« February 2008 | Main | April 2008 »

March 2008

2008.03.31

「天ぷら」と「はんぺん」

 名古屋では、朝、喫茶店にいってコーヒーを頼むと、なぜかゆで卵やトーストがいっしょに出てきます。
 「モーニングセット」というヤツで、頼んでなくても、朝ごはんがついてくるサービスなのです。ちなみに、朝ではなく午後にいくと、コーヒーしか頼んでないのに、自動でドーナツやお菓子がついてきたりもします。いいところですな、名古屋って。

 友達とそんな話をしていて、ふと、名古屋方面に住む友人が東京に出てきたときに、朝、高速バスで東京に着いたので、
「いっしょにモーニングをしよう」
 と誘われた時のことを思い出しました。新宿駅の駅の中にある喫茶店にいって、私は当然のごとく、「コーヒー」と「モーニングセット」を別々に頼んだわけですが、友人はもしかしてびっくりしたかなぁ? その時は何も言ってなかったけど。
(トーキョーではコーヒーにモーニングセットがつかないの?)
 とね。まあ、いろんなところをいっぱい旅行している友人なので、そんなもんか、とは思ったと思いますが。

 そんな話をみんなでしていた時に出た面白いネタをもういくつか。

 「さつま揚げ」というと、茶色い練り物を思い浮かべますが、鹿児島ではあれを「さつま揚げ」とは言わないそうです。ではなんていうかというと「天ぷら」だそうです。・・・当然、浮かぶ疑問。

 「じゃ、天ぷらはなんていうの?」
 
 天ぷらというとエビやイカ、またはサツマイモやにんじんやちくわに衣をつけて揚げた料理。でも、この天ぷらも「天ぷら」なんだそうです。茶色い練り物とはまったく別物だよなぁ・・・同じ「天ぷら」っていうんじゃ、会話しててどっちの天ぷらか分からなくて困るんじゃなかろうか。

 そしたら同席していた佐賀出身の友人がうまい喩えをしました。

「英語だと兄も弟もbrotherなのと同じだよ」

 うむ。確かに(笑)。

 ちなみに名古屋方面の友人たちは、関東でいう「さつま揚げ」を「天ぷら」とも言わないけど「さつま揚げ」ともあまり言わないらしい。なんというかというと「はんぺん」だそうです。

 「はんぺん」・・・といえば、関東人は、白くてふわふわのあれを思い浮かべますが、どうも名古屋方面ではあの白くてふわふわのはんぺんはあまり見かけなくて、さつま揚げを「はんぺん」と呼んでいるとか。

 ・・・・へぇ~~~~・・・・

 うむ。この間、テレビで「浜松ではお好み焼きにたくわんを入れる」なんて話を紹介していたのを見て面白がっていたのですが、友人同士で話していても、意外とこんなネタがあるものなのだなぁ。

 そういう文化の多様性が面白いなぁと思う今日この頃。テレビやネットが普及しても、生まれ育った地域での「当たり前」ってあるものなのですね。
 何か面白い話を知っている人は教えて下さいね。

| | Comments (6) | TrackBack (0)

2008.03.28

咲くLove・・・

  私が通勤で通る道の桜も満開になりました。

  ・・・美しいです・・・やっぱ桜ってきれい・・・
  
  みなさまのところはもう咲いたでしょうか。

  ブログも、テンプレートを変えてみました。
  
  素敵な春をお過ごし下さい。


 「さくら、咲く」

 桜の花を見ると
 胸がいっぱいになるのはなぜなのか
 今まで気が付かなかった

 ・・・そうか、きみが遠くにいくことを決めて
 新しい一歩を踏み出したのがこの季節だった

 私はちょっと驚いたけれど
 今年と同じように桜の下を歩きながら
 きみの新たな門出が
 きみに幸せをもたらすように祈っていた
 
 様々な時代にどれだけ多くの人が
 この花に願いをこめたろう
 叶えられた願いもあれば そうでないのもあるだろう
 それでも

 叶わなかった願いはそのままに 
 桜は今年も花開く
 きみの幸せをまたこの花に願いながら
 この春も・・・

 サクラ サク

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2008.03.26

たりないもの占い

たりないものうらない

これを試してみました。
・・・いや、この類のネットの占いって結果はただランダムに出ているだけと分かってはいるのですが・・・なぜ当たってるような気がするんだろう(苦笑)。

ま、結果をご覧あれ。

(引用開始)

BUBIさんに たりないもの を100人に聞いてみました。

現実感 (54人)
風格 (9人)
お酢 (8人)
会話 (8人)
人を見る目 (8人)
欲 (5人)
キス (4人)
IQ (2人)
ビキニ (1人)
ビタミンA (1人)

