人類とミュウの戦い
またまたまた「地球(テラ)へ…」に関する話題から。
4月から始まりましたTVアニメ版「地球へ…」。おかげさまで大好評になってきました。
どれくらい好評かというと・・・mixiで、このTVアニメ版の「地球へ…」のコミュニティができていて、そこにいろんな人が感想を書いているのですが、以前はTVアニメを見て「原作と違っててここは納得いかない」という感想が大勢を占めていたのですよね。
ところが最近は「TVアニメの『地球へ…』大好き」が好きな人も増えてきて、逆に「ここは納得いかない」という感想を書く人の旗色が悪くなってきました。
それだけTVアニメ版『地球へ…』を支持する人が増えてきたということです。なかなか良いことですわ。
ただ、そうなってくると、今度は「TVアニメ」を好きな人から見ると、TVアニメを批判されることが嫌なようで、TVアニメの良し悪しでなく、「TVアニメに対して否定的な感想を書くこと」自体への批判が、感想として書かれるようになってきました。
うーん・・・
一つのものに、いろんな意見があるのはありだと思うのですけどねー。
私、個人としては、TVアニメが原作とそっくり同じではつまらないと思うし、アニメならではの表現や原作では描ききれなかったエピソードが追加されるのはいいと思うのです。
ただ、先日ちょっと書きましたが、TVアニメの制作スタッフのお一人がインターネットラジオで「地球へ…」について語っているのを聞いたら、「地球へ…」という物語の捉え方自体がまったく違っていてびっくりしたりもして。それが原作が描こうとしていたテーマそのものに関わる話だったりすると、
「ちょっと待ってよ、それは違うんじゃない?」
と言いたくなったりします^^
何か一つの物を嫌いな人と好きな人。
もちろん歩み寄れる場合もあります。
TVアニメの「地球へ…」が大好きな人と、好きだけどちょっと文句も言いたい人は、充分歩み寄れる範囲だと思うのですが、どうも雲行きが怪しいのが心配です。
「戦い」か「決裂」か。
私はせめて、ミュウ達が地球へ行くのをやめて「ナスカ」に安住の地を求めたように、「好きだけど文句も言いたい」人を隔離すれば戦いにはならないと思ったのですが、どうも、「ナスカ」への安住も許さない人もいるようです。
ま、今の私たちは旧人類だから仕方ないのか^^;
・・・これは、アニメの「地球へ…」の話ですが・・・
自分と違う意見、物、考え方を受け容れられるかどうか、というのは人の永遠のテーマなのかもしれません。
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