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2008.06.02

結婚式の翌日

 土日に昨日の記事に書いたとおり、伊豆へのんびり旅行に行ってきました。
 エステをしたり、バラが満開の公園を見に行ったり、おいしいお魚を食べたりしまして・・・楽しかったな。

 で、楽しみにしていた旅行が終わってしまったので、ちょっと気が抜けてしまいました。
 おとぎ話はラストが「めでたし、めでたし」で終わるけれど、私たちの日々の生活には終わりがない。
 だから、楽しい「ハレ」の行事が終わった後は、日常が始まります。
 ・・・私は結婚したことはありませんが、もしかしたら結婚式が終わった後の翌日も、こんな気分かも!?
 
 『物語は終わり、生活が始まる』

 何かドラマティックなことが終わってしまったあとに続くのはいつだって「生活」で、私たちの現実は「生活」の方が大半を占めています。そのことに気が付くとちょっとがっかりしたりもするんですが・・・

 でもね。
 最近はこんなふうに思うのです。

 たとえば、囲碁のマンガ「ヒカルの碁」では。
 平安時代の囲碁の名人、「佐為(さい)」の霊がヒカルという男の子に取り憑lくところから話が始まります。ヒカルは佐為につられて碁を始めるのですが、その内に自分自身でも本格的に碁を目指し10代でプロ棋士になります。
 
 その後、佐為は消えてしまう。自分の役割を終えたと感じて・・・

 それでも物語は続きます。ヒカルは、今までずっといっしょにいて、自分を導いてくれた佐為という大切な存在を失うのですが、その後も、ヒカルはプロ棋士として打ち続ける。マンガはそこで終わります。

 始まった物語はいつかは終わる。
 でも、それは一つの物語の終わりであって、また次の物語が始まる。

 自分の一生もそんな感じなんだろうなって思います。いろいろな出会いがあり、いろいろな場所へいき、失敗も成功も繰り返しながら、小さなドラマがたくさんあって。

 私も、今日からまた、新しい毎日が始まります。

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