(引用終わり)

 言われてみれば確かに足りないものばかり。

 しかしそんなに『現実感』ないですか(爆)。確かに毎日ままごとみたいに暮らしていて、子供を産んだり、育てたりしてないもんな。

 『風格』も確かにからっきしです。しかし、指摘されるほど必要なものなのかは疑問。ま、ちょっとは欲しいと思いますが。

 『お酢』は日々摂るようにここがけているものの一つ。なぜ分かるんだろう・・・

 『会話』 だって一人暮らしだもん、しょーがない。

 『人を見る目』 ・・・そんなはっきり言わなくても。

 『欲』 自分でも自分のことを欲のない人間だなぁと思います。だから日々幸せです。

 『キス』 うん。足りない。

 『IQ』 知ってましたが・・・そんなはっきり言うか~!?

 『ビキニ』 足りないままでけっこうです。

 『ビタミンA』 にんじん、あんまり好きじゃないんだもん。

 みなさんもお試し下さいね。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2008.03.24

トレーニングのBGM

 たまにスポーツクラブへ行くようにしています。
 いつものトレーニングのラインナップは、

1 ジャージのズボンとTシャツに着替え、血圧を測る
2 ストレッチ10分程度
3 エアロバイク40分程度
4 筋力トレーニングマシーンを何種類か。各20回
5 ヨガマットの上で、腹筋を少し。クールダウンにストレッチ10分。
6 血圧を測った後、お風呂で汗を流して帰宅。

 以前は、ここ、プールもあるので、5の後でプールで泳いだりしてたんですが、ちょっとここ最近は、面倒になってきて、ジムだけで引き上げることが多くなってきました。プールもリラックスしていいんですけどね~

 で。
 最近は、CDウォークマンを持ち込んで音楽を聴きながら3をするようになりました。前はジムに備え付けの「日経ヘルス」を読みながらやっていたのですが、最近、週1で行っているので「日経ヘルス」も読んじゃったんで。40分黙ってエアロバイクをこぐのって何もしてないとけっこうつらいんですよね・・・

 先日は姫神の「風の伝説」というCDをBGMにしました。

 このCD、こういう時に聞くのに大変向いています。聞いている内にテンションが上がってきて、姫神の曲の中でも一番有名な「神々の詩」が後半にあり、それを聞くころにちょうど40分。さわやかな気持ちで終えることができるんですよね。

 姫神があまりはまったもので、やっぱり歌がない曲がエアロバイクのBGMには向くのかと思い、次の時は「ジブリコレクション」にしてみました。「ハウルの動く城」や「紅の豚」の曲がヴァイオリンとピアノの演奏で入っているCDだったのですが、ちょっと姫神の迫力には負けました^^ 
 
 このときはエアロバイクでなく、ランニングマシーンで早歩きをしていたときで、途中で飽きてやめたくなってきたときに、聞こえてきたメロディが・・・「となりのトトロ」の曲。「♪となりのトトロ、トト~ロ」も良いですし、「♪歩こう、歩こう、私は元気、歩くの大好き~どんどん行こう」もなかなかグッドタイミング。
 ちゃんと決めた時間を歩き通すことができました。

 外をジョギングしたりウォーキングするときは危ないのでCD聞きながらはできませんので、こういう楽しみは、スポーツクラブならでは、って感じがします。
 今度は何を聞きながらトレーニングしようかな。お勧めは何かありますか^^
 ・・・そうだ、今度は懐かしのドラクエⅣのBGMあたりでいってみようかな。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.03.23

「人生の楽園」

 昨日、たまたまテレビをつけていましたら、こんな番組をやっていました。

「人生の楽園」

 以前からやってる番組なんですが、初めて見ました。

 人生の楽園、とは何かというと、要するに市井の人々の「第二の人生」を紹介している番組です。昨日の番組はとても興味深い話だったので、チャンネルを替えられなくなってしまいました。

 1件の家に3組の夫婦が一緒に住んでいるんです。3組とも、ご主人はサラリーマンだったんですが、その仕事は引退していて。田舎に家をたてて、野菜を作ったり、ニワトリを飼ったり、しいたけを栽培したり、いろんなことしながら6人で暮らしている。

「へぇぇぇぇ~」
 と思っちゃいました。6人がいっしょで、男手もあれば、たいていのことは何でもできるだろうな~
 と、思ったら、やっぱり、というか、当然というか、この3組のご夫婦、女性三人は姉妹なんですわ。確かにそれならうまくいくかもなぁ。

