山登り
以前に、とある山の山登りをしたことがあります。
山登りって、中学校の時の林間学校で、蓼科に上ったのが最初の体験ですが、途中でバテちゃって大変でした。でも、一度登りだしてしまったら、どんなに疲れても、自分だけそこに留まるわけにはいかない。結局は降りるにしても自分の足で降りなければいけないですしね。
その後、ある山に2度登りました。
一度目は夜、登って、てっぺんで朝日を見る、ってのだったのですが、その時も、バテちゃって大変でした。両脇から年上の男性二人に抱えられるようにして、ひーひー言いながら登りました。
そのときは、誰かに、
「誰だって登れる山なんだから、大丈夫だよ」
なんていう甘い言葉に乗っかって、その山登りに参加しちゃったんですが、もう、足が自分の力では一歩も前に進まなくなっちゃう。そんなふうにして人に迷惑をかけるくらいなら、もう二度と山登りなんかするまい、と思ったものです。
しかし、それから数年して。
その前年、母が病気でなくなりまして、その山登りは・・・父といっしょに、その山に登ることが母の供養にもなる、というようないわくつきの山登りだったのです。ま、四国のお遍路さんみたいなものをご想像ください。
なぜかそのときは登れました。ちゃんと自分の足で。不思議ですね。
ただ、その時に一つ思ったことがあります。
何か大変なことに直面したときって、自分で
「もうだめだ」
と思うとほんとにダメになっちゃうのです。
山登りもそう。「もう登れない」と思ったら、その瞬間に足が前に進まなくなります。
だからどんなに大変でも、「まだやれる、まだがんばれる」と思いながら、なるべく「疲れた」とか精神的に「辛い」とか考えずに、一歩一歩進むことが大事です。
道のりが遠くて、先を見ると気が遠くなりそうでも。
そうすると不思議と、てっぺんまでたどり着くことができたりします。
・・・山登りではないのですが、今週の月曜日から、仕事がそんな状態です。毎日、やることがたくさんあって、それも、期限までに全部しなくてはいけません。毎日11時過ぎまで仕事して、昼休み以外はずっとパソコンに向かっています。
「もうだめだ」とか「もう限界だ」とか思うと働けなくなっちゃいます。
そう思わないで、とにかくやらなければならないことを一つずつ片付けていかなければ・・・
今日、
「よく、そんなにできるね」
と職場の年上の上司に言われましたが、それは、なんというか。できないと思ったら、できなくなっちゃう。明日からもう仕事にいけなくなっちゃいます。
仕事が大変なときには、いつも思います。
「私は私にできることしかできない」のだ、と。
できることはできる。できないことはできない。できる分をとにかく精一杯やって、なんとかするしかない。
そう思うと、不思議と集中できます。悩んでるヒマはない。とにかくやるしかない。
・・・明けない夜はない。これが終わったら、また映画を見たり、遊びにいったりしたいな。これを見ているみなさまも、また遊んでくださいね。
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Comments
頑張ってしか言えないけど、頑張って。
無理をしないで、一歩ずつですよね。
焦らずたゆまず・・・・。
私も一歩ずついきまする。
Posted by: ぐーたん | 2007.12.03 09:14
ぐーたんさん、ありがとう♪
おかげさまで一番苦しいところは乗り越えた気がします。
焦らず、たゆまず、ですね~ほんと。
Posted by: BUBI | 2007.12.04 23:42