テレポーテーションが世界を変える
竹宮恵子の「地球へ…」が大好きで、今、テレビで放映されているアニメも毎週欠かさず、録画&視聴しております。
(「地球へ…」で検索されてきた方、すみません^^; 以下、アニメの感想とはかけ離れた記事です)
私は自分でも物語を作ったり、小説を書いたりするのが好きなのですが、昔「地球へ…」をアニメ映画で見て以来、この作品に、今風にいうとインスパイアされて、超能力を持つ人間を登場人物にして物語を作ってきました。
でも今あらためて「地球へ…」を見てみると、私の作っている物語は「地球へ…」の超能力の設定とは、大幅に違うオリジナルの部分があるのに気がつきました。
私の作品の中では超能力の中でも、「テレパシー」と「テレポーテーション(瞬間移動)」がかなり幅をきかせております。
テレポーテーション。これが普通に行われている世界では。
面白いですよ、なんというか・・・今の時代で携帯電話やインターネット、古くはテレビが、世の中を変えたくらいに、世界がまるで違います。
そもそも宇宙船なんてものが大きいものの輸送にだけ使われていて、単なる人の移動であれば、宇宙船いらなくて、惑星から惑星までいけちゃいます。毎朝、通勤してる人もいます^^;
子供はすごい田舎に住んでても、首都の学校に普通に通えちゃいますし、もっと、非日常なシーンでも、たとえば、離れたところで、恋人が危険な目に合っていたら、すぐに駆けつけることができます。
交通事故に合っても、即死でさえなければ、病院に即時に搬送できるし。
つまり場所と場所の距離が0なので、距離のデメリット、というものが存在しない世界なのですな。
だから、たとえば、昨日の「地球へ…」で、ジョミーが船と惑星と両方にいられないため、同時刻に起る二つの事件の両方に対応できず、大変なことになってしまうシーンがあったのですが・・・・なんだか不思議な感じでした。
今はインターネットの世界では、人と人との距離がほぼ0ですよね。
海外にいる友人とも、その気になれば、いつでもコミュニケーションをとることができる。今や当たり前ですが、やっぱりこれによって、世界はかなり変わった気がする・・・
こういう「価値観の違い」みたいな部分を面白く伝えられるような小説を書きたいなぁ~。
「テレパシー」の存在も、人と人とのコミュニケーションのあり方そのものを大きく変えています。「誤解」があり得ない。恋人の心変わりはすぐ分かる。浮気もすぐばれる。というか恋人が浮気してたら、すぐ、テレポーテーションで浮気現場に乗り込める(爆)。
突き詰めると、ここも面白い話の素材になりそう。
昔、眉村卓さんのSFでどっぷりと超能力に浸った世代です。
いつかは、この超能力の世界を、ちゃんと作品にしたい・・・ま、死ぬまでにはぜひ^^
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