 この人たちがすごいのは、ただ暮らすだけじゃなくて、6人でいろんなことにチャレンジしていることです。村の一角の畑を借りて、野菜ではなくお花畑を作ったら、近所の人にも好評で。今年は1万本の向日葵畑を作ることを企画しているのだとか。

 または、男性3人が、露天風呂作りにチャレンジしたり。現役だった頃に電気の配線だったかな・・・そういう関係の仕事をしていた経験を生かしてやってみたと言っていましたが、そういうのいいですね。昔取った杵柄で新しいことにチャレンジする、なんて。

 うらやましいなぁ。年をとってもそういう仲間がいれば楽しいだろうな。

 一人の奥さんの話が面白かったです。
 ご主人と二人だけで旅行とか行くことも以前はあったそうです。でも、別に二人でどこか行っても、家で過ごしていることの延長でちっとも面白くない。でも6人いると、楽しいし、面白い。
 一人が何か面白そうなことを思いつくと、残りのみんながそれに加わって、さらにたくさんのいろいろなことができるそうです。

 6人で生活するということを決めた時、やっぱり周囲には反対されたそうですよ。絶対うまくいかないからって。でも、今、ちゃんと仲良くやっている。もちろん、食べ物の好みが違ったりもするんですが、
「6人いればね、大体誰かが何かが嫌いなのよ(笑)」
 つまり、そういう「違い」もちゃんと受け入れた上の共同生活なんですね。へぇぇぇぇ~。いいなあ。

 やっぱ姉妹じゃなきゃ、こういうのって無理かなぁ。
 私はひとりっ子で兄弟はいないんですが、年をとったら、こういう生活をするのが夢なんだけどな。

| | Comments (5) | TrackBack (0)

2008.03.21

斉藤さん

 昼休み、友人と近くのファミレスで昼食をとった時のこと。
 友人は和風ハンバーグで、私はサラダとパンのセット。友人のハンバーグの方が早く出てきました。

 ハンバーグを食べようとした友人が言います。
 「このハンバーグ、温かくない!」
 
 友人が、お店の人に「このハンバーグ、なんか冷たいんですけど」と言いましたら、そのハンバーグは提げられて、ちゃんと別のが出てきました。めでたし、めでたし・・・なんですけど。

 そういえばこの友人と食事をするシーンではそういうことが何度もあるな・・・と思いました。
 ちらし寿司に髪の毛が入っていたとか、サラダに虫がいたとか、ハンバーグが生焼けだったとか・・・

 私は何かあるかしら・・・嫌なことはすぐ忘れるので、あまり覚えていないのですが、もちろん自分にもあるような気がします。
 確率的には多分、そういうことが起こる可能性は同じなのに、なぜか友人の食べるものに何か不都合があった時のことはよく覚えている。なぜなんだろう?

・・・そうか。自分だったら、言わないから、ですわ^^

 何か変なものが入っていたら、食べるのをやめて、その店にはもういかないだけで。
 店の人にクレームをつけることはまずしない。お金もとりあえず払う。

 みなさんだったら、やっぱりお店の人を呼んで取り替えさせますか?
 
 気が弱いのもあるんでしょうが、基本的に面倒だというのがあります。店の人に「すみません」と言われるのもなんだか煩わしい。

 嫌なことや不愉快なこととはなるべく縁遠くいたい。それが自分のことならば、忘れてしまえばそれで済むので・・・

 ちゃんと言える人は、えらいなぁと思います。でも大変だろうなぁとも。
 
 先日「斉藤さん」というドラマの最終回を見たのですが・・・私は絶対「斉藤さん」にはなれんなぁ~

| | Comments (7) | TrackBack (0)

2008.03.17

昇級しました♪

 日本棋院の「土曜囲碁サロン」という囲碁教室に通っています。
 この教室では、生徒同士の対局で3連勝すると昇級できるのですが、先週の土曜、3勝目をあげましたので、次からはおそらく昇級。今までここでは3級で打っていたのですが、次から2級です。 

 やったーーーーー♪♪♪

 囲碁の級というのは、決まった基準があるわけではなく、通っている教室や碁会所ごとにブレがありますし、インターネット上のゲームサイトではかなり強い有段者でも級位者だったりします。
 レートのあるネット碁会所では怖くて打ったことがないこともあり、果たして自分が何級が妥当なのか、ネット上の基準では分からないので、一応、この教室の級を自分なりの励みにして打っています。

