3年1ヶ月
今の部署になってから3年1ヶ月たち、このたび5月1日で異動することとなりました。
後任は、またまた女性です。去年結婚したばかりの女性。
話によると「いつ妊娠&出産するか分からない」そうですわ^^;
この3年の間に、同じ係の女性二人が立て続けに妊娠、出産、育児休業となりました。その二人が戻ってくるまでは、この係を守る覚悟でずっとやってきました。
その覚悟どおり、2月から一人が復帰、5月からもう一人が復帰することになっているので心おきなく異動できるのですが、すっかり、私の係はそういうポストになってしまったようです。
みんなが子供を持ち、育児休業も定時に帰るのも当たり前、限られた時間にできるだけをやる、それが当たり前になるなら、それはそれで、お互い様で助け合えるからいいのだろうな。
私がこの3年で向き合ってきたのは、何だったのだろうとたまに考えます。
責任を持って仕事をすること、と、仕事以上の責任がある子育ての間で、私よりも若い世代の彼女達は割り切って仕事をしているようでした。
「私がフォローしなければ」、「私が庇ってあげなければ」という思いさえ、実は私の驕りだったのかもしれない、という事件もありました^^;
私は、自分が独身だからと、肩に力が入りすぎていたのかもしれません。
今は、子供がいる女性が働くのは当たり前。そして、そうした女性の働き方にあわせて仕事の方を変えていく。それでよかったのかもしれないと、今は思います。
「Aroud40」などを見ていても、いろいろな立場の女性が並存するのを客観的に見ることができて、わが身を振り返ることしきりです。
家庭を持つ女性、持たない女性、子供のいる女性、いない女性。
それぞれに悩みをもちながら一生懸命に自分の人生を生きている。
他人を思いやるには想像力が必要です。
子供を持たない女性に子供を持つ女性の苦労が分かるかと言われた時に、確かに経験がなきゃ分からないのは当然なのだけど、そこで、そう割り切ってしまったら、溝ができてしまう・・・
違う立場の人間がいっしょに社会を作って行くならば、私たちはもっともっと、自分のことだけでなくて、いろんな人の立場に思いを馳せなければならないのかもしれません。
なぜなら、そういう社会になることを私たち自身が望んだのですから。
あらゆる立場の女性が、それぞれの場所で、みな等しく幸福になれるように。
生き生きと暮らしていけるように。
今度の部署は上司も部下も、全て男性です。 うわ、久々だ~
ま、仕事なんて、いつだって、自分のベストを尽くすしかないのです。それでダメなら、ダメなヤツと評価され閑職に追いやられるのが大人の社会。どっちに転んでも、自分ができることをやる。それしかないのですわ。もう、だてに10年以上勤務してません。矢でも鉄砲でももってこい(笑)
連休明けからも張り切って、かつ適当に肩の力を抜いて、やっていきます。
Recent Comments