたい。もちろんBGMはみゆきさんの「宙船」だったりします(爆)。
 絶対、夫唱婦随なかわいい奥さんにはなれないなー。

【和漢箋服用後六週間目】※和漢箋使用開始時を0とする
月曜日 -0.6キロ 11045歩
火曜日 -0.4キロ 

※なんだか、どうやっても痩せない期間に突入してしまったようで。昨日は、野菜もたっぷりとったし、ちゃんと歩いたし、体に悪いことはしてないんですが、減りませんな・・・でも、あきらめたらそこで終わりだー。がんばります^^;

|

« 和漢箋その後 | Main | 【緊急提言】地方議員て多すぎる! »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

あんまり難しく考えたことはありませんが、とりあえず我が家での役割分担といえば私が「ボケ」でダンナが「ツッコミ」といった所でしょうか(^_^;)

Posted by: Rucca | 2007.04.04 19:05

「ジェンダー」とか言うと難しく聞こえますか^^;
単純に、
「家庭という船にも、やっぱキャプテンが必要よね」
というお話でした。

 人が一人一人、大事にされることは必要なんですが、その中にリーダーがいると、その方が船はうまく進んでいくんだろうなぁと。
メンバーがみんな勝手なことをしていてはいけない、というのは普通に考えて当たり前なんですが・・・

 それが男と女のカップルの組み合わせである「家庭」を考えると、なんかこう「男が上、女が下」みたいな解釈になって、なんか女性の立場が弱くなる感じがしてしまうのは気のせいかしら^^;

 ボケとツッコミの漫才コンビは、案外、ボケの人の方がネタ作りをしていたりして、実際は頭がよくコンビをひっぱっているイメージが私にはあります。
 でもボケの人がうまくボケたところに絶妙のタイミングでツッコミが入らなければ、ボケも冴えないわけで。そのタイミングを察知して、うまくボケを引き立たせるのがツッコミの人の役目です。

 つまり、Rucca家は、旦那様が奥様のフォロー役ということですね^^

 ふふ、楽しそうだなぁ~

 私はどちらかというと「ツッコミ」役がいいなぁ。旦那がボケてくれたら「欧米か!」とかってツッコミを入れてみたいです(笑)

Posted by: BUBI | 2007.04.05 10:37

BUBIさん、こんにちは。

言わずもがな、ですが、我が家では私がキャプテンです(我が家では隊長とも言います^^)。
どうしてそうなったのか、7歳という年齢差とか、相性とかもあると思うのですが、私の場合、威張っていても、可愛がってもらえる、というとてもお得な環境です(笑)

私の弟夫婦ですが、義妹が何か弟(ご主人)に言いたいことがあっても、自分が朝早く起きるのが苦手なので、そのことを引け目に感じて躊躇してしまうって話をしていた時がありました。
だいぶ前のことなので、今はどうか分かりませんが。

やっぱり、それぞれの役割分担をきちんと果たした上で、性格的にキャプテン役をやれる人がやるというのが、うまく行く秘訣ではないでしょうか。
それでも、うまく行かずに揉める時はあります^^。

我が家はスキンシップの多い夫婦だと思いますが、触られていやなときははっきり言います。
もちろん理由もちゃんと言います。
フォローもします。
だから、やっぱり基本は思いやり、ではないかなって思います。

Posted by: チカママ | 2007.04.05 13:39

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference キャプテン・グレアム:

« 和漢箋その後 | Main | 【緊急提言】地方議員て多すぎる! »