 3級に上がったばかりの頃は全然勝てなくなって13連敗とかしました。
 3級に上がってからも、1年以上はたっており・・・長かったなぁ・・・

 囲碁を始めた頃は、初段くらいにすぐなれると言われてその気になっていました。でも1年たっても2年たっても3年たっても初段にはなれず。よほどの優秀な人は別として、そうでない人はそう簡単に段なんかとれないということを知ったのが去年の初め頃でした。
 それからはもう焦らずにのんびりやることにしました。負けるよりは勝ちたいという思いは、勝負事である以上、あるわけですが、勝っても負けても、碁を打つことを楽しめるようになりたいと思うようになりました。

 級が上がっても勝ったり負けたりするのは同じ。勝ちの方が多くなってくれば昇級なので、またしばらくは負ける方が多くなるだろうな。
 つまり、囲碁って、囲碁を始めてからずっと、勝つことよりも負けることの方が多いのが当たり前なゲームなので。負けて「悔しい、次は勝ちたい」という気持ちは必要なんですけど、そこでへこんでたら囲碁は続けられない。まぐれで勝つということがほとんどあり得ないゲームですし。

 よく続いてるよなぁと思います^^;

 きっと・・・碁を始めた頃、負けて落ち込んでいると、師匠を始め、先達の方々が励ましてくれたり、いっしょにがんばろうといってくれる友人がいたからだろうな。
 私も自分よりもまだ級が下の人に対して、そんな、いい上手(うわて)になれたら、と思います。でも、2級から1級、1級から初段。山の頂は近くに見えてもまだまだ遠い。
 これからもがんばります。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.03.13

面白理科実験サイト

 子供の頃、家に「こども百科事典」という本がありまして。挿絵がフルカラーで、字など読めない頃から、よくその百科事典を眺めて遊んでいました。内容は、「社会&理科」という感じで、世界の国旗の一覧や、月面図や、車の種類や、春の植物や・・・そんなの類の知識に馴染んでおりました。

 おかげで小学校では理科が大変よくできました。テストで100点とれるのは理科と国語。
 ・・・まー、算数が超苦手だったので、中学や高校にいって、物理や化学の世界になってくるとさっぱりで、理数系にはいけなかったわけですが・・・

 以前「Newton」という雑誌で「光の正体」を読んで面白かった、という話をこのブログにも書きましたが、その「Newton」という冊子には、子供が手軽にできる理科の実験がいつも最初の方のページに載っています。Newtonの記事というよりは「日本ガイシ」の企画広告ページなのですが、これが大変面白い。やってみたい実験ばかりなのですよね。

 実はつらつらとネットを眺めているうちに「日本ガイシ」さんが「Newton」で紹介した実験を一覧にしてホームページに載っけてるのを発見しました。
 すごい・・・さすがネット社会。便利な世の中になったものだ。
 私と同じ趣味の方は、そう多くはないと思いますが、ご紹介させていただきます。
 
 「NGKサイエンスサイト」

Newtonの2月号に載っていた 「緑の野菜がワインカラーに」の実験は・・・自分でやると面倒そうですが(おいおい)誰かがデモンストレーションしてくれるなら、ぜひ見てみたいなぁ~

| | Comments (3) | TrackBack (1)

2008.03.10

poem(70)

子供の頃 学校があまり好きではなかったので
始業式や入学式のある春の桜は
私にとって憂うつな季節の先触れだった

けれど今は少し違う

母が臥せっていたあの病室の外では
3月の長雨がしとしとと降っていた
意識がなくなった母の横で
私が小さな声で歌ったのは何の歌だったろう

そして母が亡くなったのは4月
死に目に立ち会えなかったのが幸か不幸か
それは分からない
けれど迎えた旅立ちのセレモニーの日は
桜咲く暖かい日だった

私が知る限りでも
病で床に伏せることが多かった母
そのことでずいぶん自分を責め
それでも時に冗談を言っては笑い
いっしょの少女マンガを読んで
いっしょにドラゴンクエストをプレイして
銀の鍵の在処を教え合ったりもした

4月の桜は私にとって
今は『旅立ち』の先触れ

新たなる全ての始まり

そこで見ていて
あなたの娘の一度きりの一生を
この春も

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.03.05

オール互い先の意味

 「LIVEが終わって、ちょっと気が抜けた」と前の記事に書きましたが、もう一つの趣味「囲碁」の方が、気分的に盛り上がってきました。

 碁のSNS、つまり、mixiの囲碁バージョン「goxi」に入っていて、そこで3月から仲間内での大会が始まっており、私も参加させていただいています。
 級から初段まで限定のコミュニティの大会で、9人が参加しているのですが、この大会のルールが「オール互い先」。ハンデ付きのリーグ戦は経験したことがありますし、普段通っている日本棋院の土曜囲碁サロンでも級が違えばハンデ付きで対局するので、なんだか新鮮な感じです。

