poem(73)
夏休みの3日間
きみのことをあまり考えてなかったのに気がついた
どこにいても何をしていても
ずっときみを思ってばかりいた
この5年だったのに
何のために生きるのかなんて
今更問うことはもうしない
私の答えはすでに出た
「与えられた時間の中で
どれだけ自分のやりたいことができるか」
生きる意味というのは本当にこれだけ
「やりたいこと」に意味はなくていい
自分にとってだけ意味があればよい
植物や他の動物がそうやって生きているように
私も私のためにただ…
ねぇ、きみ
私の一生は何で
その中できみとの出会いはいったい何だったのだろう
「夢」ではなかった
「現実」だった
私はここで生き
今でも
目を上げた視線の向こうにきみがいる
そしてそのずっと先に
あの黎明の丘があって
そこにたどり着くまで
私はきみを追ってどこまでもいける
私が先なら待っている
きみが先なら追いかける
いつか必ず
またそこで会えるだろう
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