吉田修一「悪人」
吉田修一の「悪人」という本を読みました。
図書館で借りようと予約していたらものすごい数の予約が入っていてやっと借りることができましたが、この年末、バタバタしていてなかなか読めず、実は、昨日が返却期限だったのに、今日に至るまで読めてなかったんですよね・・・
よっぽど、読まずに返そうかと思ったんですが、長く待ってやっと借りた本なので、
「なんとか読んでやる」
と固い決意のもとに・・・しかし。
今朝は9時に起き、掃除、洗濯、炊事、そして、テレビでサンデージャポンの飯島愛さんへの追悼の放送を見た後、年賀状を出しに郵便局へ。
12時からは囲碁講座、そのあとのNHK杯も今日は結城聡さんと河野臨天元の対局、これがまた、オーソドックスな対局で、素人にも大変参考になるものだったので、ついいっしょに並べながら見ちゃったものだから、どんどん本を読む時間がなくなってきます。
囲碁のNHK杯が終わったのが2時。
「悪人」は分厚い本なのですが、図書館の閉館時間の6時まで4時間ありますから、4時間あれば読めるだろうと、ページを開きました。
元々、吉田修一さんという作家さんの本て初めてです。
だいぶ前に「悪人」を図書館で予約したのは、ネットのレビューで絶賛されていたからだったのですが・・・
この本、噂に違いません。
読み始めたら、一気でした。これ、多分、こんな返却時間がせまってなくても、読み始めたら止まらなかったでしょう。
たとえば「容疑者Xの献身」が好きな人なら、この本、ぜひ読んで欲しい。
・・・気が付くと5時半。図書館へは自転車で10分。
図書館へ行くと、今日が、本年の図書館の開館が最後の日だったこともあり、最後の10分でまた三冊ほど本を借りて図書館を後にしました。
余韻を味わう余裕もなく読みかえすこともできませんでしたが、「悪人」は大変読みやすいし、面白いし、よい本だと思います。
また吉田修一さんの本、読んでみようかな。
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