 中には明らかに、私よりも実力が上な方も。
 ルールはルール、玉砕覚悟で挑みますか~。

 もし、最初から勝てないのが決まっているのだとすれば、何を目的に打つべきなんだろう、とふと考えました。

 私は、「碁」って、打ち手に実力の差がある場合は、最初から勝ち負けが決まっているゲームだと思っています。なぜなら、運が勝敗を左右しないから。

 ハンデなしで勝ったり負けたりするのは実力が拮抗しているからこそ起こり得ることです。実力が違う者同士じゃゲームにならない・・・だからこそ、置き石というハンデが決まっているわけですね。
 
 必然的に・・・実力に差があって、かつ互い先だったら、無理矢理に勝とうとしても仕方ありません。無理矢理に打つとなお悪くなるのが囲碁ですしね^^; かといって、普通に勝とうとするには、知識も経験も実力も『現時点』では足りない。

 だとしたら・・・そうか。学ぶためか。
 今の時点で相手と自分の差が何なのか。それを学び、次の課題にするために打つんだな。
(また、当たり前のことを書いてしまった)

 勝つためじゃなくて・・・自分に今、できる最善の手を打って、それでも負ける。だとしたら自分の「最善」に何が足りないのか、相手の何が自分よりも上回っているか、それを学ぶための互い先なのですね・・・

 うん。
 なんだか負けるのも楽しみになってきました。

 ハンデ戦である置き碁だと、その辺の「実力の差」がはっきり分かりません。また、有段の方と互い先を打ったら、手のひらで踊らされて終わってしまう。級位同士なら、ちょうどいいかも。

 「今できる自分の最善の手」を・・・そういう碁を打てるように、がんばります。

| | Comments (4) | TrackBack (0)

2008.03.03

「僕の身の程じゃなく夢だけを照らしてよ」

 何回かこのブログでも記事にしていますが、3月1日に、趣味のバンド仲間が何組か集まってライブスタジオを貸し切ってやるLIVEに、中島みゆきさんの曲だけを演奏するバンド「ぷれなみ」(「Let's play 中島みゆき」の略です)で参加してきました。今回はこの4曲を演奏しました。

「宙船」
「夢の通り道を僕は歩いている」
「新曾根崎心中」
「愛から遠く離れて」

 最初の「宙船」はTOKIOの曲でドラマの主題歌にもなったので知っている人は知っているかもしれませんが後はファン以外はまず知らないであろうアルバム曲。相変わらず通なことをやっております^^;

 LIVEは我々以外は、中島みゆきファンじゃない人の集まりなので、「なんだかな~」という感じだったと思われますが、私の職場の人も1名、聞きにきてくれていたので感想を伺うと・・・

「これ、全部、中島みゆきの歌なんだよね? いろんな曲があるんだね。面白かった」
 と言っておられました。

 ふむ。そうですね・・・今回はまったくカラーの違う4曲だなぁ。それだけいろんな曲をできるほど、バンドの構成が充実したということかも♪ 以前に比べ、ギターのスペシャリストが加わり、今までギターをやってた人がサックスで参加出来るようになって、音が厚くなりました。

 私たちのバンドの特色の一つは、特定のヴォーカルがいないこと。
 今回の4曲も全てヴォーカルが違うんですよ。それぞれ、その歌に合ったヴォーカルが歌っていて、それもバラエティに富む要因の一つかもしれません。

 私は、以前クラシックギターをちょこっとやっていたので、簡単な曲ならベースを担当していますが、歌も歌わせてもらっています。今回は、「夢の通り道を僕は歩いている」を歌いました。本日のタイトルは、この曲の一節です。
 中島みゆきのアルバムだと、有名な「地上の星」が収録されている「短編集」というアルバムに入っています。そういえばこのアルバムって、みゆきさんにしてはクセのない、あっさりした仕上がりで、中島みゆき初心者の人にぴったりな感じがします。

 今回はずいぶんこの歌を歌ったな~。カラオケに練習にいって何度も歌ったし、みゆきさんの歌も何度も聴きました。 夢を追って歩く内に行く先を見失い、途方に暮れて・・・

(引用開始)

 月よ 照らしておくれ 涙でにじまないで

 僕の身の程じゃなく 夢だけを照らしてよ

(引用終わり)

 夢、か。私の「夢」はなんだったろうな。
 LIVEまではりあえずLIVEのことだけ考えてがんばってきましたが、終わったらちょっと気が抜けてしまいました・・・
 

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« February 2008 | Main | April 2008 »