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2008.01.11

お金をかける趣味、かけない趣味

新風舎 民事再生法申請へ 

 昨日、囲碁専用SNS、「goxi」で、囲碁に関して「趣味にお金をかける」ことについて語ったばかりなのですが、その翌朝、上記のようなニュースを見ました。

 いやぁ~テレビで新風舎の営業トークを放映していたのですが、これすごいですね。

 たくさんの人の作品に、
「この作品は素晴らしい、ぜひ出版すべきだ」
 みたいなことを言って自費出版させて、もうけた会社だったらしく、契約者とのトラブルで裁判になっていたりもするらしいのですが・・・

 いや、ご多分にもれず、自分で小説や詩を書いている私。一度は新風舎での自費出版、検討しましたとも。 なんでも500万くらい出せば、書店におけるバーコードなどもつけて、出版できるとか♪ その当時、私は学生で、500万なんてお金は夢のまた夢でしたから、いつか大きくなったら(笑)500万、新風舎にかけてみようかなんて夢をみたものでした(ホントの話)。
 しかし・・・

 大学で、私は雑誌を出版するサークルに入っておりました。もちろん、新風舎バージョンではなく、自分で原稿を作ってレイアウトまでして、印刷会社に20万くらいで頼んで100部くらい作ってもらうオフセット誌。
 それを学内で100円で売ってたのですが・・・100円でもなかなか売れませんね。
 ああ、でも100部くらいならなんとかはけたかなぁ^^

 本を発行して、人に買ってもらうということがどういうことなのか。なかなか厳しいことですよ。

 私はそのとき、書くことを商売にすることはやめようと思ったものです。その後、こうしてインターネットも発達し、誰もが簡単に、自分の書いた小説や詩をその気になればいろんな人に見てもらうことができるようになりました。

 新風舎でプロデュースしてもらうことを検討したときに、一番ネックになったのは、その本を500部作ったとして、500人、読んでくれる人が果たしているのだろうか、ということでした。

 1冊100円で、たったの100部でも、雑誌は学内でなかなか売れなかった。 と、したら、自分の詩の本なんか作ったって、せいぜい10部か20部をただで配るくらいのもので。
 10部や20部ならば、コピーして配ればいいだけです。500万かけて本にして本屋に置くほどの価値は自分の作品にはない。
 多分・・・私は、物語を書く人であるのと同時に読む人でもあるので、その辺はしっかりと自分の作品の商品価値を判断し、新風舎に500万突っ込むことはせずに済みました。よかったなぁ。

 そして今でも、私にとって書くことは趣味です。投稿冊子に詩や小説を載せて人に読んでもらったりもしています。けれど、それは決して商売ではなく、本当に・・・「趣味」として。
 「趣味」ならば、無理してお金をかけなくて良い。ブログも見たい人だけが見に来ればいい。その気楽さが好きなんですよね。

 私にとって「趣味」とはすべからく「無料」のものだったりします。金銭的なことが絡まない、純粋に「好き」なだけ。好きだからできること。だから、趣味にお金をかける、ということがどういうことなのか、実はあまりピンと来なかったりします。

 新風舎で自費出版をした人たちにとっては、出版は「趣味」だったのかな。それとも・・・
 本を出して、その本を買ってくれる人がいるならば、もうそれは趣味じゃないだろうな。お金を出してくれるなら、その分、相手を満足させなくてはいけないし、売れない本を出して赤字になるようなら、その責任は自分でとらないといけない。

 私はやっぱり「お金をかけない」趣味が好きだなぁ。
 だからブログも続けています。ココログも「ベーシック」で(笑)。
 
 いつか自分の好きなことのために、いくらお金をかけても惜しくないと思えるようなことに出会えるのかしら。
 みなさんはそんな「趣味」お持ちですか^^

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Comments

こんばんは。ひさびさにお邪魔します。

私の近所にも自主出版で絵本を出した方がいるんですが、彼も販売には非常に苦労していました。

1000部がはけないと次作は出版できないといわれたらしく、さらには本屋さんに置いてもらう営業は自分でやらなければならない為、当初は本屋さん行脚の毎日だったとか。。。

