poem(66)
私はきみを愛し続けるために自分を変えた
どんなに両思いのカップルでも、
お互いの気持ちが寸分の違いもなく一つになることなんてあり得ない
たくさんすれ違う
そばにいて欲しいときにいなかったり
優しくしたつもりなのに喜んでくれなかったり
相手のためを思ってしているのに思いがけず怒りを買ったり
・・・だからね
誰かを好きでい続けるためには
自分とは違う存在である相手の隣で
自分が変わっていかないと
ずっと変わらず大好きでいることはできないんじゃないかな
私はきみを大好きで
だから出会う前の私とはずいぶん変わった
それはね
相手に自分を合わせるってことじゃなくて
相手を受け入れる自分になること
その違いが分かるかな
私が私であることは何も変わらない
でもきみを好きでいることで良い方へどんどん変わっていく
ひとりぼっちだった世界が変わっていく
人が人と出会い
関わりを持った時点で
一人だった時とは必ず何かが変わる
その変化を受け入れていくことがおそらく
「人を愛する」ってことの本質だと
私は思うんだよ
きみはもしかしたら
きみのせいで私が変わった、なんていうと
またなんだか負担に思うかもしれない
でも違うんだ
きみを好きになり
きみという存在で強くなる
だから私はきみにとても感謝していて
伝えたいと思う・・・それだけなんだよ
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