なんとか必要部数販売にはこじつけられたらしく、現在は2作目の絵作りにとりかかっているそうです。

素晴らしい小説やエッセイに出会えたときの感動って、言い表せないくらいに衝撃的だったりしますよね。

そんな感動を、自分が発信できたら、どんなにいいだろう?と私も想像したりします。

夢を見ているときは、悪いことを想像する脳みそが麻痺している場合が多いですよね。

でも、そんななかでも、やっぱりお金=リスクという図式を決して忘れてはならないことだと思うんですよね。

×百万も投資するなら、それに見合うくらい契約書を読み、約款の意味を吟味する努力はしなきゃいけないんですよね。

この図式に則って、私は趣味にお金をかけまくるタイプかな?

今のところ、リスクに見合った楽しい思いをさせていただいております♪

Posted by: HR-Miller | 2008.01.11 at 22:50

向こうは、皆さんに任せて、こちらに書きましょ^^

基本、掛けられるお金があれば、お金を掛けても良いかな!?と思うのが、趣味だと言える。と、私は思いますが、
なるべくなら、安くあげようとする金銭感覚と、趣味へ傾倒していく気持ちとは、自分の中で、双方成り立っているのに、どうも相容れない気分で、私の中に、いつもあります^^;;

自分の中では、いつも理由付けや、お得なはず。と、納得していますが、思えば囲碁も、当初より倍額ぐらいのお金を掛けてしまっていますし、ただの様に見える散歩でも、より履きやすく、歩きやすい靴が欲しいし、こうして書く事にも、電気代がいるし。。

と、およそ生きている事が、お金を掛ける事ですから、結局は、病気で、病院にお金を払うくらいなら、趣味に使おうと、私は思っています。

でも、それにしても、全ての事、私と言う人間の適正金額は、いくらなんでしょうか!?

以上、少々デフレぎみで、デノミしないとダメか?のわかばマークでした^▽^

Posted by: わかばマーク | 2008.01.12 at 02:43

BUBIさん、そういえば、このブログって、携帯から読めないんでしょうか?
携帯からコメントを入れるのは、私には大変ですけどね^^

Posted by: わかばマーク | 2008.01.12 at 13:07

>HRさん
どもども、おひさしぶりです。
今年もよろしくお願いします。

>夢を見ているときは、悪いことを想像する脳みそが麻痺している場合が多いですよね

なるほどー。賭け事などはそれで成り立ってるのかも・・・
趣味は楽しく続けたいですから、お金をかけて悔しい思いをするよりは、楽しい思いができればよいんだと思います。

HRさんは今年もいっぱい海に行かれるだろうな~

>わかばさん

ココログは携帯にも対応しているようです。

http://support.cocolog-nifty.com/howto/2006/03/post_638c.html

インターネットは基本料金だけですが、携帯だとパケット通信料金がかかっちゃうので、私は見たことがないのですが^^;

さて、趣味についてですが、わかばさんが書かれているとおり、人それぞれ「金銭感覚」と「好きという気持ち」のバランスが大事なのでしょうね。

この、本の出版の話は、好きでやってたはずのことなのに、その思いが高じたがゆえにバランスを崩してしまうことが実際にある、といういい例なのかもしれません。

「好きだからお金をかけたくなる」
のは自然なことなんですけど、「好き」という気持ちは、お金をかけられる人もかけられない人も、ほんとは変わらないはずで。

 逆に、お金をかけてしまったことで、それに見合う成果が得られなかったりすると、がっかりしてしまいます。
 私はそうならないように・・・書くことにお金をかけなかったように、囲碁にもお金はあまりかけられないけど、ずっとずっと好きでいたい、と思います^^

Posted by: BUBI | 2008.01.12 at 20:06

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